内部統制を理解する!おすすめ本10冊(2026年)
内部統制は企業の健全な経営と発展を支える重要な仕組みです。 上場企業においては、金融商品取引法により内部統制の整備と評価が義務付けられています。 しかし、内部統制は複雑な仕組みであり、その構築や運用は容易ではありません。
そこでこの記事では、内部統制に関する知識やノウハウを学ぶための書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。 内部統制の構築や運用に悩んでいる方や、内部統制に関する知識を深めたい方は、 ぜひ参考にしてください。
今から始める・見直す 内部統制の仕組みと実務がわかる本〈第2版〉
著者の浅野雅文氏は、 監査人およびコンサルタントとして数多くの内部統制の実務に携わった経験を持っています。 その経験をもとに書いた内部統制の仕組みと実務の解説本の第2版です。
内部統制の基準改訂に対応し、効率的な実務対応を解説した実践的なガイドです。 2024年4月から適用される新基準に完全準拠し、 サステナビリティ情報開示やクラウドシステムの影響にも触れています。 改訂基準に従った実務ノウハウを身につけ、組織の内部統制強化に役立つ一冊です。
(読者の口コミより)・第1版のときからそうですが、内部統制に片鱗でも関わるなら読んでおいて損はありません。管理や監査室の人間だけではなく、社内SEや開発会社の人も読んでおくと幅が広がるかなと思います。
目次
第0章 内部統制基準改訂の概要 第1部 だから内部統制対応が行き詰まる なぜ内部統制対応が行き詰まるのか 効率的内部統制対応のススメ そもそも内部統制とは? 第2部 内部統制評価と効率化の実務 フェーズ1・計画 フェーズ2・文書化 フェーズ3・評価 整備・運用状況の評価 フェーズ3・評価 IT統制の評価 フェーズ4・不備の改善、 フェーズ5・再評価 フェーズ6・総合的評価、内部統制報告 巻末付録
内部統制「見直し」の実務: 不備を生じさせないための「リスクトーク」という手法 (Deloitte.トーマツ.)
企業が内部統制の不備や不正を防ぐための具体的な手法を解説する実践的な書籍です。 他社で起きた不祥事を参考に自社のリスクシナリオを構築し、 改訂された内部統制基準に沿った実効性のある仕組みを提案しています。
「リスクトーク」という手法を軸にリスク評価や内部統制の構築・運用を詳しく解説。 海外事業拠点やサステナビリティ報告、上場準備など幅広いテーマを網羅し、 評価範囲の決定や内部統制報告書の記載例など、 実務に即した具体例も掲載されています。
(読者の口コミより)・他社の不正事例等を自社でチェックする際に有益
・企業内の評価者の目線で書かれた良書と思います。
目次
第1章 改訂内部統制報告制度とリスクトーク 第2章 全社的なリスクの評価、構築および運用 第3章 情報の信頼性に着目した業務プロセス等のリスク評価と信頼性の確保 第4章 内部統制の整備および運用状況の評価 第5章 財務報告に係る内部統制の監査とリスクトーク 第6章 その他の内部統制とリスクトーク
これですべてがわかる内部統制の実務〈第6版〉: ―上級IPO・内部統制実務士資格公式テキスト
上級IPO・内部統制実務士資格の公式テキストとして、 内部統制の構築・運用・評価に関する高度な知識を体系的に学べる書籍です。
第6版では改訂されたJ-SOX(日本版SOX法)に対応し、 最新の内部統制基準を反映しています。
全社的な内部統制から決算・財務報告プロセス、IT統制まで、 業務プロセスに沿った整備・運用のポイントを詳しく解説。 内部統制評価の方法や報告・開示の手順も網羅しており、 公的組織や非営利法人の内部統制についても触れています。
目次
第1章 内部統制の概論 第2章 内部統制整備・運用責任者/内部統制評価責任者の職務特性 第3章 内部統制の構築・可視化の概要/体制 第4章 全社的な内部統制 第5章 決算・財務報告プロセスに係る内部統制の整備・運用 第6章 業務プロセスに係る内部統制の整備・運用 第7章 ITに係る内部統制の整備・運用 第8章 内部統制評価の概要/体制 第9章 内部統制の評価 第10章 内部統制についての報告と開示 補章 公的組織・非営利法人の内部統制
