毛利元就を知るためのおすすめ本7選(2026年)

弱小豪族の次男として生まれた毛利元就は、 数々の困難を乗り越え一代で中国地方8カ国を統一した戦国屈指の名将です。

智略に優れた策略家として名を馳せる一方、 家族や家臣との絆を重んじ、 「三本の矢」の逸話に象徴される団結の精神で大勢力に立ち向かいました。 そんな彼の生涯には現代のビジネスや人間関係にも通じる教訓が詰まっています。

ここでは毛利元就に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

戦国人物伝 毛利元就 (コミック版 日本の歴史)

戦国人物伝 毛利元就 (コミック版 日本の歴史)
すぎたとおる(著), 加来耕三(監修), 中島健志(イラスト)
発売日: 2010-11-06

毛利元就の知略に満ちた戦国時代の生涯を描いたコミック版です。

弱小領主として生まれた元就は、幼少期に両親を失い、 知恵を武器に生き抜きます。毛利家の当主となった後、 彼は大内家と尼子家に挟まれた立場から、巧妙な戦略と柔軟な同盟で家を支配下に置き、 やがて中国地方一の大名へと成長します。

名高い「三本の矢」の教訓を通じて、一族の結束を重んじ、 戦の知恵を駆使して次々と困難を乗り越えていく元就の姿が描かれています。

(読者の口コミより)

・子どもが何度も夢中になって読んでいる。知識が増えて歴史が好きになる。

目次

第1章 下剋上の世
第2章 毛利家相続
第3章 打倒尼子氏
第4章 厳島
第5章 三本の矢の訓
毛利元就を知るための基礎知識

新装版 山霧 (下) 毛利元就の妻 (文春文庫) (文春文庫 な 2-53)

新装版 山霧 (下) 毛利元就の妻 (文春文庫) (文春文庫 な 2-53)
永井 路子(著)
発売日: 2013-06-07

毛利元就の戦国時代における奮闘と、 彼を支えた妻・妙玖(おかた)の物語を描いた感動的な長編小説の下巻です。

大内氏と尼子氏の二大勢力に翻弄される元就は、 数々の危機的な戦闘や身内の裏切りを乗り越え、 名将へと成長していきます。

その苦しい戦の中で愚痴っぽい元就を支えたのは、天性の明るさを持つ妻・妙玖でした。 彼女の存在が元就を勇気づけ、家族とともに乱世を生き抜く力となります。 元就と妙玖の心温まるやりとりを中心に、 戦国時代を生き抜いた夫婦の絆と苦悩が描かれています。

(読者の口コミより)

・上巻に続き、毛利元就とおかた(妙玖)のやりとりを中心として話が進んでいきます。 二人が生きた時代はどのようなものであったのかと読者に想像させる細やかな描写。

毛利元就(1)(山岡荘八歴史文庫 49)

毛利元就(1)(山岡荘八歴史文庫 49)
山岡 荘八(著)
発売日: 1986-08-28

山岡荘八氏が描く毛利元就の波乱に満ちた生涯を描いた歴史小説の第1巻です。

応仁の乱から三十年、 戦国の混乱が続く時代に毛利元就は中国地方の小国・安芸の毛利家に生まれます。 大内義興と尼子経久という二大勢力が影響を及ぼす中、 元就の父・弘元の死によって、元就は十歳の少年にして城主となり、 周囲の大人たちの間で翻弄されながら軍命を背負います。

次々と訪れる困難に立ち向かう若き元就の姿が、激動の時代を背景に鮮やかに描かれています。

(読者の口コミより)

・第一巻は、後に山陰山陽を治める事になる毛利元就の少年時代から初陣、 本家を継ぐまでの話。元就は、幼年期より知力、胆力に優れてると感心しました。

毛利は残った (角川文庫)

毛利は残った (角川文庫)
近衛 龍春(著)
発売日: 2022-10-24

毛利輝元がどのようにして家を立て直すかを描いた歴史小説です。

西軍の総大将として家康と戦った輝元は、 戦後に敗北の責任を問われ、毛利家はその石高を4分の1に減封され、 財政破綻寸前に追い込まれます。

藩主としての立場を守りながら家康との関係をどう築くか、 輝元は厳しい選択を迫られます。

毛利家の存続をかけた輝元の心の葛藤や家族、家臣との関わりを描きつつ、 彼が如何にして窮地を乗り越えようとするのかに焦点を当てています。 徳川家康との微妙な関係を描きながら、 家族や藩の未来を見つめる輝元の姿がリアルに表現されています。

