日本書紀のおすすめ本8選(2026年)
「日本書紀」は私たちの想像力を超越した物語の宝庫です。 神話、伝説、政治、外交──無数の物語が重層的に織り込まれたこの歴史書は、 単なる過去の記録ではありません。
ここでは日本書紀に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
地図でスッと頭に入る 古事記と日本書紀
日本最古の歴史書である『古事記』と『日本書紀』の内容を、 55の重要な出来事に分けて解説した一冊です。 わかりやすい地図と図説を用いて、 天地創造から天皇家の歴史までを視覚的に説明しています。
国生み神話やヤマタノオロチ退治、天孫降臨など、 よく知られた神話の舞台を地図で示し、 物語の地理的背景や歴史的意義を理解しやすくしています。 また、両書の相違点にも触れ、日本神話への深い洞察を提供しています。
(読者の口コミより)・古事記や日本書紀では複雑な名前の神や人物が多く出てきて混乱するのですが、この本では整理されているので、これらの関係が理解しやすく、書かれている内容が頭に入りやすい。
目次
序章 早わかり古事記・日本書紀 第1章 天地のはじまり 第2章 神々の物語 第3章 ヤマト政権の誕生 第4章 古代天皇の躍動 第5章 日本の誕生
眠れないほどおもしろい日本書紀: 「書かれた文字」の裏に秘された真実 (王様文庫 D 59-9)
古代日本の神話や歴史を新しい視点で読み解く一冊です。 アマテラスやスサノオ、ヤマトタケルなど、 古代史の有名な人物やエピソードを、 藤原不比等の視点からわかりやすく解説。
『古事記』との意外な違いや、ヤマタノオロチの鉄剣の意味、 神功皇后の伝説など、歴史の裏側に秘められた真実を明かします。 さらに、漫画を交えたリアルな表現で古代日本の複雑な歴史が楽しく学べます。
(読者の口コミより)・いつのことが分かりやすく書かれており、よくありがちなだらだらとした長い文章ではないので、飽きないで読むことができる。
目次
1章 「神世七代」から神武天皇の誕生―こうして「神話」と「歴史」はリンクした! 天地開闢!そして「国生み」へ!! 三貴子登場!乱暴者のスサノオはやりたい放題 ほか 2章 「神武東征」から悲劇の英雄・ヤマトタケルの物語―うるわしの「大和の地」で巻き起こるドラマ! 日の神の子孫・神武天皇の東征!!その作戦とは? 橿原宮にて即位!初代天皇の誕生 ほか 3章 女傑・神功皇后から始まるヤマト王権の勢力拡大―巨大古墳、大陸への進出 大王たちの足跡に迫る! 摂政として君臨!神功皇后の何がすごいのか? 臨月のお腹にさらしを巻いて渡海!「三韓征伐」 ほか 4章 異色すぎる大王・継体天皇から大化の改新へ―天皇をも凌いだ蘇我氏の栄光と没落 皇統断絶!?「継体天皇の即位」は異例づくめ 崇仏か、排仏か―それが問題だ! ほか 5章 天智と天武 二人の天皇が目指したもの―「正史」では何が葬り去られ、どう書き換えられたのか? 悲劇!仕組まれた陰謀で散った有間皇子 実力十分!なぜ中大兄皇子はすぐに即位しなかった? ほか
日本書紀(上)全現代語訳: 全現代語訳 (講談社学術文庫 833)
古代日本の正史である日本書紀を初めて全文現代語訳した画期的な書籍で、 上下巻の2冊に分かれています。
天武天皇の命により舎人親王が養老4年に完成させた日本書紀は、 30巻にも及ぶ膨大な量と難解な漢文体のため、 一般読者には馴染みにくいものでした。
本書はこの壁を取り払い、古代日本の歴史を誰もが読みやすい形で提供しています。 古代史への関心が高まる現代において、 本書は日本の起源と形成過程への興味を大いに刺激する一冊となっています。
(読者の口コミより)・口語訳として優秀。 著者の宇治谷氏の努力の結晶。 何の脈絡もなく突然神様が現れては去っていったり、 いきなり和歌が挿入されたりするが、それは原書に忠実なので仕方ない。
日本書紀 全現代語訳+解説 <1> 神代 ー 世界の始まり ー
1300年前に成立した日本最古の正史を、 現代人にも親しみやすく解説した書籍です。 著者の寺田惠子氏は女子大や社会人講座で人気の講師で、 やさしい語り口で日本の始まりを語ります。
第1巻では、神々の誕生や天地創造、神武天皇の誕生までの神話が描かれています。 特に「国うみ」や「ヤマタノオロチ」のエピソードなど、 古事記とは異なる神話のバリエーションが楽しめます。
一年に2冊ずつ、全8巻が刊行される予定です。
(読者の口コミより)・これは秀逸です!日本書紀のイメージがひっくり返りました。 古事記に比べて日本書紀は難しいイメージがありますが、 日本書紀は面白いし、なによりも深いんですね。
