落合博満のおすすめ本8選(2026年)

三冠王を3度も達成し、「神の右打者」と呼ばれた落合博満氏。 その卓越した打撃技術と鋭い洞察力は、 現役引退後も監督として中日ドラゴンズを常勝軍団へと導きました。 常に結果を出し続けてきた彼の真の魅力は、 その深い洞察力と独自の哲学にあります。

ここでは落合博満氏に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか (文春文庫 す 25-2)

嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか (文春文庫 す 25-2)
鈴木 忠平(著)
発売日: 2024-10-09

第53回大宅壮一ノンフィクション賞作品。 落合博満氏の中日ドラゴンズ監督時代を描いた傑作ノンフィクションです。

8年間で常にAクラス入り、5度の日本シリーズ進出、 2007年の日本一達成という輝かしい実績にもかかわらず、 なぜ彼が「嫌われた監督」と呼ばれたのか。

謎めいた沈黙と非情な采配の裏に潜む深謀遠慮、 そして彼に翻弄された選手たちの証言を通じて、 異端の名将の実像に迫る一冊です。 文庫化に際し新章も追加されています。

(読者の口コミより)

・ノンフィクションというジャンルの名著の一つだと思います 沢木耕太郎「一瞬の夏」で味わった痺れるような読後感に似てました 未読の方はラッキーです この本を読める幸せを味わえます

目次

プロローグ 始まりの朝
第1章 川崎憲次郎―スポットライト
第2章 森野将彦―奪うか、奪われるか
第3章 福留孝介―二つの涙
第4章 宇野勝―ロマンか勝利か
第5章 岡本真也―味方なき決断
第6章 中田宗男―時代の逆風
第7章 吉見一起―エースの条件
第8章 和田一浩―逃げ場のない地獄
第9章 小林正人―「2」というカード
第10章 井手峻―グラウンド外の戦い
第11章 トニ・ブランコ―真の渇望
第12章 荒木雅博―内面に生まれたもの
エピローグ 清冽な青
文庫版新章 それぞれのマウンド

落合博満の言葉 (桑原晃弥「偉人・名人・達人の言葉シリーズ」)

落合博満の言葉 (桑原晃弥「偉人・名人・達人の言葉シリーズ」)
桑原晃弥(著)
発売日: 2024-05-27

落合博満氏の哲学をまとめた書籍です。 選手時代から監督時代まで輝かしい経歴を築いた彼の言葉から、 リーダーシップの本質やプロフェッショナルとしての姿勢を学べます。

「応用は基本の徹底から生まれる」「オリジナルは学びと模倣から」 といった実践的な教えに加え、 「まわりのことは気にせずやりたいことをやれ」という自由な姿勢も紹介されています。 野球の天才としての分析力と人情家としての側面を、 数々のエピソードと共に伝える内容となっています。

目次

第1章 リーダーとしての力を身につける
第2章 最強の人材を育てるために
第3章 真のプロフェッショナルになるために
第4章 前人未到の記録を残すために
第5章 「落合博満」という生き方
第6章 落合博満はこう考える

巨人軍vs.落合博満

巨人軍vs.落合博満
中溝 康隆(著)
発売日: 2024-10-10

落合博満氏の巨人在籍3年間(1994〜96年)を徹底検証したノンフィクションです。 40歳でFA移籍した落合氏の巨人時代を、 当時の野球界の状況や人間関係を交えて描いています。

推定年俸4億500万円という当時最高額での移籍、 巨人OBやマスコミからの批判、原辰徳氏との確執、 名球会拒否騒動など、様々な出来事が綴られています。

また、なぜ「巨人・落合監督」が誕生しなかったのかという謎に迫り、 巨人軍の複雑な関係性を浮き彫りにしています。

(読者の口コミより)

・90年代の落合博満はなんだかマスコミから嫌われていたな、という印象が強い。あの頃TVをつければ毎日巨人のナイターをやっていた。松井秀喜、清原和博、球史に残る2人の大打者と落合の意外な関係。長嶋ジャイアンツの裏側はこんなことになっていたのかと面白く読んだ。

