レジリエンスを身に付けるためのおすすめ本8選(2026年)
なぜ同じ困難に直面しても、 立ち直りが早い人と長く引きずる人がいるのでしょうか。 その違いを分ける鍵が「レジリエンス」です。
レジリエンスは精神論ではなく考え方や行動の工夫によって高められる力だと、 近年さまざまな分野で注目されています。
ここではレジリエンスに関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。
ミルトン・エリクソン心理療法 〈レジリエンス〉を育てる
天才的セラピストとして知られるミルトン・エリクソンの心理療法を通して、 人が本来もつ〈レジリエンス〉の育て方を解き明かす専門的な一冊です。
エリクソン財団に残された1500時間以上の録音記録をもとに、 失敗や病気、喪失から立ち直った多くの臨床事例を紹介しています。
注意のそらし方やリフレーミングなど、 心の回復を促す具体的なストラテジーを解説。 困難を克服する力は誰の中にもあるという視点が、 深い説得力をもって伝わってきます。
(読者の口コミより)・注意のそらし、分割、前進、暗示、リオリエンテーション、利用と、エリクソンの手法や実例が分かりやすく解説されていて非常に勉強になった。
・とても役立ちました。立ち直る力は自分の中にある。
目次
ミルトン・H.エリクソンの略歴 1 癒しと健康の土台 人間の条件 心の健康と癒し 臨床医の役割 哲学的枠組み 2 臨床上のストラテジー 核となる6つのストラテジー 注意のそらし―Distraction 分割―Partitioning 前進―Progression 暗示―Suggestion 新たな方向づけ―Reorientation 利用―Utilization 結論
イラスト版 子どものレジリエンス: 元気、しなやか、へこたれない心を育てる56のワーク
子どもが困難に直面しても元気に立ち直れる力「レジリエンス」を育てるためのワークブックです。 イラストとワークを通して、子ども自身が楽しみながら心の力を高められます。
基礎編では心と体のつながりや、人との関わり方、 ストレスの活かし方など、立ち直る力の土台を学びます。
実践編では「いろんな人と話す」「短所を長所に変える」 「気持ちを上手に伝える」など、日常生活で使える56の具体的なワークが紹介され、 子どもが自分で取り組みながらレジリエンスを育むことができます。 学校や家庭での実践にも適した一冊です。
(読者の口コミより)・とても分かりやすい内容です。一つ一つ落ち込みを解消する取り組みがあり、とても参考になります。
目次
第1部 基礎編―レジリエンスを支える力 人には落ちこみから回復する力がある 立ち直るとき人は成長する 「元気!」「しなやか」「へこたれない」 体と心はつながっている 明るい心が幸せを呼ぶ ほか 第2部 実践編―レジリエンスを育てるワーク 元気な心 しなやかな心 へこたれない心
レジリエンスが身につく 自己効力感の教科書
レジリエンスの土台となる「自己効力感」を、理論と実践の両面から学べる書籍です。
著者は自己肯定感の研究を重ねてきた立場から、 「自信は気持ちではなく、身につけられる力」であることを解説しています。 自己効力感とは、「自分ならできる」と自分の能力を信じて行動できる認知の状態で、 スタンフォード大学の研究をもとに提唱された概念です。
本書では成功体験を積む方法、他者の成功から学ぶ視点、 言葉による励ましの活かし方、心身の状態を整える工夫という4つのアプローチを紹介。 困難から立ち直る力を高めたい人に実践的な指針を与えてくれます。
(読者の口コミより)・自己効力感という言葉は知っていたけど、「根拠のある自信」として体系的に説明されているのが新鮮だった。特に、自己効力感を高める4つの要素(成功体験、代理経験、言語的説得、生理的状態)は、営業や育児、転職にも応用できると感じた。
目次
第1部 これからの時代を生き抜くために必要な「自己効力感」の基礎 先行き不透明な時代に必要な自己効力感 自己効力感で「やり抜く力」と「レジリエンス」が強化できる 第2部 自己効力感を4つのアプローチから高める方法 自己効力感を高める方法1 達成 成功 体験…自分で直接体験してみる 自己効力感を高める方法2 代理体験をする…他者の成功体験をお手本にする 自己効力感を高める方法3 社会的・言語的説得…他者の言葉による励ましや説得 自己効力感を高める方法4 生理的・情緒的状態の管理…心身の健康を保つ
