心の哲学で内面を探求する!おすすめ本7選(2026年)
私たちの意識とは何か? 感情はどこから生まれるのか? 自由意志は本当に存在するのか? 「心の哲学」は、 人間の内面世界に迫る魅惑的な探求の旅です。
ここでは心の哲学に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
心の哲学入門
「心とは何か」という根本的な問いに哲学的にアプローチする入門書です。
心の因果性、意識、志向性、合理性、認識といった重要なテーマを通じて、 心の本質に迫ります。本書は「心の哲学」だけでなく、 哲学的思考法そのものを学ぶ入門書としても機能し、 初心者にも分かりやすく解説しています。
(読者の口コミより)・「心とは何か」を問う心の哲学の「本当の意味での」入門書。「入門」を謳う哲学書には初学者を序盤で挫折させるビギナー殺しなものもある中で、個々の概念や立場を丁寧に解説しつつ要点を押さえてくれる。
目次
序章 「心とは何か?」という問い 心についてどのように考えていけばよいのか? 心の哲学の二つのテーゼ ほか 第1章 心の因果性 心心因果と心物因果 二元論と心の因果性 ほか 第2章 心と意識 現象的意識とクオリア クオリア問題 ほか 第3章 心の志向性 志向性 命題的態度 ほか 第4章 心の合理性 合理性と因果性 消去主義 ほか 第5章 心の認識 他我問題 心と行動 ほか
アウグスティヌス――「心」の哲学者 (岩波新書)
初期キリスト教会最大の思想家アウグスティヌスの生涯と思想を描いた書籍です。
ローマ帝国末期の動乱の時代に生きた彼の実像に迫り、 『告白』や『神の国』などの著作を通じて展開された思索を紹介しています。
永遠の神を前にした人間の「心」の探求、自由意志や悪の問題、 さらには時間論に至るまでの幅広い思想を解説し、 哲学と信仰を結びつけたアウグスティヌスの知的探究の軌跡を辿ります。
(読者の口コミより)・アウグスティヌスを知る絶好の入門書
多感な青春時代、恋人との別れ、母の死、マニ教からキリスト教への改心など、自己を見つめ真理を模索し続けた心の遍歴から、アウグスティヌスの人間像が浮かび上がってきます。
目次
第1章 アフリカに生まれて 第2章 遅れてきた青年 第3章 哲学と信仰と 第4章 一致を求めて 第5章 古代の黄昏 終章 危機をくぐり抜けて
このゲームにはゴールがない ――ひとの心の哲学 (単行本)
ウィトゲンシュタインとカヴェルの思想を手掛かりに、 他者の心についての懐疑論を深く掘り下げています。
秘密の部屋」としての心という概念から始まり、 懐疑論の急所、その示唆するもの、そして心の住処まで、 段階的に議論を展開。 日常生活に潜む懐疑論や、言語ゲームの習得と心の発達の関係性など、 具体的な事例を交えながら、人間関係の複雑さと他者理解の困難さを浮き彫りにしています。
目次
第1章 他者の心についての懐疑論 「秘密の部屋」としての心 外界についての懐疑論 ほか 第2章 懐疑論の急所 懐疑論の不明瞭さ、異常さ、不真面目さ 規準 ほか 第3章 懐疑論が示すもの 懐疑論の真実、あるいはその教訓 生活形式への「ただ乗り」としての懐疑論 ほか 第4章 心の住処 演技の習得 子どもが言語ゲームを始めるとき ほか
岩波講座 哲学〈5〉 心/脳の哲学
心身問題の歴史的展開と現代的課題を包括的に扱う一冊です。
魂の概念から始まり、デカルトの「我思う、ゆえに我あり」を経て、 現代の脳科学や認知科学の知見を踏まえた議論まで、 心身問題の変遷を追います。 特に、感覚・知覚・行動、言語と思考、感情の機能と幻想、そして脳と機械の関係など、 心と脳の哲学的考察を深めています。