目次

第1章 アンチ巨人の天才
第2章 初キャンプ
第3章 ジャイアンツ1年目(1994年)
第4章 ジャイアンツでの初優勝(1994年)
第5章 2年目(1995年)
第6章 ラストイヤー(1996年)
終章 巨人軍に裏切られたのか

落合博満 バッティングの理屈―――三冠王が考え抜いた「野球の基本」

落合博満 バッティングの理屈―――三冠王が考え抜いた「野球の基本」
落合 博満(著)
発売日: 2015-07-03

三冠王を3度達成した名打者が考え抜いた野球の基本を詳細に解説した一冊です。 バッティングの理論から実践まで、 17章にわたって幅広くカバーしています。

目の使い方、軸足の重要性、上下半身のメカニズム、スタンスの取り方など、 具体的な技術論を展開。 さらに、バットの選び方、効果的な練習法、相手バッテリーの分析法まで言及し、 野球選手の総合的な成長を促します。 プロアマ問わず全ての野球関係者にとって貴重な知見となる一冊です。

(読者の口コミより)

・確かに実績のある名選手の著書なだけに内容はとても素晴らしいです。 ただし、この本に書いてある理屈を知るためには、それ相応のレベルに達している必要があると思います。 それくらい内容は難しいですが、読む価値は十二分にあります。

目次

野球は理屈で考えよう
目とバッティング
軸足の使い方
下半身のメカニズム
上半身のメカニズム
スタンスについて考える
大きく速いスイングを身に付けよう
バットの選び方、握り方
野球選手のためのトレーニングとは
いくつかの“どうすればいいか”を解決する
写真で確認する正しい技術と動き
腕とバッティング
バッティング技術が向上する練習法
相手バッテリーを丸裸にする
机の上でも野球をやろう
技術を上達させる野球の考え方
選手と指導者は二人三脚でレベルアップを目指そう

決断=実行

決断=実行
落合 博満(著)
発売日: 2018-11-08

落合博満氏が自身の経験から導き出した組織運営と人材育成の本質を語った一冊です。 中日ドラゴンズを常勝チームに導いた名将が、 リーダーシップの要諦や意思決定の方法、チーム作りの秘訣を明かしています。

「仕事への没頭」「少数意見の扱い方」「データの活用法」など、 具体的なテーマを通じて、 組織のあり方や個人の成長について深い洞察を提供。 指導者だけでなく、ビジネスパーソンにも示唆に富む内容となっています。

(読者の口コミより)

・名プレイヤーが名監督になるとは限らないとよく言われる中で、落合さんが監督としての結果を残すために考え実行したことは、会社でプレイヤーからマネジメントの割合が強くなるタイミングで心がけたいことが、たくさん詰まっていました。

目次

仕事に取り憑かれろ
監督への就任要請を受け
監督として私が肝に銘じたこと
荒木と岩瀬が自分で壁を乗り越えるために
少数意見をどうとらえるか
組織とは小さな「ピラミッド」の集まり
「負けたくない」というプライドがもたらした優勝
最終決定権は誰が持つべきか
遠近2つの距離から選手を見続ける
チームを進化させたければまず基本から〔ほか〕

采配

采配
落合博満(著)
発売日: 2011-11-17

8年間で4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏が、 監督としての経験と哲学を語った一冊です。 「孤独に勝たなければ勝負に勝てない」という信念のもと、 自立型人間の育て方や常勝チームの作り方を解説しています。

ミスは叱らないが手抜きは叱るという独自の指導法や、 任せるところは1ミリも残さず任せ切るリーダーシップなど、 66の具体的な言葉を通じて落合流采配に迫ります。 野球だけでなく、ビジネスや人材育成にも応用できる内容です。

(読者の口コミより)

