MMT(現代貨幣理論)を理解する!おすすめ本8選(2025年)
物価上昇、財政赤字、ベーシックインカム——これらの議論の裏で、 ひそかに経済思想の流れを変えつつある理論があります。 MMT(現代貨幣理論)は、国家の「お金の仕組み」を再定義し、 経済政策の常識を塗り替える鍵を握っているのです。
ここではMMT(現代貨幣理論)に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
MMTによる令和「新」経済論: 現代貨幣理論の真実
現代貨幣理論(MMT)を日本経済の再建にどう生かすかを探る書籍です。
「政府の赤字は民間の黒字」「自国通貨建ての国債では破綻しない」といったMMTの基本原理を説き、 緊縮財政や増税によるデフレの悪循環から脱する道を提示します。
就労・賃金保証プログラムや財政拡大策を通じて、 真の経済成長と国民生活の安定を目指す本書は、 長期停滞に苦しむ日本への具体的な処方箋として役立つ一冊です。
(読者の口コミより)・MMTについて分かりやすく知る事ができました。 MMTに批判的な意見に対しても、そうならないことの理由を答えてくれているなど、これからMMTについて知りたい方におすすめの一冊です
目次
第1章 MMT 現代貨弊理論とは何か? MMTを「異端」「トンデモ理論」と揶揄する日本のマスコミ 実際は、至って「マイルド」、というのが真実 ほか 第2章 「インフレ抑制は無理」という不当なMMT批判 インフレを抑え込むことは、決して不可能ではない MMT批判の背後に、おぞましき「インテリ心理」がある ほか 第3章 MMTの2大政策―「就労・賃金保証」プログラムと「貨弊循環量」調整策 インフレ率を軸に、金利、失業率、賃金をウォッチし続けるべし 「就労・賃金保証」プログラムによる、「完全雇用」の確保 ほか 第4章 現代国家の「貨幣」とは何か? 二つの異なる貨幣観:「商品貨幣」説vs「貨幣国定」説 あるいは、金属主義vs表券主義 如何にして、国家が貨幣の価値を保証しているのか?税と国定貨弊の本質的関係 ほか 第5章 MMTが示唆する、日本の処方箋 デフレが深刻化している日本 安倍内閣で進められる、数々のデフレ加速政策 ほか
MMT現代貨幣理論入門
現代貨幣理論(MMT)の第一人者、L・ランダル・レイ氏による、 アメリカで大論争を巻き起こした書籍です。
MMTは「政府は自国通貨を発行できるため、財政赤字を恐れる必要はない」 という大胆な視点から、税や国債の役割をまったく新しく捉え直します。 さらに、政府が「最後の雇い手」として雇用を保証する「就業保証プログラム」の有効性にも踏み込み、 完全雇用と物価安定を実現する仕組みを提示。 経済の未来を考える上で役に立つ、新しい“お金”の教科書です。
(読者の口コミより)・この書籍は物理的には五百ページを超える分厚い書籍ですが、経済学を知らなくても、簿記の知識さえあれば、割合簡単に読み解くことができると思います。簿記の手法で、政府と中央銀行、民間金融機関の取引を追跡すれば、千兆円、二千兆円の巨額(?)な国債による財政破綻の心配も皆無になることが判ります。
目次
マクロ会計の基礎―1つの部門の赤字は、別の部門の黒字に等しい 自国通貨の発行者による支出―租税が貨幣を動かす 国内の貨幣制度―銀行と中央銀行 自国通貨を発行する国における財政オペレーション―政府赤字が非政府部門の貯蓄を創造する 主権国家の租税政策―「悪」に課税せよ、「善」ではなく 現代貨幣理論と為替相場制度の選択―失敗するように設計されたシステム「ユーロ」 主権通貨の金融政策と財政政策―政府は何をすべきか? 「完全雇用と物価安定」のための政策―「就業保証プログラム」という土台 インフレと主権通貨―「紙幣印刷」がハイパーインフレを引き起こすわけではない 結論‐主権通貨のための現代貨幣理論―MMTの文化的遺伝子
MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論 (角川新書)
