脳科学を学ぶための本おすすめ8選(2025年)

私たちが「考える」「感じる」「決断する」といった当たり前の営みは、 脳の中でどのように生まれているのでしょうか。 好みや直感の理由、集中力の波など、 脳は日常のあらゆる場面に静かに影響を及ぼしています。

近年の脳科学の進展によって、 その“ブラックボックス”は急速に解き明かされつつあり、 脳の姿が少しずつ輪郭を現してきました。

ここでは脳科学に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

脳と成功の科学

脳と成功の科学
ジョン・アサラフ(著)
発売日: 2023-08-10

35年以上にわたる脳科学の研究をもとに、 成功を妨げる「マインドブロック」を外すための脳トレーニング法〈インナーサイズ〉を紹介する一冊です。

NASAの宇宙飛行士やトップアスリート、世界のCEOらが密かに取り入れてきた思考法を、 誰でも実践できる形でまとめています。 ストレスを味方に変える方法、ネガティブ思考をセルフトークで操る技術、 先延ばしを断ち切る習慣の作り方など、日常でつまずきやすい課題に具体的にアプローチ。

さらに、思い込みを利用して能力を“ゾーン”へ導く思考法や、 恐怖をエネルギーに変える実践法なども紹介しています。 才能や環境よりも「脳の使い方」が成功を左右する――その核心を教えてくれる書籍です。

(読者の口コミより)

・他の成功法則系の本との違いとして際立っているのは、成功を阻む6つの「マインドブロック」を具体的な脳科学の知見で一つ一つ叩き潰していく点です。ただ前向きになろう!ではなく、ネガティブ思考も利用するというアプローチはユニークですね。

目次



Introduction インナーサイズで隠れた「脳力」を引き出す
第1章 あなたのせいじゃない
第2章 脳内のゴリラとご対面
第3章 脳2.0にアップグレード
第4章 脳を鍛える
第5章 ゴリラとの戦い
第6章 習慣
第7章 恐怖
第8章 思い込みとストーリー
第9章 ストレスと不安
第10章 マインドセット
第11章 脳に目標を与える
第12章 プランを立てる
第13章 インナーサイズの儀式化
第14章 「自分」という最後の未踏の地

あなたという習慣を断つ ― 脳科学が教える新しい自分になる方法

あなたという習慣を断つ ― 脳科学が教える新しい自分になる方法
ジョー・ディスペンザ(著), 東川 恭子(翻訳)
発売日: 2015-07-09

「人は自分という習慣を手放せば、誰でも意識から人生を変えられる」と説く書籍です。

量子物理学や脳科学、遺伝学など多彩な知見を組み合わせ、 人の行動や思考がどのように形成されるのかをわかりやすく解説しています。 環境や身体、時間といった制約を“克服する”ための考え方は、 日常の行動を見つめ直すヒントが豊富です。

4週間かけて取り組む実践プログラムで、「創造意識を開く」から始まり、「習慣の解除」、 「古い記憶の手放し」、「新しい意識の創造」へと段階的に進み、 瞑想を通して未来の自分を具体的に描く方法を学べます。

(読者の口コミより)

・「理想を実現させるには、古い自分をリセットする必要がある」ことに深く共感する人には、非常によい本だと思います。

目次

第1部 あなたのサイエンス
 量子のあなた
 環境を克服する
 身体を克服する
 時間を克服する
 サバイバルvs創造

第2部 脳と瞑想
 三つの脳 思考→行動→存在
 ギャップ
 瞑想、神秘の解明と未来の波

第3部 新たな運命への第一歩
 瞑想的過程:序論と準備
 創造意識の扉を開ける 第1週
  あなたという習慣を解除する 第2週
  古いあなたの記憶を解除する 第3週
  新しい未来のために新しい意識を創造する 第4週
  実演と透明化―新しい現実を生きる


脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
ジョン J.レイティ(著), エリック ヘイガーマン(著), 野中 香方子(翻訳)
発売日: 2009-03-20

