福沢諭吉について知る、おすすめ本12選(2026年)

「天は人の上に人を造らず」。福沢諭吉の有名な言葉の背景には、 どんな思いが込められていたのでしょうか。 貧しい下級武士の家に生まれ、 幾度も困難に直面しながらも日本の近代化をリードした福沢諭吉。 彼の思想や行動は、今なお色あせることなく私たちに問いかけ続けています。

ここでは福沢諭吉に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

現代語訳 学問のすすめ (ちくま新書)

現代語訳 学問のすすめ (ちくま新書)
福澤 諭吉(著), 斎藤 孝(翻訳)
発売日: 2009-02-09

福澤諭吉が残した不朽の名著であり、 明治時代の日本人に“自立”と“学び”の重要性を説いた一冊です。

本書はその原文を、教育学者の斎藤孝氏が現代の読者にも親しみやすい口語に訳したもの。 国と個人の関係、自由と権利、愛国心や法の精神など、 現代にも通じるテーマが語られています。

怨望(ねたみ)を最大の悪と断じ、 判断力を養う技術にまで言及するその論理は、 今を生きる私たちに深い示唆を与えてくれます。

(読者の口コミより)

・すばらしい内容に感銘を受けてます。 もっと若い時に読んでもよかったと思いました。

目次

学問には目的がある
人間の権理とは何か
愛国心のあり方
国民の気風が国を作る
国をリードする人材とは
文明社会と法の精神
国民の二つの役目
男女間の不合理、親子間の不条理
よりレベルの高い学問
学問にかかる期待
美しいタテマエに潜む害悪
品格を高める
怨望は最大の悪徳
人生設計の技術
判断力の鍛え方

現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)

現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)
福澤 諭吉(著), 齋藤 孝(翻訳)
発売日: 2011-07-05

福澤諭吉が自らの半生をざっくばらんに語った『福翁自伝』を、 齋藤孝氏が現代語訳で読みやすくまとめた一冊です。

幼少期の思い出や長崎・大阪での修業、アメリカやヨーロッパへの渡航体験、 慶應義塾創設など、激動の時代を生き抜いた氏の破天荒なエピソードが満載。

ユーモアあふれる逸話や時代の大きな変化を前にしても揺るがない信念が、 現代にも多くのヒントを与えてくれます。

(読者の口コミより)

・福澤自伝は、新聞の自伝特集記事を、読んて興味を持ち購入。 講談社現代新書にもありますが、現代語訳ならこちらか、 安く読みやすいので、初心者にはお勧めです。

目次

幼少時代
長崎遊学
大阪修業
緒方の塾風
大阪から江戸へ
初めてアメリカに渡る
ヨーロッパ各国に行く
明治維新のころ
暗殺の心配と様々な試み
金銭について
品行と家庭、そして老後

まんがでわかる 福沢諭吉『学問のすすめ』 (Business Comic Series)

まんがでわかる 福沢諭吉『学問のすすめ』 (Business Comic Series)
齋藤孝(著)
発売日: 2016-09-08

齋藤孝氏による『まんがでわかる 福沢諭吉「学問のすすめ」』は、 福沢諭吉の名著を漫画でやさしく解説した一冊です。

「天は人の上に人を造らず」という有名な言葉をはじめ、 学ぶことの大切さや自分の力で生き抜く独立心、 他者との関わり方など、現代社会で働く私たちに役立つヒントが詰まっています。 目標が見えず悩む20~30代にもおすすめで、今を切り拓く力を与えてくれる内容です。

(読者の口コミより)

・この本で何を言いたかったのか、エッセンスをわかりやすく、 現代の仕事に置き換えた形で説明されている。

・人としてどう生きていくべきかを知るための良い本

目次

第1話 出会い―有様の不同なるが故にとて他の権理を害するにあらずや
第2話 現代へ―天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず
第3話 再会―我心をもって他人の身を制すべからず
第4話 学ぶとは―賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるに由って出来るものなり
第5話 友情―人に先って事をなすは正にこれを我輩の任と言うべきなり
エピローグ 独立―独立とは、自分にて自分の身を支配し、他に依りすがる心なきを言う

