室町時代のおすすめ本9選(2026年)
足利義満の金閣、一休さんのとんち話、応仁の乱の混乱 ── 室町時代は、 知っているようで知らない「謎」がたくさん詰まった時代です。
将軍と守護大名の権力闘争、村の自治や都市の発展、そして庶民の生活まで、 階層を超えた多様なドラマが交錯します。 京都を中心に展開した典雅な文化と、地方に広がった新しい動き。
ここでは室町時代に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 6 二つの朝廷 南北朝~室町時代前期
歴史の流れをわかりやすく学べる学習まんがです。
本巻では、鎌倉幕府が倒れ、後醍醐天皇による建武の新政が始まる様子を描き、 続いて足利尊氏が武家政権の復活を目指して立ち上がります。
南北朝の対立や、足利直義との関係、そして足利義満が両朝を統一し、 金閣や北山文化を築くまでの時代を、多数の登場人物や具体的な事件とともに活き活きと解説。 禅文化や商業の発展など、社会や文化の変化についてもイラストや特別コーナーで楽しく学べます。
(読者の口コミより)・日本史で分かりにくかった平安時代から室町時代までが 苦手でしたが、分かりにくい時代だけを、購入させていただいていました。 わかりやすくよく、理解できました。
目次
第1章 打倒!鎌倉幕府 安藤氏の乱と高まる幕府への不満 後醍醐天皇の野望 天皇につく足利高氏 鎌倉幕府の滅亡 第2章 武士の世を取りもどせ! 建武の新政 武士たちの不満 足利尊氏、挙兵 尊氏の勝利 第3章 二つの朝廷と室町幕府 室町幕府、開く 京の北朝吉野の南朝 対立する尊氏と直義 第三代将軍足利義満 第4章 足利義満と北山文化 日明貿易で大もうけ 北山文化と金閣 変わり者の僧 一体 商業の発展と民衆の暮らし もーっと歴史が分かる!わくわく特別授業 調べて納得「禅の教えと文化」 ここに注目「物語の歴史」 おしえて!先生 Q&A ・年表
室町幕府と地方の社会〈シリーズ日本中世史 3〉 (岩波新書)
建武政権から応仁の乱までの約150年間を、 権力をめぐる天皇と武士のせめぎあいや、 現代につながる村の成立、そして社会や文化の発展に焦点を当てて描く一冊です。
足利尊氏がなぜ鎌倉幕府を倒したのか、南北朝動乱が長期化した背景、 公家と武家が一体化する中で生まれた連歌や茶会といった伝統文化、 また戦乱の時代における地方武士の生き方や、 荘園・村落がどのように形成されていったのかを解説しています。 さらに、応仁の乱による社会の激変まで、時代の流れと地方社会の姿を紹介しています。
(読者の口コミより)・私にとって遠い存在であった室町幕府を若干引き寄せた感じ。 手軽な新書サイズで通勤に持ち歩き一挙に読み終えた。
目次
第1章 建武政権と南北朝の内乱 鎌倉幕府の滅亡と建武新政 南北朝の内乱戦乱と村々 内乱の終息 第2章 もう一つの王朝時代 義満の登場 公武一体の時代 「伝統文化」の誕生 第3章 南北朝・室町時代の地方社会 現代に続く村 室町幕府の地方支配体制 室町時代の荘園 交易の展開 第4章 室町公方の理想と現実 徳政と武威 公方の蹉跌 室町幕府体制の動揺 第5章 動乱の始まり 土一揆・飢饉・戦乱 応仁・文明の乱とその後
地図でスッと頭に入る鎌倉・室町時代
地図や図解を豊富に用いることで、 源頼朝・義経による平氏打倒から、北条義時の台頭、 足利将軍家の盛衰まで武家政権の大きな流れをわかりやすく解説する一冊です。
鎌倉幕府成立や13人の合議制、承久の乱、 元寇、南北朝の分立や足利義満による統一まで、 歴史の重要局面をビジュアルと具体的なエピソードで探ります。 最新研究による新事実や、従来の説との違いも取り上げながら、 中世史を新しい視点で示す内容となっています。
目次
1部 鎌倉時代 武家政権の誕生と公家の反抗 内憂外患で衰退する鎌倉幕府 2部 室町時代 建武の新政と南北朝の動乱 応仁・文明の乱から戦国時代へ
