海洋プラスチックの問題がわかる、おすすめ本7選(2026年)
近年、海洋プラスチック問題が深刻化しています。 海洋に流れ出るプラスチックは、海鳥や魚などの海洋生物に被害を与え、 さらには私たちの健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そこでこの記事では、海洋プラスチック問題の現状や原因、そして解決策について書かれた おすすめの書籍をランキング形式で1位から順番に紹介します。 ぜひ参考にしてください。
プラスチック汚染とは何か (岩波ブックレット NO. 1003)
日常生活で使われるプラスチックが環境に与える深刻な影響を解説した書籍です。 安価で便利な素材として過剰に生産・消費されるプラスチックは、 大量に廃棄され、特に海洋汚染が深刻な問題となっています。
マイクロプラスチックや海洋プラスチックごみの現状を紹介し、 世界や日本での取り組みの動向を詳述。 さらに環境問題だけでなく、経済や産業政策の視点からも解決策を探ります。 日本の状況や個々人が取り組むべき課題についても平易に解説されており、 問題の全体像をつかむことができる一冊です。
(読者の口コミより)・プラスチックの全体像を明快・明確に示してくれ、この物質が現在、地球のどこにどのように作用しつつあるのかをわからせてくれた。
目次
第1章 プラスチックとはどんな物質なのか―増える消費と廃棄 第2章 海洋プラスチック汚染―その現状と影響 第3章 プラスチック汚染を減らすために―世界の取り組みの動向 第4章 プラスチックごみ問題を考える視点と枠組み 第5章 日本の課題
プラスチックのうみ
海洋プラスチックごみの問題について書かれた、子供向けの「絵本」です。 ページ数は36ページ。
人間が出したプラスチックごみがどのように海を汚し、 海に暮らす生き物たちの生態系に影響を及ぼしているのか、 そしてきれいな海を取り戻すためにできることを、 きれいなイラストと分かりやすい言葉で伝えています
子供が環境問題を考えるきっかけになる絵本です。
(読者の口コミより)・子供と一緒に読みたい一冊です!とても良い絵本でした。環境問題を身近に考えて、自分達が出来る事は何か?親子で考えるきっかけになりました。
・読み聞かせするには、少し文がわかりにくい
クジラのおなかからプラスチック
海岸に打ち上げられたクジラの胃から大量のプラスチックの袋が見つかったことから始まり、 プラスチックとは何か、プラスチックの問題点、生態系をこわすマイクロプラスチック、 海のプラスチックごみを減らすためにできることなどが書かれています。
小学生から大人まで幅広い年齢層に向けて書かれており、 全国学校図書館協議会選定図書にも選ばれ、 学校の図書館でも利用されています。 子供と一緒に海洋プラスチック問題を考えるきっかけになる一冊です。
(読者の口コミより)・ジャーナリストのような伝え方で内容が整理されています。読みやすく、わかりやすい。公平な視点もよかったです。
・小学校高学年のお子さんと環境問題を考えるには、いい一冊だと思います。
目次
はじめに―世界はとても困っている 1 プラスチックってなんだ?―使うと便利、でも、ごみになると困りもの 2 プラスチックはなくならない―自然にかえらず、残り続ける 3 新たな大問題が起きている!―生態系をこわすマイクロプラスチック 4 海のプラスチックごみを減らすために―できることからやってみよう
図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題
図解でわかるシリーズの「プラスチックと環境問題」編です。 タイトルに14歳からのとありますが、子供だけでなく大人にも十分役に立つ書籍です。
プラスチック問題について、その基礎知識から環境問題、プラスチックリサイクルの現状、 脱プラスチック生活への道、社会の変化についてカラーの図やイラストを豊富に使って 解説しています。
プラスチック問題について学びたい方におすすめの一冊です。
(読者の口コミより)・プラスチックを取り巻く国際社会の情勢から化学的な説明までプラスチックに関して総合的に理解する上で非常に有益な本。
・若い人たち必読ですが、もちろん大人にも読んでほしい1冊です。
目次
