始皇帝を知るためのおすすめ本12選(2026年)

2000年以上前、群雄割拠の中国に突如現れた一人の王、始皇帝。 彼が成し遂げた「中国統一」は世界史に衝撃を与え、 現代にも影響を及ぼしています。 しかし、その実像は暴君か名君かいまだ謎に包まれたままです。

ここでは始皇帝に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

始皇帝の戦争と将軍たち 秦の中華統一を支えた近臣軍団 (朝日新書)

始皇帝の戦争と将軍たち 秦の中華統一を支えた近臣軍団 (朝日新書)
鶴間 和幸(著)
発売日: 2024-07-12

始皇帝・嬴政が中国統一を実現できた理由を、 多彩な将軍や文官たちとの関係性から解き明かします。

李信や王齮、蒙恬といった将軍たちの戦場での活躍や、 呂不韋や李斯ら文官の貢献、 さらに秦に立ちはだかった李牧や龐煖など六国の英傑たちの実像にも迫ります。

『史記』や最新の考古学的発見をもとに、 統一戦争の舞台裏や近臣たちの個性、 始皇帝の人間力をわかりやすく描いた一冊です。

(読者の口コミより)

・漫画のキングダムを読む際には必需書ですね。 昔は「戦国策」も読んでいましたが、こちらの方が分かりやすいですね

目次

第1章 始皇帝の人間力―近臣たちとの特異な関係性(始皇帝〓政の生涯;統一を支えた近臣集団 ほか)
第2章 合従と連衡の戦争(合従と連衡;合従軍の侵入経路 ほか)
第3章 六国滅亡の十年戦争(韓滅亡時の戦国地図(始皇一七(前二三〇)年)
“史料の謎”韓滅亡をめぐる重要人物・騰 ほか)
第4章 統一を支えた近臣たち(李信―統一戦争を戦った若き将軍;王〓―三代秦王に仕えた将軍 ほか)
第5章 秦に対抗した六国の英傑たち(李牧(趙)―傑出した才を持つ名将
〓煖(趙)―合従軍を率いた武将 ほか)

始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎 (集英社新書)

始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎 (集英社新書)
渡邉 義浩(著)
発売日: 2019-04-17

漫画『キングダム』を切り口に、秦がなぜ他国に先んじて中華統一を果たせたのか、 その背景にある「法家」思想の役割を明快に解説します。

秦は既得権層の少なさや技術革新への柔軟さを武器に、 中央集権体制を築き上げました。 法家の理念は、始皇帝による厳格な国家運営や、 貨幣・度量衡の統一などにも反映され、後の中国王朝にも継承されていきます。

『キングダム』の名場面を引用しながら、 思想と歴史のダイナミズムを読み解く一冊です。

(読者の口コミより)

・中国の成り立ちが、分かり易く参考になります。 秦が短命な理由も理解できて良いと思います。

目次

第1章 『キングダム』前夜―春秋戦国時代はなぜ550年も続いたのか?(『キングダム』以前の歴史 周~春秋戦国時代;氏族制とはなにか)
第2章 法家と秦の大改革(秦の歴史1 起源から変法へ;商鞅の変法)
第3章 中華統一と空前の権力(秦の歴史2 「戦神」昭王と始皇帝;秦帝国の中国大陸統治)
第4章 始皇帝はなぜ儒家を憎んだのか(奇妙な儒家)

始皇帝完全ビジュアルガイド

始皇帝完全ビジュアルガイド
鶴間和幸(監修)
発売日: 2021-12-09

春秋戦国時代から秦帝国、そして漢帝国成立までの歴史と人物を、 美麗なイラストや豊富な図版とともに徹底解説した一冊です。

穆公や百里奚、始皇帝、孝文王、李斯、蒙恬、項羽、劉邦など、 時代を彩る英傑たちの活躍を、人物相関図や最新研究情報を交えてわかりやすく紹介。 戦国七雄の興亡や秦の台頭、始皇帝による中国統一と巨大事業、 さらに秦滅亡後の項羽と劉邦の覇権争いまでを、 時代の流れに沿って丁寧に解説しています。

漫画やドラマでこの時代に興味を持った方にも、 人物や歴史の全体像を整理しながら楽しめるガイド本です。

(読者の口コミより)

・キングダム及びBSで放送中の「始皇帝 天下統一」理解のための必需品です。 登場人物の人数が多く、難解漢字名が多いため、頭の整理に重宝しています。

目次

第1章 最強国家・秦の誕生―始皇帝が登場するまで(穆公;百里奚 ほか)
第2章 ファーストエンペラーの登場―中国統一までの道のり(始皇帝;孝文王 ほか)
第3章 始皇帝の大革命―皇帝即位と巨大事業の数々(李斯;蒙恬 ほか)
第4章 項羽と劉邦が天下を争う―秦の滅亡から漢帝国成立まで(劉邦(高祖)
張良 ほか)

