大人の発達障害のおすすめ本9選(2025年)

大人になってから「生きづらさ」を感じている人は少なくありません。 職場での人間関係、日常の段取り、感情のコントロール――その悩みの根に、 発達障害の特徴が関わっている場合もあります。 見過ごされがちな特性を理解し、自分との付き合い方を見直すことで 毎日の景色は少しずつ変わります。

ここでは大人の発達障害に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

大人の発達障害 仕事・生活の困ったによりそう本

大人の発達障害 仕事・生活の困ったによりそう本
太田晴久(監修)
発売日: 2021-02-13

仕事でケアレスミスが多い、人間関係がぎこちない、片づけが苦手。 そんな「うまくいかない」を感じる大人の発達障害の人に寄り添う書籍です。

仕事・人間関係・日常生活の34の困りごとを挙げ、 その原因と解決のヒントを紹介。 遅刻を防ぐ時間管理の工夫や、忘れ物対策、相手を怒らせない伝え方など、 すぐに試せる方法が満載です。

各項目にはまわりの人ができるサポート例も掲載されており、本 人だけでなく支える側にも役立つ内容。 困ったとき、すぐに開ける“頼れる一冊”です。

(読者の口コミより)

・発達障害・グレーゾーンの人が、 上手に生きるためのコツが山ほど載っているマニュアルのような本です。

目次

ケース1 ASDと診断されたAさんの場合「仕事と直接関係ない対人関係のストレスが多い…」
ケース2 ADHDと診断されたBさんの場合「一生懸命やっているのに仕事がうまくいかない…」
1章 大人の発達障害とは
2章 仕事の困った!
3章 対人関係の困った!
4章 日常生活の困った!
5章 発達障害の治療

発達障害の人のための上手に「人付き合い」ができるようになる本

発達障害の人のための上手に「人付き合い」ができるようになる本
吉濱 ツトム(著)
発売日: 2018-05-01

人との会話がぎこちない、冗談が通じない、頼みごとが苦手。 そんな「人付き合いのむずかしさ」に悩む大人の発達障害の人へ向けた一冊です。

43のシーンを通して人間関係の悩みを解説。 雑談、恋愛、職場での報告・相談、親子や夫婦のやりとりなど、 身近な場面を豊富なイラストで紹介しています。

発達障害の人がどのように世界を感じ、 誤解を受けやすいのかを説明し、 その上で円滑にコミュニケーションを取るための工夫を提案。 日常の関係が少しずつ楽になるヒントが詰まった書籍です。

(読者の口コミより)

・日常のコミュニケーション、学校・職場でのコミュニケーション、恋愛、夫婦、親子のコミュニケーションとそれぞれ分けて対処方法が記されているので、とても分かりやすいです。

目次

1 発達障害の人の感じ方、考え方はこんなに違う
 なんか人とは違う―子どものころから浮いた存在だと感じていた
 劣等感と優越感―なぜ自分だけうまくできないんだろう ほか

2 日常のコミュニケーション
 雑談―話したいけど話せないって変?
 冗談―冗談と本気ってなにがどう違うの? ほか

3 学校・職場でのコミュニケーション
 指示―「この」「その」ってなにを指してるの?
 依頼―相手へのお願いがうまくできない ほか

4 恋愛、夫婦、親子のコミュニケーション
 恋愛編1―恋人といるより、ひとりでいるのが好き
 恋愛編2―デートでもきちんと割り勘にしないと気がすまない ほか


ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本
沢口 千寛(著)
発売日: 2021-09-08

発達障害の特性をもつ女性のために、 日々の暮らしを少しずつ整える工夫を紹介した一冊です。

大人になってから仕事や家事、育児の中で「生きづらさ」を感じる女性に向けて、 自分に合った仕事の見つけ方、家事を効率化する道具やアプリの使い方、 人間関係をスムーズにするコツなどを具体的に解説。

著者が運営する女性コミュニティ「Decojo」で生まれた実践例をもとに、 悩みの原因と解決の手順をわかりやすく整理しています。 発達障害の女性の新たな生き方を応援する書籍です。

(読者の口コミより)

・自分で実践していることもあればたくさんのライフハックを知れて助かった。 子供が生まれた時、絶対困るだろうなぁと思っていてすごく不安だったので当事者の方の話が聞けてよかった。

目次

第1章 自分に合う仕事を見つけたい―仕事が変われば人生が変わる
第2章 家事・生活の悩みを何とかしたい―ちょっとの改善で大きなメリット
第3章 育児の悩みを何とかしたい―一人で抱え込まず周囲を頼ろう
第4章 疲れ体質を何とかしたい―疲れは心と身体からのメッセージ
第5章 人間関係の苦手を何とかしたい―まずは自分に目を向けて
第6章 女性にありがちな悩みを何とかしたい―不器用でもセンスがなくても大丈夫

最新図解 大人の発達障害サポートブック (発達障害を考える心をつなぐ)

