さだまさし(唯一無二の表現者)のおすすめ本9選(2026年)

さだまさし氏といえば、その歌声に多くの人々が癒され感動を覚えてきました。 しかし、彼の表現力は音楽だけにとどまりません。 歌い手、作家、語り部として、全てが超一流レベルの天才です。 彼が執筆した数々の書籍も、彼の多彩な才能を垣間見ることができます。

ここではさだまさし氏に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

解夏 (幻冬舎文庫)

解夏 (幻冬舎文庫)
さだ まさし(著)
発売日: 2003-12-02

さだ氏の小説集「解夏」は、人間の強さと優しさを描いた感動作です。 表題作では、視力を失いつつある教師の隆之が、 故郷の長崎で恋人の陽子に支えられながら人生の岐路に立つ姿を描きます。 老人から聞く「解夏」の話が、彼の心の転機となります。

他3編も含め、家族愛や再生、苦難からの立ち直りをテーマに、 人間の懸命に生きる姿を優しく描写した中編小説集です。

(読者の口コミより)

・本業は歌手の人が有名人だから書いた小説 というイメージを、読んであっさり覆され、まいりました。と。

本気で言いたいことがある (新潮新書 161)

本気で言いたいことがある (新潮新書 161)
さだ まさし(著)
発売日: 2006-04-15

さだ氏が30年以上の全国旅行で見た日本の姿を綴った書籍です。 家族、教育、コミュニケーション、戦争、平和など幅広いテーマを扱い、 現代日本の問題点を鋭く指摘します。

著者の深い愛国心と同時に、理想の日本が幻想かもしれないという葛藤も描かれています。 辛辣さとユーモアを交えつつ、真摯に日本と日本人への処方箋を提示する一冊です。

(読者の口コミより)

・私の人生において、さだまさしさんは本当によき人生の先輩であり、尊敬すべき人物。この1冊は、心に響く1冊です。私はほぼ同じ時代を共に生きられたので、幸せです。

目次

第1部 生命の行方
 「生命」は誰のものか?
 家族が壊れたのはなぜか? ほか

第2部 心の在処
 神さまは本当にいますか?と聞かれたら
 教育とは何だろう? ほか

第3部 情の構造
 「惜しまない」から始めよう
 コミュニケーション不全への処方箋

第4部 義の崩壊
 二束三文の正義
 想像力はどこへ行った? ほか

第5部 時間の秘密
 未来はどこへ続くか?

風に立つライオン (幻冬舎文庫)

風に立つライオン (幻冬舎文庫)
さだ まさし(著)
発売日: 2014-12-25

1988年のケニアと2011年の日本を舞台に、 人々の絆と希望を描く感動作です。 主人公の日本人医師・航一郎氏は、戦傷病院で少年兵ンドゥング氏と出会い、 特別な絆を育みます。 航一郎氏から「心」のバトンを受け取ったンドゥング氏は、 成長して東日本大震災の被災地・石巻を訪れます。

時代と国境を越えた人間愛と希望のメッセージを伝える感動的な物語です。 映画化もされましたが、小説ならではの深い描写も魅力です。

(読者の口コミより)

・実話?を折り込みながらオリジナリティの有る感動の物語でした。 有りそうで無さそうな、無さそうで有りそうな、この物語で実現した志のバトンリレーが、様々な形で繋がってくれることを祈りたくなりました。

眉山 (幻冬舎文庫 さ 8-4)

眉山 (幻冬舎文庫 さ 8-4)
さだ まさし(著)
発売日: 2007-04-01

母と娘の絆、そして秘められた愛を描いた感動作です。 東京で働く咲子は、徳島の母が末期癌と知り帰郷します。 母の献体申し込みを知った咲子は、その理由を探る中で、 知らなかった父の存在と母の深い想いに気づきます。

徳島の風景を背景に、毅然と生きてきた母の人生と切ない愛が描かれ、 読者の胸を打ちます。 家族の絆と人生の美しさが鮮やかに浮かび上がる作品です。

(読者の口コミより)

・母一人娘一人で生ききってきた人生。 そんな、深い愛情の絆を母が病気になってから~ひしひしと心にしみいる娘の葛藤が、よく伺えられる書物。 その親子を優しく寄り添う寺澤先生。心があつくなる書物です。

つばめがえし 【オリジナルCD付】

つばめがえし 【オリジナルCD付】
さだ まさし(著), 長谷川 晶一(著)
発売日: 2025-07-18

さだまさし氏と長谷川晶一氏が共著した本書は、 東京ヤクルトスワローズへの熱い思いを綴った一冊です。

球団ファンクラブ名誉会員のさだ氏と、46年間神宮球場に通い続ける長谷川氏が、 選手や球団の歴史、ファンとの絆をユーモアと愛情たっぷりに描いています。

小さな大投手・石川雅規氏との交流やマスコット・つば九郎への思いなど、 スワローズならではの魅力が満載。 本書のためにさだ氏が書き下ろした応援歌「つばめがえし」を収録したオリジナルCD付きで、 読んで聴いて楽しめる内容です。

(読者の口コミより)