今さらきけない 内部統制とERM
神林比洋雄氏による内部統制とERM(全社的リスク管理)に関する書籍です。 経営理念、ガバナンス、戦略、リスク、内部統制の5つの視点から 企業経営における内部統制のあり方を解説しています。
内部統制の本質や効用について、包括的かつ分かりやすく解説しており、 内部統制とは何か、どう構築すべきか、 どう見直すべきかについても詳しく説明しています。
管理職や経営者の方、内部統制に携わっている方におすすめの一冊です。
(読者の口コミより)・内部監査の業務のために体系的に学べればと思い購入。具体例も多く、わかりにくい概念を理解するのにとても役立ちました。
目次
第1章 内部統制とは何か 第2章 会社法における内部統制システムとは 第3章 金融商品取引法の財務報告に係る内部統制報告制度(J‐SOX)とは 第4章 COSOの内部統制フレームワークとは 第5章 全社的リスクマネジメント(ERM)と内部統制―Know Risk,Know Return 第6章 内部統制は不正を撲滅できるか 第7章 経営と三様監査―内部統制を生かして三様監査の質を高めるには 第8章 コーポレートガバナンスと内部統制―これからの内部統制の在り方とは
実践 不正リスク対応ハンドブック: 内部統制の強化、不正会計の予防・発見・事後対応
不正会計の実態とその対策を多角的に整理した書籍です。 コロナ禍後の環境変化やDXの進展によって生じる新たなリスクを踏まえ、 架空売上や循環取引など代表的な不正の手口を具体例とともに解説。
電子契約やイメージ文書の偽造といったデジタル化ならではの注意点、 内部統制の強化策、海外子会社の管理ポイント、 そして不正発覚後の調査や報告実務まで、 企業が直面する一連のプロセスを示しています。 章末にはチェックリストも付され、実務担当者がそのまま活用できる一冊です。
(読者の口コミより)・「不正学」標準教科書と言えそうな体系が 示され、かつハンドブックと呼ぶに相応し い利便性も備えています。
目次
第1章 不正会計はなぜ起こるか 第2章 DXの進展による内部統制への影響 第3章 代表的な不正会計の手口 第4章 不正会計を発見する 第5章 不正会計を防ぐ 第6章 海外子会社の不正会計 第7章 不正発覚後の対応実務
図解 ひとめでわかる内部統制 第3版
内部統制について図表を多く用いて基本から解説している書籍です。
内部統制の基本的枠組み、内部統制の基本的枠組み、 内部統制と会社法、内部統制報告制度(J-SOX)などの説明や、、 粉飾、損失隠し、偽装表示、インサイダー取引、個人情報流出、 資金流用などの企業不祥事を防ぐ仕組みについて解説しています。
これから内部統制を学ぶ人におすすめの一冊です。
(読者の口コミより)・豊富な図表を駆使して、内部統制をわかりやすく説明した、良い本だと思います。
・初歩的な理解によい。内部監査とは何か?が大きく理解できた。
目次
序章 内部統制とは 第1章 内部統制の基本的枠組み 第2章 日常業務に見る内部統制 第3章 内部統制と会社法 第4章 内部統制報告制度(J‐SOX) 第5章 内部統制と関連トピック
内部統制の知識 第3版
著者の町田祥弘氏は企業会計審議会専門委員(監査部会および内部統制部会)として、 基準設定に関わったこの分野の第一人者です。
内部統制の定義から、歴史、基本的枠組み、構築プロセス、経営者の評価、内部統制監査、 そして外部監査の内容まで、体系的にやさしく解説しています。
内部統制に関する知識を深めたい方や、 内部統制の専門家を目指す方にとって有益な一冊です。
(読者の口コミより)・全体像を理解するには、良い書籍だと思います。
・項目別に平易に表現されており、分かりやすく初級者向けの1冊です。
目次
