パーパス経営を理解する、おすすめ本8選(2026年)
企業の社会的責任や持続可能性の重要性が高まる中、 パーパス経営が注目を集めています。 パーパス経営とは、企業の社会的な存在意義を明確にし、 それを経営の軸として事業を行うことです。
パーパス経営を実践することで、企業は従業員のモチベーション向上や顧客からの支持獲得、 利害関係者からの信頼獲得、企業価値の向上など、さまざまなメリットを享受することができます。
そこでこの記事では、 パーパス経営の基礎知識や実践方法を学ぶのに役立つおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
理念経営2.0 ── 会社の「理想と戦略」をつなぐ7つのステップ
本書はパーパスについて掘り下げた本ではなく、 パーパスを含む企業理念の作り方や使い方について書かれた書籍です。
理念を語るための7つの要素 (ビジョン、バリュー、ミッション・パーパス、ナラティブ、ヒストリー、カルチャー、エコシステム) を紹介し、それぞれの定義や作り方・活かし方を具体的な事例やワークシートを交えて解説しています。
企業理念の作り方や使い方に興味のある方におすすめの一冊です。
(読者の口コミより)・大きなブームとなっているパーパスと、ミッション・ビジョン・バリューとの違いの整理を含め、 実際に理念経営を行うためのノウハウが、丁寧にとても分かりやすく説明されています
目次
序章 21世紀の企業理念―ミッション、ビジョン、バリュー、パーパスとはなにか? 第1章 ビジョン―未来への「動力」をつくる 第2章 バリュー―「こだわり」を可視化し、自分たちの輪郭を描く 第3章 ミッション・パーパス―組織の中心軸となる社会的意思を定める 第4章 ナラティブ―理念を「自分ごと」へと語り直す 第5章 ヒストリー―会社に埋蔵された「原点」を掘り起こす 第6章 カルチャー―理念を体現する文化づくり 第7章 エコシステム―理念を育てる「生態系」をつくる 終章 意義をつくる会社へ おわりに―私たちはなぜ群れるのか
パーパス経営入門 ミドルが会社を変えるための実践ノウハウ
名和高司氏が提唱する新しい経営理念を実践的に解説した書籍です。 利益至上主義の限界を指摘し、「人を中心に据えた経営」と 「パーパス(志)」の重要性を説いています。 パーパスとは社員の思いと社会の要請が重なる部分から生まれる企業の存在意義です。
本書ではパーパスの効果的な作り方や組織への浸透方法、 具体的な実践ノウハウを企業事例とともに紹介しています。 ミドル社員が主体となって会社を変革し、仕事にワクワクを取り戻すための指南書です。
(読者の口コミより)・ミドルマネジメント層に向けた内容は希少であり、ミドルマネジメント層が組織の中でどのように影響を与えられるかにフォーカスした点は、他のパーパス本と一線を画していると感じた。
目次
序章 閉塞感を抱えるビジネスパーソンへ―今こそ見直される日本型経営の力 第1章 パーパスこそが、あなたと会社の閉塞感を突破する 第2章 パーパスは「巻き込みながら」作っていく 第3章 パーパスを「自分事」にしていくために 第4章 会社のパーパスを自部門に落とし込む方法 第5章 社員が自ら挑戦したくなる「パーパス浸透のコツ」とは? 第6章 「変わることが楽しい」。そんなリーダーになるために
パーパス・マネジメント ―― 社員の幸せを大切にする経営
この本のテーマは、社員の幸福度を高めることが、 会社の業績やイノベーションにもプラスになるということです。
社員の幸せをデザインするCHO(Chief Happiness Officer)という役職に注目し、 幸せを形作る4つの要素(Purpose、Autonomy、Mastery、Belonging)を紹介しています。
目次
はじめに Purposeを共有し、幸せに働く―その取り組みを主導するCHO 第1章 働き方よりも重要なこと。そのキーワードは「幸せ」 第2章 ポジティブな感情は仕事のパフォーマンスに影響する 第3章 個人にとっても組織にとっても「Purpose」が起点となる 第4章 Happiness at Workという考え方 第5章 Chief Happiness Officerの理論と実践―INTERVIEW 第6章 次世代型組織の中心となるCHOの実際 おわりに 日本型CHOの確立に向けて
パーパス経営: 30年先の視点から現在を捉える
名和高司氏によるパーパス経営の解説書です。
一般的にはパーパスは「存在意義」のように訳されますが、
本書では「志」と訳し、
パーパスを重視した経営を「志本経営」と呼んでいます。
その上で、志本経営とは何か、世界の志本経営企業、日本の志本経営企業、 志本経営の実践などについて書かれています。
経営者だけでなく、パーパス経営に興味のある人にもおすすめの一冊です。
(読者の口コミより)・「パーパス経営」について独自の視点から解説している。著者の主張は読んでいて小気味よく説得力があるが、とにかく内容が盛り沢山のなので消化するためには再読が必要。
目次