福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫 330 ビギナーズ日本の思想)

福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫 330 ビギナーズ日本の思想)
福沢 諭吉(著), 佐藤 きむ(翻訳), 坂井 達朗(解説)
発売日: 2006-02-25

明治維新直後、国の未来に危機感を抱いた福沢諭吉が、 人々に学問の重要性を説き、自立した市民の育成を目指した名著『学問のすすめ』。

本書はその全17編を、佐藤きむ氏によるわかりやすい口語訳で収録し、 さらに福沢諭吉が批判に反論した「学問のすすめの評」も併載。

学ぶことで人は賢くなれる、国の独立は民間の力にかかっているといった教えは、 現代にも通じる力強いメッセージです。 解説や年表も加え、諭吉氏の思想と人物像に深く触れられる一冊です。

(読者の口コミより)

・記述の多くは今日読んでもまったく古く感じず、 そこらの自己啓発書よりよほど役に立つだろう。

・明治の自己啓発本

目次

学問をすれば、誰もが賢人になれる
才知と徳行を磨け
世界中すべての国の権義は平等
国の独立は民間事業の振興から
国民の独立心こそが文明の精神
国法は、なぜ貴いか
国民は、政府とどう対応すべきか
自分の考えで他人を束縛してはならない
未来へ文明の恩恵を遺そう
艱難に耐えて学問に励もう〔ほか〕

福沢諭吉 (世界の伝記 コミック版 7)

福沢諭吉 (世界の伝記 コミック版 7)
吉田 健二(著), 上永 裕正(監修)
発売日: 2015-01-02

ポプラ社のコミック版世界の伝記シリーズ「福沢諭吉」編。 激動の幕末から明治維新の時代を生きた福沢諭吉の人生を、 わかりやすい漫画で描いた伝記です。

身分制度が色濃く残る時代に、 「人はだれもが平等であり、自由に意見を言える社会」を目指し、 本や学校を作り近代教育の礎を築いた諭吉氏の歩みが 、子ども時代から描かれています。 教育の大切さや新しい時代への挑戦を学べる一冊です。

(読者の口コミより)

・小学4年生の息子が楽しんで読んでくれています。

・小学生3年生の孫へのプレゼントで役に立つと喜ばれました

福翁百話 現代語訳 (角川ソフィア文庫 I 106-2)

福翁百話 現代語訳 (角川ソフィア文庫 I 106-2)
福沢 諭吉(著), 佐藤 きむ(翻訳)
発売日: 2010-09-25

自然科学から家庭、教育、社会のあり方まで幅広いテーマを100話に凝縮した随筆集です。 現代語訳で読みやすく、先人の努力への感謝や、 子孫の幸福のために今を生きる意義を語ります。

独立自尊の精神や、親子・夫婦の関係、子どもの教育、 政府と国民の関係など、 明治の新時代を切り拓いた福沢氏の思想がストレートに伝わる一冊です。 今なお現代人に多くの示唆を与えてくれます。

(読者の口コミより)

・現代においても一切色褪せない原理原則ばかり。

・哲学的思想から自然科学まであらゆる分野に詳しい福沢の博学ぶりには驚く。 明治維新以降の日本の近代化に大きな貢献をしたことは間違いないのだろう。

目次

宇宙―宇宙は人知では推測できない事象に満ちている
天工―存在する物のすべてが一定の法則に従っている
天道人に可なり―自然の法則は文明の進歩があってこそ役立つ
前途の望み―人間社会の黄金時代も夢ではない
因果応報―子孫のために文明進歩の糸口を開こう
謝恩の一念発起すべきや否や―自然が人間に特別の恩恵を与えてはいない
人間の安心―勤勉な暮らしにも遊び心は必要
善悪の標準は人の好悪によって定まる―人のいやがる行為をしないのが善
善は易くして悪は難し―安楽を求める心は善につながる
人間の心は広大無辺なり―人生は理屈通りでないからこそ安らかである〔ほか〕