反緊縮の立場から日本経済を読み解くための入門書です。 監訳者としてランダル・レイ氏の著作にも関わった島倉氏が、 MMT(現代貨幣理論)の核心を解説しています。
貨幣の本質から政府支出、税の役割、就業保証プログラムまで、 国家の財政運営を根底から見直します。 日本が「財政危機」にあるという通説に異議を唱え、 国の持つ通貨発行権を活用した積極財政の道筋を示す内容は、 経済政策を考える上での新たな指針となる一冊です。
(読者の口コミより)・MMTの解説本です。拡張高く書いているので、MMTについてざっくり知りたいだけなら、別の本(例えば中野氏)で十分です。 一方、租税政策論、機能的財政論、就業保証プログラムについて知りたい人には、とても良い本です。
目次
MMTはなぜ注目されているのか 第1部 MMTの貨幣論 貨幣の本質 預金のメカニズム 主権通貨国における政府の機能 第2部 MMTの政策論 MMTの租税政策論 機能的財政論 就業保証プログラム 第3部 MMTから見た日本経済 日本は財政危機なのか 日本経済には何が必要なのか 民主主義はインフレを制御できるのか おわりに―MMTをどのように生かすべきか
MMT 現代貨幣理論とは何か (講談社選書メチエ 718)
貨幣の正体や政府と中央銀行の関係、財政政策の仕組みを基礎から解説し、 現代貨幣理論(MMT)の全体像を描き出す書籍です。 単なる理論紹介にとどまらず、財政赤字の意味や税の役割、 雇用保障プログラムなど実践的な政策への応用にも踏み込みます。
主流派経済学の枠組みを理解したうえでMMTを冷静に分析し、 その有効性と課題をバランスよく提示。 拡張的財政政策が日本経済の構造的停滞を打開し得るかを多角的に論じています。 経済の基礎を学びながら、通貨と国家の新しい関係を考察できる一冊です。
(読者の口コミより)・MMTの全体像を「MMTの基本理論の支持者」が主流派やポストケインジアンとの差を 浮き彫りにしてくれるという観点で整理されていて大変読みやすく面白かった。 文体もとてもやさしくて読みやすい。
目次
第1章 なぜいまMMTが注目されるのか? 第2章 貨幣の正体―お金はどのようにして作られるか? 第3章 政府の借金はなぜ問題にならないか? 第4章 中央銀行は景気をコントロールできるのか? 第5章 政府は雇用を保障すべきか?―雇用保障プログラム 第6章 MMTの余白に―永遠の借金は可能だろうか?
超入門MMT (MdN新書)
藤井聡氏が、長年停滞を続ける日本経済の謎に真正面から切り込んだ書籍です。
なぜ日本では30年間も給料が上がらないのか、 なぜ「国の借金」が危機だと騒がれるのか――その根本から問い直し、 MMTの視点で“お金とは何か”を具体的にひもときます。
お金は国家がつくり出し、納税システムを円滑に動かすための仕組みだという核心を理解すれば、 経済の仕組みが見えてきます。 さらに、緊縮財政・消費増税・終わらないデフレといった日本の政策課題を取り上げ、 誤った常識が私たちの豊かさを奪っている実態を示します。
(読者の口コミより)・一般人でも理解できる。政治と経済、特に実体経済の関係が明確に書かれているので、サラリーマンわたしのようなでも勉強になる。 現在の我が国の課題について学ぶのにお勧めです。
目次
第1章 どうしてMMTは話題になるの? 日本はホントに「借金地獄」なの? 日本の財政評価方法は異常なの? ほか 第2章 そもそもオカネ貨幣ってなに? 財布に入っている一万円札ってなに? 最初のオカネは「政府が使った」の? ほか 第3章 なぜMMTはトンデモ理論と言われたの? MMTとはそもそもなにを主張している理論なの? MMT=トンデモ理論という批判には裏があるってホント? ほか 第4章 MMTは本当に日本を良くするの? デフレが続くと日本はどうなるの? 日本のデフレ脱却は大ウソなの? ほか 第5章 MMTってどう使えばいいの? MMTは実践的?それとも空論? とにかくインフレになればいいの? ほか
「国の借金は問題ない」って本当ですか?〜森永先生!経済ど素人の私に、MMTの基本を教えてください。