(読者の口コミより)

・毛利家存続と家康への隷属の間で揺れ動く藩主の心の動きがよく表現されていたと思います。

毛利元就 (シリーズ・中世西国武士の研究)

毛利元就 (シリーズ・中世西国武士の研究)
村井良介(編集)
発売日: 2024-10-03

毛利元就の生涯とその時代に関する詳細な研究を集めた学術的な作品です。

元就は安芸の地域領主から一代で中国地方の大半を支配する戦国大名へと成り上がった人物で、 本書ではその政治的手腕や合戦、家督譲渡、 経済的支配などさまざまな側面が深く掘り下げられています。

元就とその家臣や家族との関係、さらには毛利家の家督制度の仕組みが詳細に分析されており、 元就がいかにして周囲の有力者と関わり、 権力を築いていったのかが明らかにされます。 貴重な資料となる一冊です。

目次



目次

総論 毛利元就の生涯と家来 第1部 政争と合戦  毛利元就の生涯―「名将」の横顔  高橋氏の滅亡時期をめぐって  いわゆる安芸郡山城合戦の再評価  猿懸城合戦と毛利氏の備中国経略  毛利元就と防府―毛利氏の防長侵攻とその受容  毛利氏の兵糧政策と西伯耆国人村上氏 第2部 家督譲与と二頭体制  判物から見た吉川元春の家督譲り  毛利隆元の家督相続をめぐって  毛利氏五人奉行制の再検討 第3部 芸備領主との関係  安芸国衆保利氏と毛利氏  備後国衆・杉原盛重の立場―毛利氏との主従関係を中心として 第4部 経済拠点の支配  戦国期の地域権力と石見銀山  毛利元就の温泉津支配と輝元の継承 第5部 毛利元就の妻室  毛利元就をめぐる女性たち  毛利元就継室「中の丸」の出自

毛利元就(2)(山岡荘八歴史文庫 50)

毛利元就(2)(山岡荘八歴史文庫 50)
山岡 荘八(著)
発売日: 1986-08-28

山岡荘八氏が描く毛利元就の波乱に満ちた生涯を描いた歴史小説の第2巻です。

物語は毛利元就がわずか七千の兵で、 尼子軍の六万という圧倒的な大軍に立ち向かう戦いから始まります。 援軍すら期待できない中、元就は「この戦、勝った!」と豪語し、 見事に勝利を収めますが、その勝利が彼をさらなる苦境に追い込んでいきます。

元就の巧妙な戦術と冷徹な決断が、次第に彼の運命を大きく変えていく様子が描かれています。 歴史的背景を重視しつつも、登場人物の心情に焦点を当てた迫力のある物語が展開されます。

(読者の口コミより)

・毛利元就といえばその謀略ゆえに暗さが付きまといがちですが、 山岡荘八は、その元就を、幼い頃から逆境の続く中で、 知謀と百万一心の理念で地方の平和を築いて行く人間として魅力的に描いています。

天命 (光文社文庫)

天命 (光文社文庫)
岩井三四二(著)
発売日: 2022-04-12

『天命』は戦国時代を生き抜いた毛利元就の波乱の生涯を描いた歴史小説です。 弱小国人・毛利家の次男として生まれた元就は、 兄を亡くした後、突然家を継ぐことになります。

家臣たちの忠誠が試される中、元就は絶えず苦難に立ち向かい、 時に冷徹な謀略を駆使して家を守り抜きます。

九死に一生を得た彼は、武略を極めて逞しい武将として成長し、 最終的には中国地方の覇者へと登り詰めます。 元就の人間的成長とその計略の妙が鮮やかに描かれ、 戦国の世で生き抜く男の姿に迫ります。

(読者の口コミより)

・戦国武将を主人公にした小説は多いが、西日本の覇者となったにも関わらず、 毛利元就を主人公にした作品は意外と少ないように思う。 本書はそんな毛利元就を真正面から主人公として取り上げた骨太の力作である。


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