1 いま世界が直面するプラスチック危機 世界が生み出したプラスチック83億トン その大半がごみとして捨てられている 2050年目標では遅すぎる!海洋プラスチックごみ問題 ほか 2 プラスチックの基礎知識 人類は炭素と水素を組み合わせてプラスチックを生み出した プラスチックは性質により、熱可塑性と熱硬化性に分けられる ほか 3 プラスチックと環境問題 都市ごみ処理の移り変わり 埋めても燃やしても問題が 国境を越えるプラスチックごみ 中国が輸入禁止を決断するまで ほか 4 プラスチックリサイクルのいま プラスチックはどのようにリサイクルされているの? 日本のプラごみ有効利用率86% 実はほとんど燃やされている!? ほか 5 脱プラスチック生活への道 リサイクルより「減らす」「使わない」 3Rから4Rへの転換 自然に還るバイオプラスチックは本当にごみ問題の解決策になるの? ほか 6 プラスチックの歩みと社会の変化 天然素材の代替物として生み出され百年で世界を変えた驚異の素材 プラスチックを進化させたのは第二次世界大戦だった ほか
海洋プラスチック 永遠のごみの行方 (角川新書)
サイエンスライターの保坂直紀氏による著作です。 海洋プラスチック問題について、その現状や問題点を解説しています。
世界の海がプラスチックごみで溢れかえっている現状や、 プラスチックが地球の異物であること、 マイクロプラスチックを生き物が食べることなどについて説明しています。
日本だけでなく中国や韓国、イギリスやアメリカなども例にあげて 解説しており、海洋プラスチック問題が地球全体の問題であることが認識できます。
(読者の口コミより)・分かりやすいです。表面的な問題に留まらずプラ問題の根本に近づこうとしています。
・海洋に流れ出たはずの大量のプラスチックのほとんどが行方不明になっているという話が不気味。
目次
第1章 世界の海はプラスチックごみだらけ 海に川にあふれるプラスチックごみ 83億トンのプラスチック 動き出したプラスチックごみ対策 プラスチックごみ輸入禁止の衝撃 第2章 プラスチックは地球の異物 プラスチックはリサイクルのはみだし者 「ポリ」がキーワード 生分解性プラスチックは救世主なのか? 第3章 マイクロプラスチックを生き物が食べる 断片化するプラスチック マイクロプラスチックは地球のあらゆるところに わたしたちはプラスチックごみを食べている 第4章 わたしたち一人ひとりの力は小さいのか? ごみ拾いで海岸の環境をぎりぎり守る プラスチックごみは大問題なのか 科学の知識を社会はどう使うのか
海洋プラスチックごみ問題の真実: マイクロプラスチックの実態と未来予測 (DOJIN選書)
2007年から海洋ごみの研究を始め、 海洋プラスチックごみ研究の第一人者である磯辺篤彦氏による著作です。
海洋プラスチック汚染の実態やマイクロプラスチックが生物に与える影響などを データに基づく科学的な根拠に基づいて丁寧に解説しています。 また、海洋プラスチック汚染低減のために私達ができることについても提言しています。
推測を排除した客観的な論考なので、 海洋プラスチック問題を正しく理解できる一冊です。
(読者の口コミより)・海洋プラスチック問題の最前線について、真摯に、そして誠実に書かれた良書。多くの人にこの事実を知って欲しい。そして、研究者の執念に驚かされます。
目次
第1章 海洋ごみの現状 漂着ごみを空から測る 漂着ごみを定点監視する ほか 第2章 プラスチックごみの何が問題か プラスチックごみによる景観汚染 景観汚染だけではない ほか 第3章 漂流するマイクロプラスチック マイクロプラスチックとは何か マイクロプラスチックの発見 ほか 第4章 マイクロプラスチックの何が問題か 誤食されるマイクロプラスチック 最悪のシナリオ 一 ―化学汚染物質 ほか 第5章 私たちにできること 最後の一パーセントが残る 国内外の取り組み ほか
海洋プラスチック汚染: 「プラなし」博士,ごみを語る (岩波科学ライブラリー 288)
海洋研究者であり、人気サイト「プラなし生活」運営者でもある中嶋亮太氏による著作です。 海洋プラスチック汚染の状況や、関連する研究の状況をわかりやすく解説しています。
なぜ生き物たちはプラスチックを食べるのか、 軽いプラスチックがなぜ深海底にたまるのか、 生分解性プラスチックなら問題は解決するのかなど、 現在の状況や問題点を整理するとともに、研究状況を伝え、 現時点での解決策を示しています。
(読者の口コミより)・この本はすごく読みやすく、世の中に出回ってる情報の中でわかってることとまだ分かってないことがきちんと書かれている。とても勉強になりました。
目次
1 どこもかしこもプラスチック! 2 使い捨て文化―大量生産と大量廃棄 3 海に漏れ出すプラスチック 4 あなたもわたしも海洋プラスチックの排出者 5 プラスチックは最終的に海のどこにいくの? 6 行方不明プラスチックの謎 7 ディープ・インパクト―海洋生態系と人への影響 8 海にプラスチックを漏れ出させない方法
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