福翁百話 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)

福翁百話 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)
福沢諭吉(著), 奥野宣之(翻訳)
発売日: 2025-09-12

福沢諭吉が遺した随筆集『福翁百話』を、 現代の読者にも理解しやすい言葉で訳し直した人生論の書籍です。

友人との語らいや日常の出来事から生まれた百の話には、 天命の考え方や正しい生き方、夫婦や家庭を円満に保つ知恵、 仕事やお金との向き合い方、人付き合いの心得など、 実生活に役立つ示唆が詰まっています。

福沢諭吉の言葉が今を生きる私たちにも自然に響き、 時代を超えて通用する「善く生きるための指針」を与えてくれます。

目次

第1章 天道・天命を知る
第2章 正しい生き方を知る
第3章 理想の夫婦・家庭像を知る
第4章 善い教育・学問を知る
第5章 智徳の磨き方を知る
第6章 処世の巧拙を知る
第7章 士人の志を知る
第8章 長寿養生法を知る
第9章 新しい考え方を知る
第10章 人生の真理を知る

福沢諭吉『福翁自伝』9月 (NHKテキスト)

福沢諭吉『福翁自伝』9月 (NHKテキスト)
齋藤 孝(著)
発売日: 2025-08-25

NHKテキスト100分de名著シリーズの福沢諭吉『福翁自伝』編。 日本を代表する啓蒙思想家・福沢諭吉氏の自筆の自伝をひもとき、 その人生から現代を生きるヒントを探る一冊です。

封建的な中津での幼少期、大阪・適塾で仲間と切磋琢磨した青春時代、 欧米体験を交えた痛快なエピソードなどを通じ、 合理的な思考と独立心に満ちた生き方を紹介。 激動の幕末・明治を駆け抜けた福沢諭吉氏の姿は、 未来への展望が見えにくい現代においても“人生の教科書”として光を放ちます。

目次

第1回 カラリと晴れた独立精神
第2回 自分を高める勉強法とは
第3回 人生の困難を切り拓く
第4回 業の達人に学べ

現代語訳 学問のすすめ (知的生きかた文庫)

現代語訳 学問のすすめ (知的生きかた文庫)
福沢 諭吉(著), 檜谷 昭彦(翻訳)
発売日: 2010-10-21

福沢諭吉の不朽の名著『学問のすすめ』を、 檜谷昭彦氏が現代語でわかりやすく訳した本書は、 130年以上読み継がれる「生き方の教科書」です。

学問とは単に知識を得ることではなく、 社会で実際に役立つ力を身につけること。 法律の意義、国家と個人の関係、そして自由と責任の在り方まで、 福沢氏は実践的な視点で明快に説いています。 混迷の現代において自ら考え、 行動するための力を養うヒントが詰まった一冊です。

(読者の口コミより)

・学問のすすめの本質が理解できる良書

・一生のうちに絶対に読んでおかなければならない1冊 へたすると人生観までが変わる1冊

目次

「学問の目的」―天は人の上に人を造らず
「人間の権利」―勉強しない人ほど損な人はいない
「国にもまた、権利あり」―国家の品格・愛国心
「民」のパワーが国をつくる―「人の上に立つ人」の責任とは
「理想の未来像」―世界をリードする人材になれ!
「国法の貴さ」―なぜ法律が必要なのか
「国民の義務」―すべての国民には、二つの役目がある
「個人の自由」―「男女間」「親子間」の密かな不平等
「適切な目標設定」(旧友に贈った手紙より)―さらに高いレベルを目指しなさい
成否をわける「長期的な視点」(旧友に贈った手紙の続き)―未来が明るくなる生き方を〔ほか〕