・プロ野球界だけでなく世知辛い世間で生き抜くために役立つ金言がたくさんあります。 落合さんの体育会系の理不尽と不条理を生き抜く姿に心をうたれました。

目次

「自分で育つ人」になる
 孤独に勝たなければ、勝負に勝てない
 向上心より野心を抱け ほか

勝つということ
 「負けない努力」が勝ちにつながる
 何でもアメリカ流でいいのか ほか

どうやって才能を育て、伸ばすのか
 ミスは叱らない。だが手抜きは叱る
 欠点は、直すよりも武器にする ほか

本物のリーダーとは
 任せるところは、1ミリも残らず任せ切る
 気心と信頼は別物 ほか

常勝チームの作り方
 自分で考え、働き、成長させる
 自己成長に数値目標は無意味 ほか

次世代リーダーの見つけ方、育て方
 プロフェッショナルは、段階を踏んで育てる
 監督の仕事は、選手ではなくコーチの指導 ほか

星野と落合のドラフト戦略 元中日スカウト部長の回顧録

星野と落合のドラフト戦略 元中日スカウト部長の回顧録
中田宗男(著)
発売日: 2023-10-05

中日ドラゴンズの元スカウト部長・中田宗男氏が、 38年間のスカウト経験を基に、 星野仙一と落合博満両監督時代のドラフト舞台裏を明かした一冊です。

星野監督の「5年、10年先を見据えた」長期的視点と、 落合監督の「即戦力重視」の対照的な戦略が詳述されています。 1986年から2021年までの各年のドラフトを振り返り、 中村剛也や松井秀喜、イチローなど、 獲得した選手や逃した選手についての興味深いエピソードが満載です。

(読者の口コミより)

・「短所に目をつぶる」「先入観にとらわれない」というのがいかに大変で難しいかというのが分かりました。 それなりに成功自慢はありますが、それと同じぐらい失敗談や反省があるので、リアル感があります。 一気に読んでしまいました。

証言 落合博満 オレ流を貫いた「孤高の監督」の真実 (宝島SUGOI文庫)

証言 落合博満 オレ流を貫いた「孤高の監督」の真実 (宝島SUGOI文庫)
山本 昌(著), 和田 一浩(著), 岩瀬 仁紀(著), 川上 憲伸(著)
発売日: 2024-01-11

2022年3月に刊行された書籍の文庫版。 落合博満氏の選手時代から監督時代までを、 元選手や関係者の証言を通じて描いたノンフィクションです。

中日ドラゴンズを率い、黄金期を築いた落合監督の独自の練習法や揺るがない信念、 そして「野球の天才」と呼ばれた選手時代の姿が明かされています。 川上憲伸、山本昌、和田一浩など、多くの元選手たちが語る落合氏の実像は、 「MLB的思考」「予言者」「打撃の神様」など、 様々な側面を持つ人物像を浮かび上がらせています。

(読者の口コミより)

・就任して、1年目でメンバーの首を切らず、補強もせずに優勝したことは、凄いこと。 その裏には、球界一の練習があったことは知らなかった。本を読み終えて、わかっことでした。

目次

2004‐2011 中日ドラゴンズ「黄金期」落合監督8年間の軌跡
証言1 川上憲伸(元・中日ドラゴンズ投手)MLB的思考
証言2 高代延博(元・中日ドラゴンズ1軍野手総合チーフコーチ)初志貫徹
証言3 山本昌(元・中日ドラゴンズ投手)予言者
証言4 石嶺和彦(元・中日ドラゴンズ打撃コーチ)ブレない男
証言5 岩瀬仁紀(元・中日ドラゴンズ投手)奇才
証言6 中村武志(元・中日ドラゴンズ捕手、1軍バッテリーコーチ)野球の達人
証言7 和田一浩(元・中日ドラゴンズ外野手)打撃の神様
証言8 秦真司(元・中日ドラゴンズ1軍捕手コーチ)シンプル・イズ・ベスト
証言9 河原純一(元・読売巨人軍、中日ドラゴンズ投手)オレ流再生工場
“特別寄稿”CBC(中部日本放送)の元番記者が明かす取材秘話 
三冠王が名古屋にやって来た―報道記者が体感した落合博満の「人間力」
証言10 岡本真也(元・中日ドラゴンズ投手)二つの顔
証言11 土肥健二(元・ロッテオリオンズ捕手)青春漂流
証言12 吉見一起(元・中日ドラゴンズ投手)考える野球
中日ドラゴンズ歴代監督とシーズン成績

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