(読者の口コミより)・西欧哲学だけでなく日本の哲学者の成果も参照しており、心身問題を概観するための好著
目次
展望 心身問題の現在 1 心身問題の起源と展開 魂の発見―いつ誰がどのようにして 魂から心へ―自然=記号としての「我思う、ゆえに我あり」 心から脳へ―心的因果は本当に成り立つのか? 脳から身体・環境へ―エコロジカル・アプローチと拡張した心 2 心身問題の諸相 感覚・知覚・行動―認識モデルと知覚の理論をめぐって 言語による思考の臨界―思考・記憶・イメージ 機能する感情・幻想する感情 心・脳・機械―脳科学技術の現在 探究 心/脳の哲学の未来―生態学的観点から
心の哲学史
「心」とは何かをめぐる問いが、古代のプラトンやアリストテレス以来、 どのように発展し現代に受け継がれてきたかを多面的に描き出します。
19世紀後半、ヴント氏やブレンターノ氏が心理学を新たな学問として切り拓いた時代を起点に、 フッサール氏の現象学や志向性・身体性の探究がその後の心の哲学に与えた影響までを解説。
内観主義、行動主義、認知主義、神経科学といった心理学の主要な流れや、 心理学と哲学が分かれた背景、そして両者が再び交差する現代の動向にも迫ります。
目次
第1章 心の哲学史の始まり―一九世紀、科学と哲学の交叉 第2章 心の科学・心の哲学・身体の現象学―内観・行動主義から心と身体への展開 第3章 認知システムと発達の理論展開―他者論から現代発達研究へ 第4章 心理学の哲学を基礎づけたもの―その認識論的背景と現象学的心理学 第5章 認知神経科学と現象学―身体と自己の起源を探る潮流 第6章 心理的なるものを超えた心理学―歩く・食べる・眠るの心理学へ
現象学的な心: 心の哲学と認知科学入門
現象学の視点から心の哲学と認知科学にアプローチする入門書。
意識、時間、知覚、志向性、身体化された心など、 心に関する重要なテーマを現象学的に考察します。 現象学的方法の4つのステップや、意識の志向性といった具体的な概念を通じて、 心の研究における現象学の重要性を明らかにしています。
目次
第1章 イントロダクション:心の哲学、認知科学、現象学 第2章 方法論 第3章 意識と自己意識 第4章 時間 第5章 知覚 第6章 志向性 第7章 身体化された心 第8章 行為と行為者性 第9章 私たちはいかにして他者を知るのか 第10章 自己と人格 第11章 結論
心の哲学: 新時代の心の科学をめぐる哲学の問い (ワードマップ)
心身問題を中心に心の哲学の主要な論点を包括的に解説する入門書です。
本書は三部構成で、心身問題に関する還元主義や観念論などの哲学的立場、 志向性や意識といった心の本質的な側面、 そして脳科学や心理学などの最新の心の科学と哲学の関係を扱っています。
自閉症と心の理論の関係や、精神疾患の哲学的考察など、 具体的なトピックスを通じて心の哲学の現代的意義を示しています。
(読者の口コミより)・ひとつの概念、ひとつの論点について数ページで説明しきるスタイルで書かれていて、定義を知る辞典ではなく理解を促進するミニ辞典としてとても使い勝手がいいです。
目次
第1部 心身問題 二元論―現代では何が問われているのか 還元主義―心的性質と物的性質は同一なのか 観念論―物的世界は心と独立に存在するのか ほか 第2部 志向性・意識・自我 志向性と表象―志向性は表象的特性と同一なのか 志向的姿勢―志向的な概念はなぜ行動の予測に有用か 心的内容―心の内容は内的状態により決まるのか ほか 第3部 心の科学と哲学 他者理解―他者の心はどのように理解されるか 自己知―自分の心は特別な仕方で知られるのか 心の理論と自閉症―心の理論は自閉症を説明できるのか ほか