音楽理論を理解するためのおすすめ本8選(2026年)

音楽は感性だけで生まれるものではありません。 その背後には、音程や和声、リズムが織りなす緻密な構造が存在しています。 なぜ特定のコード進行に心を動かされるのか、 なぜある旋律は自然に感じられるのか。 音楽理論はこうした「なぜ」を言語化し、再現可能な知識として示してくれます。

ここでは音楽理論に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

別冊 音楽と科学 (Newton別冊)

別冊 音楽と科学 (Newton別冊)
ニュートンプレス(著), その他(著)
発売日: 2025-11-08

音楽と科学という一見かけ離れた分野が、 実は深く結びついていることを多角的に解き明かす一冊です。

音が波として伝わる物理現象や、 ドレミの音階が数学的な音律に基づいて作られている仕組みをはじめ、 倍音による音色の違いや協和・不協和の成り立ちを解説しています。 弦楽器や管楽器、ピアノが音を生み出す構造、人の脳が音楽に感動する理由にも踏み込み、 脳科学の視点から音楽体験を読み解きます。

後半ではアインシュタインなど音楽を愛した科学者たちのエピソードも紹介。 理論から感情、歴史までをつなぎ、音楽の新しい見方を与えてくれる内容です。

(読者の口コミより)

・「音楽の基礎は数学と物理」と見出しにあるとおり、その不思議で楽しい関係性がたくさん詰まった一冊でした。これを読んでから聴く音楽はそれまでとはまた一味違った体験になりそうです。

目次

1.音と数のふしぎで楽しい関係
グランドピアノと指数関数
ピタゴラスと音楽 ほか

2.楽器が音をかなでるしくみ
楽器とは何か
楽器の種類 ほか

3.音楽に感動する秘密は脳にある
音と音波
感情を動かす音楽 ほか

4.音楽をもっと楽しむための技術
デジタルとアナログ
音楽の圧縮技術 ほか

5.音楽を愛した科学者たち
アルベルト・アインシュタイン
ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ ほか

OzaShinの誰でもわかる 音楽理論入門

OzaShinの誰でもわかる 音楽理論入門
OzaShin(著)
発売日: 2022-02-17

音楽理論をこれから学びたい人に向けて、 基礎から実践までを解説した書籍です。

著者はYouTubeで人気の音楽理論講師・OzaShin氏で、 専門知識がない読者でも理解できるよう、 楽譜の読み方や音程の数え方といった初歩から説明が始まります。

中盤以降はコード理論に踏み込み、 ドミナントモーションやマイナースケールにおけるコードの役割など、 作曲や演奏に役立つ内容を紹介。 後半ではテンションコードやadd9など、表現の幅を広げる発展的な話題にも触れています。 譜例を実際の音で確認できるQRコード付きで、理論と音の結びつきを直感的に理解できます。

(読者の口コミより)

・動画サイトで公開されている音楽理論の内容が本として出版されることを知り、その際に購入いたしました。 本としてまとめられる際に、改めて内容が整理されており、分かりやすい内容になっています。

目次

第1章 基礎編
 音価
 拍子、小節
 テンポとBPM ほか

第2章 応用編
 トライトーン
 ドミナントモーション
 マイナースケールにおけるコードの機能 ほか

第3章 発展編
 テンションコードの基本
 ナインスと♭ナインス
 add9コード ほか

脳と音楽 (基礎から身につく「大人の教養」)

脳と音楽 (基礎から身につく「大人の教養」)
伊藤 浩介(著)
発売日: 2024-10-10

脳科学の視点から「音楽とは何か」を問い直す書籍です。 音を物理現象として捉えるところから出発し、 耳の構造や聴覚心理を通して、音がどのように音階や音楽へと発展してきたのかを解説します。

なぜドレミ音階が生まれたのか、 調性や和声は人間の脳とどう関わっているのかといったテーマを、 音楽理論・音楽史・情報理論・脳科学を横断しながら掘り下げていきます。

音楽が人の感情を動かす仕組みや、 「緊張と弛緩」が生まれる理由にも触れられており、 演奏や作曲への理解を深める助けにもなります。

(読者の口コミより)

・音の概念から始まり、音から音楽にどうつながり、その過程が脳の作用としてどのように関わりがあるかをわかり易く、順序立て説明されていた。その点とても読みやすかった。

目次

第1章 音波と音―物理学と心理学
第2章 音の誕生―耳のしくみ
第3章 音から音階へ―聴覚心理学
第4章 ドレミの誕生―音楽心理学
第5章 音から音楽へ―音楽理論と音楽史
第6章 調性音楽の登場―和声楽
第7章 音楽のしくみ―情報理論と楽式論
第8章 音楽と脳―脳科学
第9章 音楽とは何か?―総合

よくわかる音楽理論の教科書 【CDつき】 (ゼロからすぐに身につく本)

よくわかる音楽理論の教科書 【CDつき】 (ゼロからすぐに身につく本)
秋山 公良(著)
発売日: 2014-07-22

音楽理論をゼロから学びたい人のために、 音楽の仕組みを根本から理解できるよう構成された書籍です。

「ドレミファソラシドはどのように生まれたのか」という疑問から出発し、 音階や音程、コードの考え方を歴史的背景とともに解説します。

対位法や和声学といった難解になりがちな分野も、 ポピュラー音楽にどう活かされているかを具体例で示し、 感動が生まれる理由を読み解いていきます。 後半ではジャズやロックのコード理論、スケール理論にも触れ、 ジャンルを超えて応用できる知識を整理しています。

(読者の口コミより)