「国の借金は本当に問題なの?」という素朴な疑問に、 経済アナリストの森永康平氏が答える一冊。 MMT(現代貨幣理論)の基本を平易に解説しながら、 お金・税金・銀行・インフレといった経済の根本を理解できる入門書です。
政府の借金や財政赤字を必要以上に恐れる風潮に対し、 「銀行が実際にお金を生み出している」「税金は国の財源ではない」など、 これまでの常識を覆す視点を提示。 難しい経済の仕組みを、やさしい語り口とイラストで説明しています。
(読者の口コミより)・本書は、タイトルにある通り、森永先生が大学生の質問に答える形で、本書が進んでいきますので、「あ、お金を刷ってもいいんだな」「お金を刷らないから、デフレを脱却できないんだな」ということがわかる構成になっています
目次
1 「国の借金は問題ない」って本当ですか? そもそも“国の借金”ってなんですか? “国の借金”は返さなくていいんですか? ほか 2 「銀行がお金を生み出している」って本当ですか? お金はどうやって生まれるんですか? なぜ銀行はお金を作れるんですか? ほか 3 「税金は国の財源ではない」って本当ですか? 税金を集めて支出しているんじゃないんですか? 財源以外の税金の役割ってなんですか? ほか 4 「ハイパーインフレは起きない」って本当ですか? インフレ/デフレってなんですか? インフレ/デフレはどうやって測るんですか? ほか 5 お金とMMTにまつわるQ&A集 「消費税は平等な税制」って本当ですか? 「消費税は預かり金である」って本当ですか? ほか
図解入門ビジネス 最新MMT[現代貨幣理論]がよくわかる本
異色の経済理論・MMT(現代貨幣理論)を図解で解説する一冊です。 経済を「正しく見るためのレンズ」としてMMTの仕組みを解説しています。
租税貨幣論や機能的財政論、信用貨幣論といった重要ポイントを 図やイラストで紹介。 債務ピラミッドやジョブ・ギャランティ(雇用保証)、 開放経済への応用など実践的なテーマにも踏み込んでいます。
批判や誤解にも応答し、経済論争の本質を解き明かすことで、 現代経済を理解したい人におすすめの入門書です。
(読者の口コミより)・図解入門と銘打たれているものの、やはりある程度のマクロ経済学の知識や財政に関する知識がないと理解するのはなかなか難しいのが本書である。 だが、MMTの現在の論点を整理してMMT側から見せてくれるという点においては、やはり現在日本で発行されているMMTの本では一番だと思う。
目次
第1章 MMTとは 第2章 租税貨幣論 第3章 機能的財政論 第4章 信用貨幣論・内生的貨幣供給理論 第5章 債務ヒエラルキー・債務ピラミッド 第6章 ストック・フロー一貫モデル 第7章 ジョブ・ギャランティ 第8章 MMTの開放経済(国際経済)分析 第9章 MMTによって防ぐことができる様々な誤り 第10章 MMTに関連する発展的な議論
財政赤字の神話: MMT入門 (ハヤカワ文庫NF)
MMT(現代貨幣理論)の第一人者、ステファニー・ケルトン氏が政府の赤字に対する誤解を解き明かします。 「政府の赤字は国民の黒字」という逆転の発想を中心に、 国家財政を家計にたとえる誤りを指摘。自国通貨を発行できる政府は破綻しないという理論のもと、 雇用保証や福祉政策など、本当に必要な支出のあり方を示します。
インフレや貿易赤字など重要テーマも解説し、 経済を人々のために取り戻すビジョンを描く一冊です。 世界中で賛否を呼び、経済学の常識を覆したベストセラーとして注目されています。
(読者の口コミより)・本書は具体例を幾つも挙げて、MMTについて分かりやすく解説しています。 MMTは財政に関する解釈は興味深いものの、粗削りの理論であり、実行困難であることが本書から得られた知見です。
目次
序章 バンパーステッカーの衝撃 第1章 家計と比べない 第2章 インフレに注目せよ 第3章 国家の債務(という虚像) 第4章 あちらの赤字はこちらの黒字 第5章 貿易の「勝者」 第6章 公的給付を受ける権利 第7章 本当に解決すべき「赤字」 第8章 すべての国民のための経済を実現する
関連記事