マンガ 始皇帝 項羽と劉邦

マンガ 始皇帝 項羽と劉邦
石ノ森章太郎 (石森プロ作品)(イラスト)
発売日: 2022-07-01

始皇帝から項羽・劉邦までの激動の中国史を壮大なスケールで描いた歴史マンガです。 なぜ始皇帝が中国初の統一国家を築けたのか、 春秋戦国の混乱から天下統一までの道のりを再現。

秦滅亡後の乱世で猛将として名を轟かせた項羽や、 劉邦との対立、四面楚歌に至るまでの緊迫したエピソードも描かれています。 加えて、渡邉義浩氏による時代背景の解説が収録され、 現代中国にもつながる統一思想を理解できます。 映画『キングダム2』の副読本としても最適な一冊です。

(読者の口コミより)

・本著は中華統一の後についても書かれている。項羽と劉邦に関してはあまり知識もなく、最後の四面楚歌のシーンはその言葉は知ってはいても改めてよく分かった。

目次

『キングダム』の時代を読み解く
 春秋・戦国時代の「秦」
 えい政が秦王になるまで
 えい政の天下統一への道 ほか

マンガ 始皇帝
マンガ 項羽と劉邦

始皇帝全史

始皇帝全史
鶴間 和幸(監修)
発売日: 2019-11-21

始皇帝の生涯とその実像を最新研究に基づいて解き明かす書籍です。

戦国時代の混乱を終わらせ、 趙・魏・韓・楚・燕・斉を滅ぼして中国史上初の「皇帝」となった始皇帝の歩みを、 図版や人物イラストを交えてわかりやすく紹介しています。

統一後に推し進めた郡県制による中央集権化、万里の長城建設、 度量衡や交通網の統一など、後世に大きな影響を与えた偉業の数々も解説。 李信、王翦、李斯、蒙武、昌平君、楊端和ら、 始皇帝を支えた英雄たちの実像にも迫り、 秦の衰退や楚漢戦争、漢王朝成立までの流れもカバーしています。

(読者の口コミより)

・本書のようにイラストとともに人物にもフォーカスして紹介していただけると、 初心者にも理解しやすかったです。

目次

序章 始皇帝の基礎知識
第1章 始皇帝の誕生
第2章 即位した秦王
第3章 秦王の対外戦争
第4章 始皇帝の統一事業
第5章 始皇帝没後の世界
スペシャルインタビュー 最新の始皇帝研究

ゾクゾクするほど面白い  始皇帝と春秋戦国時代

ゾクゾクするほど面白い  始皇帝と春秋戦国時代
セピア(著)
発売日: 2025-08-01

中国史の大きな転換点である約550年にわたる春秋戦国期を、 初心者にもわかりやすく解説した一冊です。

楚の荘王を命懸けで諫めた蘇従氏、美女180人を軍隊として試した孫子こと孫武氏、 秦を強国に導いた法家・商鞅氏、そして始皇帝暗殺を狙った荊軻氏など、 数々の人物の劇的なエピソードが展開されます。

「臥薪嘗胆」「まず隗より始めよ」などの故事成語が生まれた時代を背景に、 戦略論や権謀術数が鮮やかに描かれ、 さらに農業革命や鉄器普及といった社会変革にも触れています。 難解な用語や出来事も工夫を凝らした解説で語り、 歴史ファンはもちろん、入門者も楽しめる春秋戦国史です。

(読者の口コミより)

・春秋戦国時代を楽しく学ぶことができた。 随所に挟まれる解説が、この時代を構造的に理解する助けとなっていて良かった。

目次

第1章 中国史の基礎知識と春秋時代以前の歴史
 中国の地形と気候
 春秋時代以前―殷王朝と周王朝 ほか

第2章 春秋時代編
 春秋時代ってどんな時代?
 最初の覇者 斉の桓公 ほか

第3章 戦国時代 前編
 戦国時代ってどんな時代?
 戦国時代初期 鎬を削る魏と斉 ほか

第4章 戦国時代 後編
 秦の始まり 最果ての異民族国家
 秦の強大化 遠交近攻という外交戦略 ほか


世界史のリテラシー 「中国」は、いかにして統一されたか: 始皇帝の六国平定 (教養・文化シリーズ)