日本書紀 全現代語訳+解説 <2> 建国と神々の祭り (日本書紀 全現代語+解説)
寺田惠子氏による日本書紀全8巻シリーズの第2巻です。
神武天皇が日向を出発し、 ヤタガラスや金色の鳶に導かれて大和へ至る建国の道のりを描きます。
長髄彦との戦いや、疫病の流行と神々の祭り、 箸墓伝説、相撲や埴輪の起源、アマテラス大神の伊勢鎮座など、 神話から歴史へ移り変わる日本の黎明期を、 わかりやすい現代語訳と解説で紹介してます。
(読者の口コミより)・本書の特長は読みやすさと解説のおもしろさです。 漢文の読み下しだけでは理解をするのにせいいっぱいで、中身を味わうことがむずかしいですが、その点、本書はやさしい現代文に訳されていて、また、解説が興味深いです。
目次
第一代 神武天皇 神日本磐余彦天皇 東征への出立 迂回と進撃 長髄彦と金色の鵄 始馭天下之天皇 第二代 綏靖天皇~第九代 開化天皇 欠史八代 第二代 綏靖天皇 神渟名川耳天皇 第三代 安寧天皇 磯城津彦玉手看天皇 ほか 第十代 崇神天皇 御間城入彦五十瓊殖天皇 即位と遷都 疫病の流行と神々の祭り ほか 第十一代 垂仁天皇 活目入彦五十狭茅天皇 即位と立后 任那と新羅 ほか
「神社検定」副読本 マンガならわかる! 『日本書紀』
『日本書紀』を親しみやすいマンガで解説した入門書です。 神社検定の初級テキストとして編纂され、神道的に重要なシーンを中心に、 世界の始まりから新たな国づくりまでを15章にわたって紹介しています。
難解とされる『日本書紀』の内容を、 ストーリー形式のマンガと詳細な注釈で分かりやすく解説しており、 神話や古代史に興味を持つ読者にとって最適の入門書となっています。
(読者の口コミより)・とっかかりにくい日本書紀をすごく簡素なイラストと漫画にしてくれており(美しすぎる絵だと情報入りにくかったり、却って登場人物の「書き分け」が難しいケースもあるので、このシンプルな絵が丁度いいと思います)読み進めやすいです。
目次
世界のはじまり 神々の試練 宝剣あらわる 国ゆずり 天孫降臨 ウミサチ・ヤマサチ 初代・神武天皇の即位 御肇国天皇 伊勢の神宮のはじまり 英雄・ヤマトタケル 海の向こうへ 仁徳天皇と倭の五王 皇統の記紀 仏教伝来と「神道」 神々に見守られつつ…新たな国づくり
日本書紀 (1) (岩波文庫 黄 4-1)
日本書紀の岩波文庫版です。1巻から5巻まであります。
1巻には「巻第一 神代上」から「巻第五 崇神天皇」までが収められており、 天地創造の神話から崇神天皇の治世までを詳細に描いています。
定評ある日本古典文学大系版を基に文庫化されており、 古代日本の歴史と神話を学ぶ上で貴重な一冊となっています。
(読者の口コミより)・書き下し文オンリーだと、読みづらい気がするかもしれませんが、注が詳細ですのでそうでもないですよ。 記紀の漢文は、本家中国の漢文と違いそんなに複雑じゃないので、慣れたら白文でも意味取れるくらいです。 諸先生方の現代語訳も素晴らしいと思いますが、やはり原文に直接触れた時の感動は別物です。
目次
神代 神日本磐余彦天皇―神武天皇 神渟名川耳天皇―綏靖天皇 磯城津彦玉手看天皇―安寧天皇 大日本彦耜友天皇―懿徳天皇 観松彦香殖稲天皇―孝昭天皇 日本足彦国押人天皇―孝安天皇 大日本根子彦太瓊天皇―孝霊天皇 大日本根子彦国牽天皇―孝元天皇 稚日本根子彦大日日天皇―開化天皇 御間城入彦五十瓊殖天皇―崇神天皇
日本書紀に秘められた古社寺の謎──神話と歴史が紡ぐ古代日本の舞台裏
古代日本の神社と寺院に隠された歴史と信仰の真実を探る一冊です。 『日本書紀』に登場する重要な古社寺を取り上げ、 その建設背景や信仰的役割を解説します。
例えば、ヤマト王権の発祥地である大神神社や、 伊勢神宮、出雲大社、 香椎宮などがどのように歴史的事件や伝説と結びついているのかを追求。 また、飛鳥時代の寺院や消えた古刹の謎も明かされ、 神社と寺院が政治と権力の中枢であったことが浮き彫りになります。 古代日本の舞台裏を解明する書籍です。
(読者の口コミより)・日本史を説き読むためには、寺社仏閣の成り立ち、経緯は必要なものです。 それぞれについて書かれている事柄も学者によっては異なる場合もあります。 このような見方や紹介の仕方もあるんだな!と言うことを前提に読んでいくと面白いのではないでしょうか。
目次
第1章 ヤマト王権を確立させた知られざる大神社の秘史 第2章 古代の伝説・事件の舞台となった社寺の謎( 第3章 飛鳥の古寺・廃寺の正体 第4章 なぜか日本書紀が語らない有名古社寺の謎
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