室町は今日もハードボイルド:日本中世のアナーキーな世界 (新潮文庫 し 93-1)
室町時代の「荒ぶる日本人像」をユーモラスかつ鮮烈に描き出す歴史エンタメです。
現代の温和で秩序正しい日本人像とは真逆に、 僧侶が武士を呪詛で殺そうとし、不義への報復には襲撃も辞さず、 暗殺や切腹もごく普通に行われていました。
村を巡る150年戦争、壮絶な悪口合戦や、「ゲス不倫」の処理法など、 日常に暴力や激情が渦巻く“異世界”としての中世社会を具体的な逸話で紹介。 乱世をしなやかに、たくましく生き抜いた室町人を通じ、 常識に縛られた考えが解放される一冊です。
(読者の口コミより)・平安貴族の殴り合いの本も面白かったが、 この室町のハードボイルドも目からうろこである
目次
第1部 僧侶も農民も!荒ぶる中世人 悪口のはなし―おまえのカアちゃん、でべそ 山賊・海賊のはなし―びわ湖無差別殺傷事件 職業意識のはなし―無敵の桶屋 ムラのはなし―“隠れ里”の一五〇年戦争 第2部 細かくて大らかな中世人 枡のはなし―みんなちがって、みんないい 年号のはなし―改元フィーバー、列島を揺るがす 人身売買のはなし―餓身を助からんがため…… 国家のはなし―ディストピアか、ユートピアか? 第3部 中世人、その愛のかたち 婚姻のはなし―ゲス不倫の対処法 人質のはなし―命より大切なもの 切腹のはなし―アイツだけは許さない 落書きのはなし―信仰のエクスタシー 第4部 過激に信じる中世人 呪いのはなし―リアルデスノート 所有のはなし―アンダー・ザ・レインボー 荘園のはなし―ケガレ・クラスター 合理主義のはなし―神々のたそがれ 余話 室町ピカレスク―ある地侍の生涯 歴史は民衆によって作られる―対談 ヤマザキマリ×清水克行
図説 室町幕府 増補改訂版
室町幕府の実像を豊富な図版と最新研究をもとに解き明かす書籍です。
将軍を頂点としながらも実際には将軍以上の権力をふるった「室町殿」や、 反幕の拠点となった鎌倉府など、 連合政権としての幕府の仕組みを解説しています。
建武式目や重臣会議、御前沙汰といった政策・制度の特徴に加え、 観応の擾乱や康暦の政変など、幕府を揺るがした合戦・政争の経過も紹介。 増補改訂版では戦国期の動向も補われています。 初学者から教育現場まで幅広く活用できる一冊です。
(読者の口コミより)・今後も辞典感覚で読み直す機会がありそうです。それくらい簡潔にまとまっています。
・図説の名の通り、地図や表、豊富な写真によって、室町幕府での出来事が分かりやすく伝わってくる
目次
第1部 幕府を支える人びと 将軍―室町時代の武家の棟梁 室町殿―公武に君臨した絶対権力 管領―将軍を補佐する幕府のNo.2 ほか 第2部 基本となった政策・制度 建武式目―出発点となった政策方針 重臣会議―将軍と大名との協調関係 御前沙汰―将軍臨席でおこなわれる訴訟の審理 ほか 第3部 幕府を揺るがした合戦・政争 幕府開創戦―ライバルたちを蹴散らした尊氏 観応の擾乱―幕府を分裂させた骨肉の争い 康暦の政変―細川頼之追放計画 ほか
キーパーソンと時代の流れで一気にわかる 鎌倉・室町時代 (だからわかるシリーズ)
鎌倉時代から室町時代までの歴史を、 豊富なフルカラーの史料写真や地図とともに解説した中世史入門書です。
巻頭ではこの時代を動かした10人の主要人物に焦点を当て、 彼らの活躍や人間関係をビジュアル相関図で紹介。
平氏政権の衰退、源平合戦、北条一族による幕政の確立、 承久の乱や御成敗式目の制定、蒙古襲来の衝撃、建武の新政や南北朝の動乱、 さらに足利義満による室町幕府の繁栄とその動揺まで、出来事を時系列で追います。
目次
鎌倉・室町時代を切り開いた10人 第1章 盛者必衰―平氏政権と源平の争乱 第2章 鎌倉幕府の成立と暗躍する北条氏 第3章 承久の乱と御成敗式目 第4章 蒙古襲来とその影響 第5章 建武の新政と南北朝の内乱 第6章 足利義満による室町幕府の全盛期 第7章 動揺する室町幕府