世界史のリテラシー 「中国」は、いかにして統一されたか: 始皇帝の六国平定 (教養・文化シリーズ)
渡邉 義浩(著)
発売日: 2024-02-09

秦王政がどのようにして戦国時代の六国を平定し、 中国初の統一を実現したのかを解説します。

秦は中央集権体制である郡県制を全国に敷き、 貨幣・度量衡・文字を統一するなど、徹底した改革を断行しました。

また、法家思想を基盤に従来の封建制を廃し、 厳格な法治国家を築いたことが後の中国の一元的支配体制の原点となりました。 始皇帝の理想とその統治の実像に迫る一冊です。

目次

第1章 秦王政はいかにして中華統一を成し遂げたのか?
第2章 後進国の秦がなぜ最先端の社会体制を作り出せたのか?
第3章 始皇帝の理想は中華統一の達成であり、統一の維持ではなかった!?
第4章 その後の中国大陸で二千年にわたって影響を与えた「国家モデル」の完成へ

皇帝たちの中国 始皇帝から習近平まで (WAC BUNKO 359)

皇帝たちの中国 始皇帝から習近平まで (WAC BUNKO 359)
岡田 英弘(著)
発売日: 2022-01-28

始皇帝をはじめ、前漢の武帝や唐の太宗李世民、元のフビライ・ハーン、明の洪武帝、清の康煕帝など、 中国史上名高い五人の皇帝の生涯を軸に、 中国の本質を描き出します。

現代中国人が漢文を読めず自国の王朝史を知らないという視点から、 王朝ごとの特徴や「皇帝」という存在の意味をわかりやすく解説。 さらに、現代の習近平までを「皇帝」の系譜として捉え、 中国の歴史を読み解く一冊です。

(読者の口コミより)

・中国という国、民族に対して、膨大な研究と鋭い視点から、その本質を射貫く素晴らしい本だと思います。

・これまでの中国観を根底から覆されます。

目次

第1章 前漢の武帝―皇帝とともに生まれた「中国」
 「まず皇帝ありき」が中国の歴史だ
 中国の「皇帝」とは何か ほか

第2章 唐の太宗李世民―非中国人を皇帝に迎えた「第二の中国」
 鮮卑出身の皇帝の出現
 華北大争乱の中で浸透した遊牧民族 ほか

第3章 元の世祖フビライ・ハーン―モンゴル帝国が支配した元朝
 モンゴル帝国と元朝は同一ではない
 モンゴル帝国登場に至る背景 ほか

第4章 明の太祖洪武帝朱元璋―貧民出身の皇帝が建てた最後の漢人王朝
 宗教秘密結社出身の異端の皇帝
 フビライ死後、元朝帝室を揺るがす内争 ほか

第5章 清の聖祖康煕帝―満洲人の征服王朝「清帝国」
 康煕帝の人品を伝えた第一級史料
 なぜ清朝は中国王朝ではなかったか ほか


眠れなくなるほど面白い 図解 始皇帝の話: 中国統一という偉業を成し遂げた 始皇帝の実像に迫る!

眠れなくなるほど面白い 図解 始皇帝の話: 中国統一という偉業を成し遂げた 始皇帝の実像に迫る!
渡邉 義浩(監修)
発売日: 2022-03-28

始皇帝がいかにして中国初の統一を成し遂げたのか、 その激動の人生と偉業を図解とイラストでわかりやすく解説します。

人質として生まれた始皇帝は、 わずか13歳で即位し戦国七雄を次々と滅ぼして紀元前221年に中国を統一しました。 李斯などの賢臣とともに、郡県制の導入や貨幣・文字・度量衡の統一、万里の長城建設など、 後世に大きな影響を残す改革を断行。

さらに、家柄にとらわれない人材登用や中央集権体制の確立など、 現代中国の基礎を築いた政策にも迫ります。始皇帝の生涯や功績、 支えた将軍・賢臣の活躍まで、最新研究をもとに多角的に紹介する一冊です。

(読者の口コミより)