運動が脳に与える驚くべき効果を脳科学から解き明かす書籍です。 イリノイ州の学校で行われた「0時間体育」では、 朝に運動した生徒の成績が大きく向上し、 特に直後の授業で効果が顕著に表れました。 その背景には、運動によって脳の神経成長因子が増え、 学習能力や集中力が高まるという科学的根拠があります。

本書ではストレスや不安、うつの改善、ADHDや依存症の症状緩和、 加齢による衰えにどのように運動が作用するかを紹介。 走ることで脳細胞が育ち、感情までも整うという事実を示します。 体だけでなく脳を鍛えたい人に、実践的な指針を与えてくれる一冊です。

(読者の口コミより)

・脳の血の巡りを良くするには運動をして,強制的に脳への血流量を増やすしかない という,ある意味自明のことと思われることへ,科学的裏付けがなされるようになってきたという本です.

目次

第1章 革命へようこそ―運動と脳に関するケーススタディ
第2章 学習―脳細胞を育てよう
第3章 ストレス―最大の障害
第4章 不安―パニックを避ける
第5章 うつ―気分をよくする
第6章 注意欠陥障害―注意散漫から脱け出す
第7章 依存症―セルフコントロールのしくみを再生する
第8章 ホルモンの変化―女性の脳に及ぼす影響
第9章 加齢―賢く老いる
第10章 鍛錬―脳を作る

WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方

WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方
ジル・ボルト・テイラー(著), 竹内 薫(翻訳)
発売日: 2022-06-28

脳科学者の著者が、 自身の脳卒中の体験と神経解剖学の知見をもとに、 脳の新しい使い方を提案する書籍です。

左脳の機能を失い右脳だけで世界を感じた経験から、 脳には「考える左脳」「感じる左脳」「感じる右脳」「考える右脳」という “四つのキャラ”が存在すると説明。 これらは同じ脳の中で共存する住人のようなもので、 チームとして働けば心の安定が手に入るといいます。

恋愛や家族、世代間ギャップ、依存症など、悩みを四つのキャラの視点からひも解き、 自分の反応パターンを変える方法を具体的に紹介。 脳全体を活かして、自分らしい生き方へ導いてくれる内容です。

(読者の口コミより)

・哲学書や科学書など、心の在り方や脳についての書物をたくさん読んできましたが、科学とスピリチュアルすべてが分かりやすく統合されて、まさに腑に落ちる著書となりました。

目次

第1部 脳のなかをちょこっと覗いてみる
 私の物語、私たちの脳
 脳の構造と人格
 脳を支えるチーム―四つのキャラクター

第2部 あなたの「四つのキャラ」
 “キャラ1”考える左脳
 “キャラ2”感じる左脳
 “キャラ3”感じる右脳 ほか

第3部 人間関係における「四つのキャラ」
 自分とのつながり―「四つのキャラ」と体
 ほかの人たちとのつながり―恋愛関係における「四つのキャラ」
 社会との断絶と復帰―依存症に立ち向かう「四つのキャラ」 ほか


奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)
ジル・ボルト テイラー(著), Taylor,Jill Bolte(原名), 薫, 竹内(翻訳)
発売日: 2012-03-28

脳科学者ジル・ボルト・テイラー氏が37歳のときに脳卒中を発症し、 その体験と回復の8年間を描いたノンフィクションです。

大学で神経科学の研究に携わっていた著者は、 発症直後から言語や運動感覚が失われていく自分を冷静に観察し、 どの脳領域が損傷しているのかを理解しながら必死に助けを求めます。

病院での治療、手術、リハビリの過程が具体的に語られ、 脳卒中の内側から見える世界が鮮明に伝わります。特に左脳機能を失ったことで、 右脳がもつ静けさや安心感に気づいていく姿も描かれています。 後半では脳との付き合い方”が示され、 脳科学の知見と洞察が融合した感動の回復記です。

(読者の口コミより)

・私の読んだ本のベスト5に入る傑作 この、右脳の働きを理解することに今までいかに多くの人が努力してきたことか。 こんな身近に奇跡的な神秘が有ったことに感謝

目次

脳卒中になる前の人生
脳卒中の朝
助けを求めて
静寂への回帰
骨まで晒して
神経科の集中治療室
二日目あの朝の後で
GGが街にやってくる
治療と手術の準備
いよいよ手術へ
最も必要だったこと
回復への道しるべ
脳卒中になって、ひらめいたこと
わたしの右脳と左脳
自分で手綱を握る
細胞とさまざまな拡がりをもった回路
深い心の安らぎを見つける
心の庭をたがやす