・音楽知識ほぼゼロのかたは同シリーズの「よくわかる楽典の教科書」を先に読み、音程やコードについて学んでおくことをおすすめします。

・ずっとわからなかった疑問が解消

目次

第1章 ドレミファソラシドは誰がつくったのか?
第2章 音程とコードを把握しよう
第3章 ポピュラーに役立つ対位法
第4章 ポピュラーに役立つ和声学
第5章 ジャズコード理論とスケール理論
第6章 ロックコード理論と音色の発展
付録 全調へのコード変換マップ

よくわかる楽典の教科書 (ゼロからすぐに身につく本)

よくわかる楽典の教科書 (ゼロからすぐに身につく本)
小谷野謙一(著)
発売日: 2011-01-22

楽譜の読み方をゼロから学びたい人に向けて基礎から解説した入門書です。

音符やリズム、拍子といった基本から、 音程や音階、和音の仕組みまでを順を追って学べる構成で、 楽典の全体像を理解できます。

演奏記号や曲想の表現など実際の演奏に役立つ知識も具体的に紹介。 解説は図やイラストが豊富で、見開きごとに要点が整理されています。 クラシックからポップスまで対応しており、 音楽をより深く楽しみたい方におすすめの一冊です。

(読者の口コミより)

・読みやすさ◎、内容もわかりやすく購入して良かったです。

・楽典について網羅的に知ることができました。

目次

第1章 楽譜の基本
第2章 音符
第3章 リズムと拍
第4章 音程
第5章 音階と調
第6章 和音“基本編”
第7章 和音“応用編”
第8章 演奏に関する指定
第9章 曲想・奏法に関する指定

一般音楽論

一般音楽論
清水 響(著)
発売日: 2021-02-19

音楽に関する基礎知識から専門的内容までを体系的に学べる総合的な音楽教養書です。

音階や和音、和声といった音楽理論の基本から、 拍子やリズム、楽曲形式、編成、様式、さらには音響物理や音律に至るまで、 音楽全体を俯瞰する構成で解説しています。

旋律と和声の関係、転調やモーダルインターチェンジ、 複合拍子やポリリズムといった具体的な技法も整理されており、 ジャンルを越えて理解を深められます。 また、宗教音楽やポピュラー音楽、現代音楽まで視野に入れ、 音楽がどのように発展してきたのかを多角的に示します。

(読者の口コミより)

・一定の理解をすでに得ている上中級者の方が知識の補強や網羅に使う書籍かなという印象を受けました。

・とても勉強になる。 由来や理由付けた解説なのですんなりと頭に入る良本

目次

第1編 旋律と和声
第2編 和声の拡張
第3編 拍とリズム
第4編 拍子の拡張
第5編 音楽のテクスチュア
第6編 音楽の形式
第7編 音楽の編成
第8編 音楽の様式
第9編 音の正体
第10編 音律

音楽の基礎 (岩波新書 青版 795)

音楽の基礎 (岩波新書 青版 795)
芥川 也寸志(著)
発売日: 1971-08-31

作曲家・芥川也寸志氏が自身の豊かな創作経験をもとに、 音楽を理解するための基礎を一般向けに解説した書籍です。

静寂と音の関係から語り始め、 記譜法や音名、リズム、旋律、音程、 和声といった音楽を形づくる基本的な要素を、 段階的に整理していきます。

クラシック音楽だけでなく、 現代音楽や民族音楽にも視野を広げながら説明されているため、 音楽を固定的な枠組みで捉え直すきっかけにもなります。 随所に例やエピソードが盛り込まれ、 読み物としても楽しめる、長く読み継がれてきた定評ある一冊です。

(読者の口コミより)

・古い本ではあるがここまでコンパクトに音楽学習に必要な知識をまとめている本は類を見ない。 私も定期的に読み返しては改めて音楽のエッセンスを再確認している。

目次

1 音楽の素材
 静寂
 音

2 音楽の原則
 記譜法
 音名 ほか

3 音楽の形成
 リズム
 旋律 ほか

4 音楽の構成
 音程
 和声 ほか

マンガでわかる! 音楽理論

マンガでわかる! 音楽理論
侘美 秀俊(監修), 坂元 輝弥(イラスト)
発売日: 2016-03-25

音楽理論の基礎をマンガで楽しく学べる書籍です。 主人公のリロンちゃんと、彼女の音楽教師であるセンセーの会話を通して、 五線譜や音名、倍音、音程、音階といった理論の基本を理解できる構成。

倍音の仕組みから和音や音階の成り立ちを解説することで、 理論が実際の音楽にどう役立つかも実感できます。 保育士資格取得のためにピアノを学ぶリロンちゃんの物語を通して、 実践的な学びの楽しさも体験可能です。

マンガと解説文の二段構えで、音楽理論の難しさを感じさせず、 初心者でも無理なく音楽と仲良くなることができます。

(読者の口コミより)

・度数や音程や音階という基本的と思われることは優しく解説されてると思います。 次のステップにすすみたくなります

・形式としてはマンガで各章の導入をし、文章や挿絵で詳細な説明をしていく形式

目次

■Chapter1:五線と音名
五線と音名の基本をおさらい
白黒つかない音名たちの巻

■Chapter2:倍音と音程
音の主成分は倍音の巻
倍音から見た音の相性の巻
サンドの中身で酸度が違うの巻
2度あることは6度、7度あるの巻
増減が気になるのは体重だけ?の巻
離れていても近くに感じる人の巻

■Chapter3:音階(スケール)
階段にもいろいろあるよねの巻
短気は損気、気長にいこうの巻

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