学問のすすめ (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ1)

学問のすすめ (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ1)
福沢諭吉(著), 奥野宣之(翻訳)
発売日: 2012-09-07

『学問のすすめ』を、奥野宣之氏が中高生でも読みやすい現代語訳で訳した一冊です。 冒頭の「天は人の上に人を造らず」という名文句に始まり、 政府の仕組みや社会制度、仕事観や人間関係まで、 現代にも通じるテーマが全17編にわたって展開されます。

たとえば「人の顔色は、家の門構えのようなもの」といったユニークな比喩から、 人生をよりよく生きるためのヒントが見えてきます。 原文の持つ深みを保ちつつ、読みやすさにも配慮された本書は、 福沢諭吉の思想に触れる第一歩として最適です。

(読者の口コミより)

・国民が無知なほど政治がやりやすいという現代に相応しい内容です。 国民が無学で無知ほど都合が良いという政治家、資本主義など学ばずに、 全国民が国の労働力となって労働者として生涯を全うしてほしいと願う政治家の 思う壺な我々が学ぶべき一冊

目次

はじめに――合本「学問のすすめ」について
初編 二編 三編 四編
五編 六編 七編 八編
九編 一〇編 一一編 一二編
一三編 一四編 一五編 一六編
一七編
解説――福沢諭吉が見抜いた「自由の重さ」

文明論之概略: 現代語訳 (ちくま文庫 ふ 44-1)

文明論之概略: 現代語訳 (ちくま文庫 ふ 44-1)
福沢 諭吉(著), 齋藤 孝(翻訳)
発売日: 2013-02-06

日本が近代国家として歩み始めた激動の時代に、 「文明とは何か」「なぜ西洋文明を目指すのか」といった根本的な問いに鋭く切り込んだ名著です。

文明の本質は、知と徳の調和にあり、 それによって国家も個人も独立しうると説きます。 本書は齋藤孝氏による現代語訳で、 福沢氏の深い洞察や豊富な例示が生き生きとよみがえります。 現代人にも通じる普遍的なテーマを持つ一冊です。

(読者の口コミより)

・学問のすすめなどと同時期ということで、 内容としては明治時代の日本人、 日本社会に向けた強いメッセージというもの。

目次

第1章 まず、議論の基準を定めよ
第2章 なぜ西洋文明を目指すのか
第3章 文明の本質
第4章 一国の智徳
第5章 続・一国の智徳
第6章 智と徳の違い
第7章 智徳を行なうべき時代と場所
第8章 西洋文明の歴史
第9章 日本文明の歴史
第10章 自国の独立

新訂 福翁自伝 (岩波文庫 青 102-2)

新訂 福翁自伝 (岩波文庫 青 102-2)
福沢 諭吉(著), 富田 正文(編さん)
発売日: 1978-10T

明治30年、福沢諭吉が自らの60年にわたる生涯を語り、 それに大幅な加筆を加えて完成させた『福翁自伝』。

幼少期から長崎・大阪での学び、アメリカやヨーロッパへの渡航、 そして明治維新を経て老境に至るまでの歩みを、 独立自尊の精神を貫いて自由に語った一冊です。

激動の時代を生き抜いた人物だからこそ語れる、等身大でユーモアあふれる人生の記録は、 読む者に深い感銘を与えます。 富田正文氏の編集による信頼の岩波文庫版です。

(読者の口コミより)

・言葉つかいは、昔風であるが内容はすごく面白い。 意外に正直に自分を披歴されているのに現代のいわゆるお偉いさんとは違う。 スケールの大きさとその時代の勢いを感じる。一読に値する。

目次

幼少の時
長崎遊学
大阪修業
緒方の塾風
大阪を去って江戸に行く
初めてアメリカに渡る
ヨーロッパ各国に行く
攘夷論
再度米国行
王政維新
暗殺の心配
雑記
一身一家経済の由来
品行家風
老余の半生


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