・さださんと長谷川さんのヤクルトへの想いが伝わってきますね。 そして応燕歌である「つばめがえし」もたまらなく良いです。

目次

プロローグ 『つばめがえし』誕生の瞬間
第1章 『つばめよつばめ』と「96敗」
第2章 さだまさしと野球と、スワローズ
第3章 「小さな大投手」石川雅規との友情
第4章 新曲『つばめがえし』、そして『Tomorrow』
第5章 われら家族の名前はスワローズ
エピローグ 強いときこそ優しくなれ

こころで辿るさだまさし 「いのちの理由」

こころで辿るさだまさし 「いのちの理由」
さだまさし(著)
発売日: 2024-08-28

さだ氏の名曲10曲を通して、心と人生を静かに見つめる一冊です。 「案山子」「秋桜」「主人公」「防人の詩」など、 心に残る歌詞に寄り添いながら、 それぞれの曲に書き下ろされたエッセイ 「歌のつれづれ」や「まさしのつぶやき」を楽しむことができます。

自分の好きな筆記具で歌詞をなぞることができ、 さだまさし氏の歌に込められたメッセージを感じることができます。

(読者の口コミより)

・手にしただけで、こころが喜ぶ本です。紙質も心地よく、原田泰治さんの表紙もずっと眺めていられます。そしてさだまさしさんの歌や言葉が、また違ったかたちでこころに届きます。

目次

いのちの理由
案山子
道化師のソネット
残春
たいせつなひと
奇跡~大きな愛のように
秋桜
主人公
キーウから遠く離れて
防人の詩
まさしのつぶやき

さだの辞書 (岩波現代文庫 文芸356)

さだの辞書 (岩波現代文庫 文芸356)
さだ まさし(著)
発売日: 2024-01-18

さだ氏による自伝的エッセイ集です。第69回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しています。 1998年、岩波書店の『広辞苑第五版』に「目が点になる」が収録されたことをきっかけに、 家族や故郷、友人との思い出を綴った27篇のエッセイが生まれました。

各エッセイは、歴史や音楽、映画をテーマにした三題噺の形式で語られ、 時には笑い、時には涙を誘います。温かな人柄とユーモアが光り、 多才なさだ氏の魅力も垣間見える作品です。

(読者の口コミより)

・さだファン歴が長いですが、知らない一面がたくさん書かれており、ますますファン熱が高まりました。 さだまさしをよく知らない人が読むと、ファンの一員になりますよ。

目次

ルーツにまつわるエトセトラ
ご縁がありまして
時の翼にのって
本・音楽・映画・辞書…
生命・アフガン・花と龍―あとがきにかえて
コロナ・ライオン・ウクライナ―現代文庫版あとがき

さだまさし解体新書 ターヘル・サダトミア

さだまさし解体新書 ターヘル・サダトミア
さだまさし研究会(著)
発売日: 2024-01-13

国民的歌手・さだまさし氏を、学問的視点から読み解く異色のエンタメ論文集です。

さだまさし研究会の研究者たちが、音楽や歌詞、語り口、日本語表現、 さらには老いや人生観までを多角的に分析。

代表曲「秋桜」のアクセント構造や、楽曲世界を民俗学的に捉える試みなどの考察が並びます。 巻頭にはさだまさし氏本人へのインタビューを収録し、 ゴスペラーズの北山陽一氏が登場する研究ストーリーも掲載。 ファンはもちろん、言葉や文化に関心のある読者にも新たな発見をもたらす一冊です。

(読者の口コミより)

・思いの外きちんとした研究の体裁をとっているものもあり、 何にせよ古巣がいまも尚勢いを持って活動しているのは嬉しい。

目次

第0章 研究対象、研究者に語る さだまさし巻頭インタビュー
第1章 さだまさしのアクセント研究―「秋桜」の順行・逆行分析から探る
第2章 「水底の町」の時代―さだまさしの歌世界民俗誌
第3章 人生と老い、その豊かさ―生き直しの民俗学
第4章 さだまさしデザイナー論―音楽で表現される多種多様なイメージとその技法
第5章 「神(様)」がいる国―ハーンが出会い、まさしが見つめる日本
第6章 さだまさしに見る日本語再発見―現代日本語の問題点

やばい老人になろう やんちゃでちょうどいい (PHP文庫)

やばい老人になろう やんちゃでちょうどいい (PHP文庫)
さだ まさし(著)
発売日: 2020-02-05

さだ氏が65歳を迎え、理想の老人像を探求した書籍です。 「やばい老人」の条件として、豊富な知識、共感力、特別な才能の3つを挙げています。 井伏鱒二氏や永六輔氏など、 著者が出会った魅力的な先輩たちのエピソードを交えながら、 「すごいお年寄り」になるためのヒントを紹介しています。

さだ氏自身の経験や、祖母や父の印象的なエピソードも織り交ぜられ、 ユーモアと洞察に富んだ「さだ節」全開の一冊です。

(読者の口コミより)

・さだまさしさんが今までどんな人生の先輩と出会ってきたかという経験談と、最近の若者を見て思うことなどが書かれています。 なので、高齢者の方だけでなく、幅広い世代の方が楽しめると思います。

目次

第1章 「老人力」あふれる「やばい老人」とは?
第2章 ドラマティックな人生を歩んだ祖母と父
第3章 郷里の「やばい老人」たちが教えてくれた
第4章 素敵な「じじぃ」として尊敬する文人たち
第5章 芸能界に煌めく「やばい老人」たち
第6章 ひとりの「じじぃ」から若者たちへの伝言

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