最新図解 大人の発達障害サポートブック (発達障害を考える心をつなぐ)
小野 和哉(著)
発売日: 2017-04-30

発達障害への理解を深め、その人らしい生活を支えるための知識と工夫をまとめた一冊です。 発達障害の特徴や診断の流れを解説し、相談機関や支援制度の利用方法を図解で紹介しています。

仕事や家庭など、日常の中で「生きづらさ」を感じやすい場面を取り上げ、 その背景や原因を示しながら、実践的な対処法を提示。 さらに、コミュニケーションの工夫やビジネスマナーの基本、 自立に向けたステップなど、 本人が安心して社会の中で生活するための実践的なヒントを盛り込んでいます。 当事者はもちろん、家族や職場の支援者にも役立つ一冊です。

(読者の口コミより)

・非常に多岐にわたる発達障害の症状や特長をいくつかに大別し説明している本書。 入門編としては申し分ないように感じます。

目次

巻頭 大人の発達障害早わかりQ&A
1章 社会のなかで「生きにくさ」を感じている人たち
2章 自分や家族が「発達障害かもしれない」と思ったら
3章 「生活」で自立するために―ポイントと改善法
4章 「社会」で円滑に過ごすために―マナーと適切な支援
5章 社会で「自立」していくために

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本
對馬 陽一郎(著), 林 寧哲(監修)
発売日: 2017-05-16

「努力しているのに結果が出ない」「職場での段取りや人付き合いがどうも苦手」。 そんな働きづらさを抱える人の中には、大人の発達障害の特性が関係している場合があります。 本書はその悩みに具体的な改善策を示す書籍です。

スケジュールやタスク管理が苦手な人には時間の見える化の工夫を、 ミスを減らしたい人にはExcelの自動化やチェックリストの活用を提案。 メモや付箋の使い方、報連相の伝え方など、 コミュニケーション力を高める方法も紹介しています。

現場の支援事例をもとにした内容なので再現性が高く、 「わかっているのにできない」を「できる」に変えるための具体的なヒントが詰まった一冊です。

(読者の口コミより)

・発達障害(この書籍では主にADHD、ASD)の当事者が社会で働く時に起こる困りごとに対して、どのような対策を取ればいいか書いてあります。 図が多くあり、文字が大きめなので、文章を読むのが苦手な方にもおすすめです。 障害支援者からおすすめされて購入しましたが、その方によると、実務でも役に立つ本だそうです。

目次

第1章 「先延ばし癖」を何とかしたい!―先延ばし・集中力対策
第2章 「段取りができない」を何とかしたい!―スケジュール・業務管理・時間管理対策
第3章 「ケアレスミス」を何とかしたい!―ケアレスミス対策
第4章 「物忘れ」を何とかしたい!―メモ取り編
第5章 「片づけられない」を何とかしたい!―仕事・情報・ものの整理
第6章 「職場・仕事の人付き合い」を何とかしたい!―報連相・コミュニケーション

大人の発達障害を診るということ: 診断や対応に迷う症例から考える

大人の発達障害を診るということ: 診断や対応に迷う症例から考える
青木 省三(著)
発売日: 2015-06-01

精神科医の青木省三氏が多数の臨床経験をもとに「大人の発達障害」を多角的に読み解く一冊です。 発達障害の診断や支援をめぐる迷いに焦点を当て、 実際の症例を通して、特徴を見出す視点や診断・支援のプロセスを紹介しています。

警察通報や職場不適応、引きこもり、誤診など、リアルな事例から、 医療者がどのように考え、どんな支援を行い、 患者にどのような変化が生まれたのかを追う内容です。 診断の難しさや「灰色診断」という考え方を通して、 発達障害を「障害」ではなく「生活の特性」として理解し直す視点を提示しています。

(読者の口コミより)

・症例も面白いが、特に第1章が面白かった。筆者の先生の患者さんへの愛、 更に言えば人類愛が文章ににじみ出ていた。 診断をあえてつける必要がない、グレーをグレーのままみる、というのは目からウロコ。

目次

第1章 大人の発達障害の診断と支援
 1 はじめに-発達障害を取り巻く状況の変化
 2 広義の適応障害
 3 診断について
 4 支援について
 5 凸凹と現代社会
 6 おわりに-発達障害の位置付け

第2章 症例集
 1 字義通りの行動で警察に通報された50代男性
   名前を言うと逮捕されてしまう?
 2 身体のあちこちの不調を訴え続けた60代男性
   こだわりエネルギー
 3 統合失調症と診断されてきた30代女性
   本人と両親のコミュニケーションの通訳
 4 長期にわたり引きこもりを続けた30代男性
   その無表情は何を物語るか ほか

第3章 発達障害をもつ成人に対する診察と診断,そして治療と支援
 1 はじめに-客観的な特徴と主観的な体験
 2 診察において留意したいこと
 3 生活史を読む
    1)人生の出来事や生活環境が与える影響
    2)社会や仕事の変容の中で追い詰められる
    3)生活史の軌跡
 4 診断において留意すること ほか