1 内部統制とは何か 内部統制の時代 経営者にとっての内部統制 企業にとっての内部統制 ほか 2 内部統制の制度 会社法の「内部統制」規定 金融商品取引法と内部統制報告 3 内部統制の歴史 アメリカにおける内部統制の歴史 COSOのフレームワーク 日本における内部統制の展開 ほか 4 内部統制の基本的枠組み 内部統制報告の定義と目的 内部統制の基本的要素 内部統制の限界 ほか 5 内部統制の構築プロセス 内部統制構築の意義 内部統制の構築プロセス 6 経営者による評価および報告 内部統制の評価の意義 内部統制の評価の範囲 内部統制の評価の方法 ほか 7 内部統制監査 内部統制監査の意義 監査計画と評価範囲の検討 内部統制監査の実施 ほか 8 内部統制の課題 会社法と金融商品取引法における内部統制の統合 開示すべき重要な不備の報告状況 内部統制報告制度の効率化・負担軽減策の影響 ほか
内部統制文書化・評価ハンドブック ―6つの重要プロセスと財務報告ガバナンス
2023年に改訂された内部統制基準を踏まえた実務書です。 全社的な内部統制における6つの重要プロセスを詳細に解説しています。
具体的には、事業計画の策定・管理、会計基準の適用、開示目的に照らした注記、 有価証券報告書の記述情報等の開示、 キーコントロールの構築と選定、内部統制報告制度の評価範囲の決定について、 検討例を交えて説明しています。
内部統制の基本的枠組みから具体的な文書化・評価方法まで、 体系的に学べる構成です。
目次
1 内部統制の基本的枠組みと内部統制報告制度 内部統制の基本的枠組み 財務報告に係る内部統制の文書化と評価―内部統制報告制度の概要 内部統制基準の改訂 2 6つの重要プロセスとキーガバナンスポイントの文書化・評価 取締役会の監督機能と事業計画の策定・管理 6つの重要プロセスと財務報告ガバナンス “プロセス1”事業計画の策定・管理 ほか 3 6つの重要プロセスに関するポジション・ペーパーの検討例 “プロセス1”から“プロセス4”事業計画を起点とする財務報告ガバナンスの文書化 “プロセス5”キーコントロールの構築と選定の文書化 “プロセス6”内部統制報告制度の評価範囲の決定の文書化 内部統制報告制度とより望ましい気風の醸成
チェックリストでリスクが見える内部統制構築ガイド
内部統制の必要性やリスクへの対策を項目別チェックリストを用いて網羅的に解説した書籍です。 著者が監査法人や大手商社で培った豊富なノウハウを基に、 改正内部統制基準(2024年施行)への対応も詳述。
具体的な管理項目やIT統制など、幅広い内容が収録されており、 内部監査や運用の現場で活用できる一冊です。
(読者の口コミより)・確認したい個所から読めますし、実務で使えるチェックリストもダウンロードできるので、おすすめです。 基礎知識も書かれており、初心者でも分かり易いのではないでしょうか。
目次
第1部 内部統制の構築・運用に向けた基礎知識 内部統制はなぜ必要か 内部統制の構築に向けた基礎知識 第2部 項目別チェックリスト 全般的管理 現預金管理 小切手管理 売上債権管理 仕入債務管理 棚卸資産管理 固定資産管理 有価証券管理 経費管理 契約管理 IT統制 その他の内部統制
これならわかる 内部統制整備の手続
内部統制の導入・運用を先導してきた第一人者、土田義憲氏による解説書です。 内部統制はあらゆる組織に必要な仕組みと位置づけ、 業務を適正かつ効率的に進めるための手続を具体的に示しています。
第1章では内部統制の基本概念を整理し、第2章で関連法規を解説。 さらにリスク対応や整備の実際的なステップを段階的に紹介し、 第6章以降では意思決定や基幹業務、支援業務と内部統制の関わり説明します。
「なぜこの手続が必要か」を丁寧に説き、すでに多くの企業で導入されている実例も取り上げ、 担当者が納得して取り組める工夫が随所に盛り込まれています。
効率性の向上、不正防止、法令遵守を体系的に理解できる、実務担当者必携の一冊です。目次
第1章 内部統制とは何か? 第2章 内部統制に関する法律等 第3章 リスクの種類と対応、業務手続との関係 第4章 内部統制整備の手順 第5章 担当者の知識・スキルのアップ 第6章 会社の意思決定業務に関係する内部統制 第7章 会社の基幹業務に関係する内部統制 第8章 会社の支援業務に関係する内部統制
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