第1部 志本経営とは何か 資本主義の終焉 資本主義を超えて 志本主義の系譜 日本流再考 志本経営の時代 第2部 志本経営企業の群像 世界の志本経営企業 日本の志本経営企業 世界と日本の共通点、相違点 鍵を握る無形資産 MX―経営のイノベーション 第3部 志本経営の実践 サステナビリティの実践 デジタル時代に求められる進化力 「グローバルズ」のフラクタクル構造 第4部 日本企業への提言 失われた三〇年の蹉跌 志が拓く未来
PURPOSEパーパス 会社は何のために存在するのか あなたはなぜそこで働くのか (DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー)
企業は何のために存在し、 働く人はなぜその会社を選ぶのかという根源的な問いに「パーパス」という視点から迫る一冊です。 『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』誌面で大きな反響を呼んだ特集に論文を加え、 理論と実践を体系化しています。
パーパスとミッション・ビジョンとの違いを整理しつつ、 経営者が果たすべき役割、組織の存在意義の設計方法、 現場に浸透させるための具体的なステップを解説しています。
パーパスが社員の行動や業績にどう影響するのかにも踏み込み、 理念を掲げるだけでは終わらせない実装の重要性を示します。
(読者の口コミより)・但し、重要な点はそうしたことを社員にいかに浸透させ、 個々の社員がそれらを具現化するような態度や行動に移すことができるか。 ただ良いパーパスを立てれば良いという話ではない点もよく理解できた。
目次
第1章 “インタビュー”経営者の仕事はパーパスを提唱し、実現すること 第2章 組織の「存在意義」をデザインする 第3章 パーパス・ドリブンの組織をつくる8つのステップ 第4章 組織の「やり抜く力」を高める 第5章 “インタビュー”私たちは「こうありたい」を追求し続ける 第6章 パーパスの実践に当たってはまずわが身を振り返れ 第7章 法と文化の両面から改革せよ 第8章 パーパスは収益を左右するのか 第9章 パーパスを戦略に実装する方法 第10章 パーパスを実践する組織
エシックス経営: パーパスを経営現場に実装する
企業の存在意義=パーパスを単なる理念にとどめず、 実際の経営行動に根づかせるための書籍です。
パーパスがなぜ形骸化しやすいのか、その原因を「倫理=エシックス」の欠如にあると分析。 倫理をコンプライアンスに閉じるのではなく、社会的価値を創出し、 経済価値に変換し、 再び社会に還元する循環型の経営へと導く「良質な資本主義」の重要性を説きます。 企業の理念と行動をつなぐ新しい経営のあり方を追求する、現代経営者必読の一冊です。
(読者の口コミより)・前書「パーパス経営」をさらに深化させ、企業が掲げるパーパスを具体的に実行に移すための「プリンシプル(行動原理)」の重要性を説く書。
目次
第1部 エシックス経営とは何か 倫理が問われる理由 倫理の多義性 エシックス経営の時代 第2部 エシックス経営の実態 アメリカ企業の群像 日本企業の群像 アメリカ流と日本流 第3部 エシックス経営の実装 統治から自治へ シン三位一体の経営 リーダーシップの新地平 第4部 エシックス経営の最前線 空間軸―共生経営 時間軸―共時性経営 価値軸―異結合経営
企業が成長し続けるための7つのステップ パーパスの浸透と実践
企業の理念である「パーパス」を掲げても、 それを浸透させ実践につなげることは容易ではありません。 本書では、長年この分野に取り組んできた齊藤三希子氏が、 組織全体で共有し成果につなげる具体的な方法を提示します。
社員が一丸となるためのプロセスを「理解」「準備」「発見」「浸透」などの7段階で整理し、 成功への道筋を明確化。さらに、プライム上場企業246社の事例データや、 富士フイルムホールディングスの最新の実践インタビューも収録。 実務に直結する知見が詰まった一冊です。
(読者の口コミより)・パーパスの浸透と実現は終わりがなく、覚悟を持って活動し続けることが大事であることを学びました。 浸透のメソッドも体系的に記されており、実際の事例も含まれているので、非常に参考になりました。
目次
第1章 理解 パーパス・ブランディングとは 第2章 準備 パーパスを導入する前に 第3章 発見 パーパス・ディスカバリー 第4章 浸透 パーパス・ムーブメント 第5章 ムーブメント施策 第6章 マイ・パーパス 第7章 実現 グレートネス
パーパス・ドリブンな組織のつくり方 発見・共鳴・実装で会社を変える
「個人と組織のパーパスが重なった時に社員の幸福度は増し、生産性も高まる」と考え、 パーパス・ドリブンな組織の作り方を、 発見・共鳴・実装という3つのプロセスに分けて解説しています。
最終章の第6章ではパーパス・ドリブン・経営を実現する企業事例として、 ワコム、ぐるなび、日産自動車などが紹介されています。
(読者の口コミより)・とてもわかりやすく解説されていました。 あと、いろんな企業の事例がとても面白いですね。日本の企業がこんなにいろんなことをやっているんだ、ということを初めて知りました。
目次
第1章 パーパスとは? 第2章 パーパス・ドリブン・経営 第3章 パーパスの発見 第4章 パーパスの共鳴 第5章 パーパスの実装 第6章 パーパス・ドリブン・経営を実現する企業事例 巻末資料
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