BRAIN DRIVEN ( ブレインドリブン ) パフォーマンスが高まる脳の状態とは

BRAIN DRIVEN ( ブレインドリブン ) パフォーマンスが高まる脳の状態とは
青砥 瑞人(著)
発売日: 2020-09-25

神経科学の知見をもとに、 脳の状態を理解しながらパフォーマンスを高める方法を解説した一冊です。

「モチベーション」「ストレス」「クリエイティビティ」 という三つのテーマを軸に、脳内で何が起こっているのか(WHAT)、 なぜそうなるのか(WHY)を示し、 それを生活や仕事にどう応用するか(HOW)まで導きます。

モチベーションの構造や欲求の段階、ストレスの仕組みや認識の方法、 脳と人工知能を比較したクリエイティブ思考の理解など、 具体例や図解を交えて紹介。 神経科学の知見を 心理学や哲学の知恵と融合させることで、 実践的な脳の使い方を学べる一冊です。

(読者の口コミより)

・モチベーション、ストレス、クリエイティビティについて脳神経科学の最新のデータや知見を取り入れながら非常にわかりやすく丁寧に書いてある良書。 イラストやまとめのサポートもあり一般の人にも読みやすい内容となっている。

目次

1 MOTIVATION モチベーション
 そもそも、モチベーションとは何か?
 モチベーション世界の構造的理解
 神経科学的欲求五段階説 ほか

2 STRESS ストレス
 ストレスの原理を理解する
 ストレスを分解して考える
 ストレスを認識する ほか

3 CREATIVITY クリエイティビティ
 神経科学におけるクリエイティビティ
 クリエイティビティを捉えるための前提と複雑性
 人間の脳と人工知能を比較する ほか


カラー図解 脳の教科書 はじめての「脳科学」入門 (ブルーバックス)

カラー図解 脳の教科書 はじめての「脳科学」入門 (ブルーバックス)
三上 章允(著)
発売日: 2022-10-20

脳の基礎から最新研究までを、 豊富なカラー図解とともに解説した「脳科学」の入門書です。

脳の進化や構造に始まり、1000億個以上ある神経細胞の働き、 そしてグリア細胞の意外な役割まで紹介。 さらに、私たちが世界をどう見て聞き、 どのように記憶が作られるのかといった“脳の仕組み”を具体的な例で説明。

高次機能である思考・言語のプロセス、 発達の流れ、脳の病気についても触れ、専門的でありながら理解しやすい内容です。 医療系の学習者はもちろん、脳に興味を持つすべての人に役立つ一冊です。

目次

第1章 脳の全体像
第2章 脳の細胞
第3章 外の世界を知る
第4章 体の中の世界、体の外の世界にはたらきかける
第5章 記憶・思考・言語など脳の高次の機能
第6章 脳の発達・適応・学習
第7章 脳の病気

別冊 最新科学でわかる 脳のすべて (Newton別冊)

別冊 最新科学でわかる 脳のすべて (Newton別冊)
ニュートンプレス(その他)
発売日: 2024-02-13

ニュートンプレス編による、脳の構造から最新研究までを幅広く解説した入門書です。 私たちの思考や感情、記憶や学習、計算能力など、 あらゆる活動が脳の働きによることを説明しています。

AIやVRを活用した最新の脳研究、アルツハイマー病やうつ病、 依存症といった心身の病気の仕組みと治療法、 発達障害の脳の特性なども紹介。

さらに、アインシュタインやプロ棋士、 サヴァンなど天才たちの脳の秘密にも迫ります。 豊富な図版と最新の脳科学の知見を通じて、 脳の不思議と驚異を実感できる一冊です。

目次

1 脳の構造と機能
2 脳研究の最前線
3 脳と記憶
4 こころの病気と脳
5 天才の脳

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