最新版 大人の発達障害[ASD・ADHD]シーン別解決ブック (実用No.1シリーズ)

最新版 大人の発達障害[ASD・ADHD]シーン別解決ブック (実用No.1シリーズ)
司馬理英子(著)
発売日: 2020-11-07

「大人の発達障害[ASD・ADHD]」に悩む人のための実践的な書籍です。 人づき合いが苦手、空気が読めないなどASD(アスペルガー症候群)の特性や、 片づけが苦手、集中が続かないなどADHDの特徴を具体的な場面ごとに解説し、 トラブルを防ぐコツを紹介しています。

職場の人間関係、家庭でのやり取り、仕事の進め方など、 よくある悩みをシーン別に取り上げ、行動を少し変えるだけで生きやすくなるヒントが満載。 治療やカウンセリングの基礎知識も掲載されており、 当事者、家族や支援者に役立つ1冊です。

(読者の口コミより)

・サクッと読めて分かりやすいい

・自分も発達障害だと指摘される事もあり、また自覚もしているので、試しに読んで見たらとてもわかりやすくてためになりました!

目次

1 知っておきたい大人の発達障害の正しい知識
 発達障害とはどのような状態のことをいうのか
 大人に見られる発達障害はどう気づかれるか ほか

2 ASD よくあるシーン別解決法
 大人のASDで問題になるのは1 人づきあいがうまくいかない
 大人のASDで問題になるのは2 コミュニケーションがうまくいかない ほか

3 ADHD よくあるシーン別解決法
 大人のADHDでどこが問題になるのか1 思いついてすぐ行動するが挫折する
 大人のADHDでどこが問題になるのか2 段取りよく仕事ができない ほか

大人の発達障害の治療
 発達障害の治療―心理療法
 発達障害の治療―家族療法 ほか


私の夫は発達障害?

私の夫は発達障害?
真行 結子(著), 柏 淳(監修)
発売日: 2020-10-17

「夫と気持ちがかみ合わない」「話しても理解してもらえない」。 そんな悩みを抱える妻たちに向けた、大人の発達障害をテーマにした一冊です。

著者は、自らもカサンドラ症候群を経験したカウンセラーで、 発達障害特性をもつ夫との関係に悩む女性たちの現実と、 その中で自分を守りながら幸せを取り戻す方法を紹介しています。

6組の夫婦の実例や、夫の立場から語られる体験談を交え、 同居・別居・離婚といった多様な選択肢を具体的に提示。 夫婦関係に苦しむ人に、「自分を大切にしていい」という新しい視点を与えてくれます。

(読者の口コミより)

・自分と同じ思いをしてる人がいる
それだけで救われた
いろんなパターンの夫がいるけれど
妻たちは同じ思いをしてる

目次

第1章 夫の言動に悩んでいるのは、あなただけではありません
 私の夫なんだかヘン。人に相談しても理解してもらえない…
 強まる自責の念。悩んだ末に精神科を受診 ほか

第2章 夫に発達障害特性があっても同居はできる
 よい関係を維持できれば同居生活も可能
 発達障害特性のある夫の立場から―自身の障害や夫婦生活について ほか

第3章 別居することで手に入る穏やかな夫婦生活
 別居という新しい夫婦のカタチ
 ドメスティックバイオレンスを受けているカサンドラが少なくない ほか

第4章 離婚も前向きな選択肢の一つ
 離婚して幸せになったカサンドラも多い
 離婚を選択したときに自己否定しないためのヒント

第5章 ゴールは自分が主人公の人生
 幸せは、人ではなく、自分が決めるもの
 カサンドラ症候群と幼少期体験の関係 ほか


ここは、日本でいちばん患者が訪れる 大人の発達障害診療科

ここは、日本でいちばん患者が訪れる 大人の発達障害診療科
加藤 進昌(著)
発売日: 2023-02-15

2008年に国内初の成人発達障害外来を立ち上げて以来、 1万人を超える患者と向き合ってきた著者が、 診断・治療・支援の最前線を語る一冊です。

ASDをはじめとした発達障害の特性や診断の難しさ、 そして「診断の先」にある支援のあり方を、多くの実例とともに紹介。 新たに開発された「社会に戻るためのリハビリ的プログラム」など、 現場で生まれた実践的支援も収録しています。 発達障害を“治す”のではなく、“ともに生きる”ための道筋を示す、 医師による信頼の書籍です。

(読者の口コミより)

・網羅的に発達障害の傾向が理解でき、対象者本人の目線である程度出口の戦略を示されているので良かったです。

目次

プロローグ 発達障害診療の15年を振り返る
第1章 ASDの人はどんな特性をもっているか
第2章 発達障害をめぐって何が起きているのか
第3章 あらためて「発達障害」とは?
第4章 発達障害を“治す”ということ
第5章 家族や職場の人ができること
第6章 発達障害の“本質”はどこにあるのか


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