一冊でわかる室町時代 (世界のなかの日本の歴史)
南北朝の動乱から室町幕府の成立と衰退まで、 日本史の大きな転換期を一冊に凝縮した書籍です。
建武の新政や観応の擾乱、室町幕府の動揺と分裂、 さらには三好長慶の登場までを解説。 一次産業の発展や飢饉など当時の社会の実情、 北山・東山文化といった華やかな文化の展開も紹介されています。
図版やイラストを交えながら、日本だけでなく同時代の世界情勢との比較にも触れ、 室町時代の魅力を立体的に描き出した入門書です。
目次
第1章 室町幕府の成立 「3年天下」に終わる―建武の新政 殺し合う「仲良し兄弟」―観応の擾乱 ほか 第2章 室町幕府の動揺 「東」で浮上する問題―足利義持の政治 「くじ引き将軍」の恐怖―足利義教の政治 ほか 第3章 活性化する社会 生産性の向上革命―一次産業の発展 米がなくては生活できぬ―天変地異の時代 ほか 第4章 室町時代の文化 「戦」と「派手好み」な文化―南北朝文化 禅と僧侶の時代―北山文化 ほか 第5章 室町幕府の滅亡 分裂する将軍家と細川家―室町幕府の内紛 「最初の天下人」現る―三好長慶の台頭 ほか
室町の覇者 足利義満 (ちくま新書)
室町幕府の最盛期を築いた足利義満氏の実像に迫り、 その特異な権力のあり方を読み解く一冊です。
将軍でありながら朝廷の頂点にも立とうとした義満氏は、 儀礼を巧みに操り、ときに威圧やユーモアを交えて周囲を動かしました。 南北朝の混乱で弱体化していた将軍権力を立て直すため、 「室町殿」という新たな地位を築き、 天皇の権威さえ取り込んでいきます。
その一方で、彼の大胆な構想は死後に揺らぎ、 後継者たちが別の形で継承していきます。 政治と儀礼が交錯する中世日本の権力構造を描き出し、 従来のイメージとは異なる義満像を提示する内容です。
(読者の口コミより)・足利尊氏 、直義、義詮、義満、義持、義量、義教、この親にして、 この子、この孫と性格描写が追えるので楽しい。
・初めて観応の擾乱~義満期が腑に落ちました
目次
規格外の男・足利義満 室町幕府を創った男の誤算―足利直義と観応の擾乱 足利義満の右大将拝賀―新時代の告知イベント 室町第(花御所)と右大将拝賀―恐怖の廷臣総動員 “力は正義”の廷臣支配―昇進と所領を与奪する力 皇位を決める義満と壊れる後円融天皇 「室町殿」称号の独占と定義―「公方様」という解答 「北山殿」というゴール―「室町殿」さえ超越する権力 虚構世界「北山」と狂言―仮想現実で造る並行世界 「太上天皇」義満と義嗣「親王」―北山殿と皇位継承 義持の「室町殿」再構成―調整役に徹する最高権威 凶暴化する絶対正義・義教―形は義持、心は義満 育成する義教と学ぶ後花園天皇―二人三脚の朝廷再建 室町殿から卒業する天皇、転落する室町殿
室町時代へタイムワープ (歴史漫画タイムワープシリーズ 通史編7)
小学校低学年から楽しく学べる歴史漫画です。 未来からやって来たエマとケンジが時空旅行中のバスの故障をきっかけに、 室町時代へタイムワープしてしまう物語。
到着早々、ケンジの愛犬Takaがさらわれてしまい、 二人はTakaを助けるため金色に輝く建物「金閣」へと向かいます。
旅の中で彼らは、足利義満の権勢や京の繁栄、戦乱で焼け野原になった街、 銀閣など、当時の社会や文化に触れながら、室町時代の日本文化の基礎を学んでいきます。 物語を進めつつ、室町時代に関するコラムも挟まれ、歴史の理解が深まる構成です。
目次
1章 室町時代に飛んじゃった! 2章 Taka、さらわれる! 3章 絶対王者・足利義満 4章 京でがっぽり大もうけ! 5章 Takaを救いに金ピカへ! 6章 あ、あの周建くんが…? 7章 なぜ京が焼け野原に? 8章 首輪を捜しに銀閣へ 9章 Taka、タカと会う 10章 村を救え!
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