・図や表を有効に使いわかりやすい構成です。 人間関係や国同士の利害関係なども視覚で確認できよいと思います。

目次

1 始皇帝の何がすごいの?
 絶対的君主である「皇帝」
 郡県制で広大な国を均一に統治 ほか

2 始皇帝誕生までの軌跡
 強固な身分社会だった周王朝
 乱世のはじまり 春秋五覇の台頭 ほか

3 即位と7国統一までの戦い
 生まれたときは人質の身だった
 9歳にして秦への帰国がかなう ほか

4 始皇帝を支えた将軍・賢臣たち
 李斯 始皇帝を支えた陰の相棒
 蔡沢 4代の秦王に仕えた外交官 ほか

5 統一事業と始皇帝の死
 国家統一のための重要改革
 貨幣を統一して経済力アップを狙う ほか


世界史劇場 春秋戦国と始皇帝の誕生

世界史劇場 春秋戦国と始皇帝の誕生
神野 正史(著)
発売日: 2021-07-14

春秋戦国時代から秦王政による中国統一までを、 劇を観るような臨場感で描く歴史入門書です。

約550年続いた春秋戦国時代は、斉の桓公や孔子、 商鞅、呂不韋など多彩な人物が活躍し、 鉄製農具の普及や経済・社会の変革、諸子百家の思想が花開いた時代です。

封建制から郡県制への転換や秦の富国強兵政策を解説し、 秦王政が斉を滅ぼし中国を初めて統一した背景や、 中国のアイデンティティ形成の過程を物語のように体感できる一冊です。

(読者の口コミより)

・周の東遷から秦の始皇帝による天下統一までの中国歴史が 俯瞰的に理解できる一冊

目次

第1章 春秋時代
 前期

 笑わない王妃?―周の東遷
 最初の覇者―春秋五覇
 斉の桓公
 ほか

第2章 春秋時代
 後期

 孔子と老子―諸子百家
 儒家・道家

血塗られた玉座―春秋五覇
 呉の闔閭
 ほか

第3章 戦国の幕開け
 「鉄」の衝撃―春秋末/戦国初頭の経済変革
 銭の力―春秋末/戦国初頭の社会変革 ほか

第4章 秦の抬頭
 法を為すの弊、一にここに至るか―商鞅の変法
 隗より始めよ―諸子百家
 縦横家
 ほか

最終章 天下布武
 奇貨居くべし―呂不韋の計画
 完全なる粛清―呂不韋摂政期 ほか

人間・始皇帝 (岩波新書)

人間・始皇帝 (岩波新書)
鶴間 和幸(著)
発売日: 2015-09-19

秦の始皇帝の生涯を「苛烈な暴君」か「有能な君主」かという評価を超えて、 最新の発見資料をもとに多角的に描き出す一冊です。

出生や即位の背景、身近な人々との関係、暗殺未遂事件、天下統一の実態、 そして焚書坑儒や遺言の真相まで、 従来の『史記』中心のイメージを覆す新たな始皇帝像に迫ります。

推理小説のように史実を検証し、 同時代の視点から「人間」としての始皇帝の実像を浮き彫りにします。

(読者の口コミより)

・最新の考古学とその成果として得られた新史料を消化し、始皇帝とその時代の理解を画期的に深める好著。

・始皇帝の時代に関してこんなに研究が盛んだったとは驚きました。

目次

第1章 趙正出生―生誕の秘密(一歳)
第2章 秦王即位―帝王誕生の背景(一三歳)
第3章 〓〓(ろうあい)の乱―彗星は語る(二二歳)
第4章 暗殺未遂―刺客の人物像(三三歳)
第5章 皇帝巡行―「統一」の実像(三九歳)
第6章 中華の夢―長城と焚書坑儒(四七歳)
第7章 帝王の死―遺言の真相(五〇歳)
第8章 帝国の終焉―永遠の始皇帝

始皇帝の地下宮殿: 隠された埋蔵品の真相

始皇帝の地下宮殿: 隠された埋蔵品の真相
鶴間 和幸(著)
発売日: 2021-10-02

始皇帝陵の地下宮殿に秘められた謎と最新の考古学的発見をもとに、 その実像に迫る一冊です。

2200年以上もの間、司馬遷『史記』などの記録に頼るしかなかった地下宮殿ですが、 近年の発掘や科学調査によって、天井に星空、 地面に水銀の川を配した壮大な設計が現実味を帯びてきました。 実際に墓周辺の土壌から高濃度の水銀が検出されており 、記述の信憑性が高まっています。 さらに、陶器や金銀製品、木製の車など多彩な副葬品が発見され、 当時の葬儀制度や冥界観を解き明かす手がかりとなっています。

未発掘の地下宮殿の構造や埋蔵品の可能性を、 最新研究とともにわかりやすく解説した内容です。

(読者の口コミより)

・直接発掘できないところを今まで発掘されてきた墳墓から、 始皇帝の墳墓を推測する方法をとっている。なるほどと思う。 今世紀中には是非発掘してほしいが、自分が生きているうちは無理だろうな

目次

第1章 始皇帝の地下帝国
第2章 小さな地下世界
第3章 地下の小さな図書館
第4章 地下宮殿の構造
第5章 地下宮殿の埋蔵品
第6章 始皇帝の墓室


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