量子ドットについて知りたい方へ、おすすめ本4冊(2026年)
2023年のノーベル化学賞は、 「量子ドット」の発見と合成に貢献した3人のアメリカ人に授与されました。 量子ドットの技術は太陽電池やLED、センサー、 テレビ・パソコンなどのディスプレイだけでなく、 さまざまな分野での貢献が期待されています。
この記事では、量子ドットについて書かれている書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
図解入門 よくわかる 最新ディスプレイの基本と仕組み (How-nual Visual Guide Book)
ディスプレイについて基本と仕組みを解説している書籍です。 液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、 量子ドットディスプレイについて書かれています。 量子ドット技術については第6章で解説されていて、 第6章の目次は次の通りです。
第6章 量子ドットディスプレイ 6-1 量子ドットとはなにか? 6-2 量子ドットの発光 6-3 量子ドットディスプレイの種類 6-4 量子ドット液晶ディスプレイの基本と仕組み 6-5 量子ドット液晶ディスプレイの長所と短所 COLUMN 量子ドットの利用
量子ドットとは何か?から始まり、 量子ドットディスプレイの基本や仕組みについて解説しています。
図解入門 よくわかる最新量子技術の基本と仕組み
量子コンピューター、量子ディスプレイ、太陽電池、 高性能電子顕微鏡など、量子技術を使った最先端技術について 将来の見通しを網羅的に紹介している書籍です。
量子ドット技術については主に第5章で解説されており、 第5章の目次の一部を抜粋します。
第5章 光利用技術・スピントロニクス 5-1 量子ドットのエネルギー 5-2 量子ドットの作成法 5-3 グラフェン量子ドット 5-4 量子ドットを使った製品 5-5 量子ドット以前のディスプレイ方式 5-6 量子ドットディスプレイ方式 5-7 金ナノ粒子 5-8 太陽電池 5-9 無機太陽電池 5-10 新型太陽電池 5-11 ペロブスカイト太陽電池 5-12 変換効率アップと透明性 5-13 量子ドット太陽電池 5-14 太陽光発電 5-15 太陽光発電の技術開発 ... 他
量子ドットを含め、量子技術を全体的に知りたい方におすすめの一冊です。
量子ドットの基礎と応用
量子ドット研究の国内第一人者の舛本泰章氏による専門書です。
30年以上の経験をもとに、量子ドットの光学的性質や量子ドットの応用について
書かれています。
技術者、研究者、これから研究する学生を対象として書かれた本なので、
一般の方には難しいと思います。
出版社(裳華房)のホームページに本書の詳細目次が載っています。 興味のある方は以下のリンクから確認できます。
https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2921-1.htm
目次
人工原子、量子ドットとは何か 量子ドットの形成 量子サイズ効果 エネルギー離散化と反転分布―レーザーへ 表面を通じた化学結合―蛍光イメージプローブへ 外界との相互作用―光多重メモリーへ 量子ドットの光非線形―光スイッチ、高効率太陽電池へ 電子状態のコヒーレンスとコヒーレント制御―量子計算へ スピンに依存したエネルギー微細構造とスピン緩和時間 量子力学の応用―量子計算と量子通信 量子ドットの太陽電池と発光ダイオードへの応用
量子ドット技術の最前線
2023年ノーベル化学賞を受賞した注目の半導体技術「量子ドット」について、 最新の研究成果を包括的に解説した書籍です。
量子ドットの作製技術や物性制御の進展、信頼性向上に向けた取り組みを紹介。 さらに、ディスプレイや太陽電池、レーザ、量子コンピュータ、生体応用など、 幅広い分野への応用可能性にも触れています。
量子ドットを活用した次世代ディスプレイ技術や、効率的な太陽電池の開発、 量子情報技術への応用など、実用化に向けた最新技術が紹介されています。 加えて、生体応用におけるパーキンソン病の可視化技術や幹細胞イメージングの進展も取り上げています。
目次
総論 量子ドットの発展 第1編 基礎編 第1章 作製技術 第2章 物性制御 第3章 コロイダル量子ドットの発展と信頼性・安全性の向上 第4章 量子ドットの高性能化,高効率化,信頼性向上 第2編 応用編 第1章 ディスプレイ 第2章 太陽電池 第3章 レーザと単一光子源 第4章 量子光源 第5章 量子ビット 第6章 生体応用
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