マンガでやさしくわかるレジリエンス
レジリエンスをマンガで学べる入門書です。 物語の主人公・須藤玲紗は広告代理店に転職したばかりで、 慣れない業務や多忙な仕事、厳しい上司との関係など、 日々ストレスを抱えています。 大きなミスを経験した玲紗がどのように心を立て直していくかを追う中で、 読者はレジリエンスの実践法を自然に学べます。
ネガティブな感情のコントロール法やマイナスの思い込みへの対処法、 自信の回復、自分の強みを仕事に活かす方法まで幅広くカバー。 マンガ形式で具体的な状況と対策が示されるため、日常生活や仕事で役立てられます。
(読者の口コミより)・失敗した時の感情コントロール法、どん底からでも再出発できる自信の付け方など。 「レジリエンスって何だろう?」といった方の一冊目におすすめです。
目次
Prologue レジリエンスとは 1 ネガティブ感情をコントロールする 2 マイナスの「思い込み」を手なずける 3 社会的支援を得る 4 自信を立て直す 5 自分の「強み」を仕事に活かす
世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方
学歴やIQよりも重要とされる「レジリエンス」を、 科学的根拠に基づいて鍛える方法を解説した書籍です。
成果を出し続ける人と途中で挫折してしまう人の違いに注目し、 その分かれ目が逆境への向き合い方にあると説きます。 ネガティブ感情の整理、思い込みの修正、自信の高め方、 強みの活かし方、支えてくれる人間関係の築き方など、 7つの技術を段階的に紹介。
認知行動療法やポジティブ心理学の研究を取り入れたトレーニングは、 ビジネスだけでなく日常生活にも応用可能。 「無理」と諦める前に一歩踏み出す力を身につけたい人に役立つ一冊です。
(読者の口コミより)・レジリエンスの基本的な考え方を学ぶのに、良い内容です。各所で活躍されている方についてパフォーマンスが発揮される為の気持ち等頭の整理の仕方など、自分の考え方癖を考えさせられました。
目次
序章 レジリエンスを学ぶ前に 第1章 第一の技術―ネガティブ感情の悪循環から脱出する! 第2章 第二の技術―役に立たない「思いこみ」をてなずける 第3章 第三の技術―「やればできる!」という自信を科学的に身につける 第4章 第四の技術―自分の「強み」を活かす 第5章 第5の技術―こころの支えとなる「サポーター」をつくる 第6章 第六の技術―「感謝」のポジティブ感情を高める 第7章 第七の技術―痛い体験から意味を学ぶ
折れない心のつくりかた はじめてのレジリエンスワークブック
日常のストレスや困難に負けず、 自分の心を強くするための実践的ワークブックです。
米ペンシルベニア大学の教授らによって開発された 「レジリエンス・トレーニング」をベースに、 7つのワークで心を鍛える方法を紹介しています。
自分の思考や感情を客観的に分析する「ABC分析」から始まり、 「思考のワナ」や無意識の信念「氷山思考」を見つけ、 書き換えるステップへ進みます。 また、緊急時に心を落ち着けるエクササイズや、 リアルタイムで思考に反論する方法も学べます。 自分で書きながら実践できるので、 着実にレジリエンス力を高められる一冊です。
(読者の口コミより)・日本人はセロトニンの脳内リサイクルが少ないことや、深呼吸の大切さ等を学べました。
レジリエンスの心理学: 社会をよりよく生きるために
困難な状況に適応する力である「レジリエンス」を深く掘り下げ、 その概念から実践的な活用法まで解説しています。
レジリエンスがどのように生まれ、どのように測定されるのかを説明し、 臨床や教育の現場でどのように応用されるかについても述べています。
日常生活における人間関係やライフキャリア、 さらには身体活動やスポーツを通じて、 どのようにレジリエンスを高めていけるかにも触れています。 レジリエンスの向上がどれほど重要かを理解できる内容です。
(読者の口コミより)・手堅く纏められていて、学術的入門書として使えるだろう。
目次
第1部 レジリエンスの概念と測定 レジリエンスとは 危険因子と保護因子 レジリエンスの測定 ほか 第2部 レジリエンスと臨床・教育 臨床場面でのレジリエンス 教育場面でのレジリエンス レジリエンス介入の試み ほか 第3部 レジリエンスと日常生活 レジリエンスと人間関係 レジリエンスとライフキャリア レジリエンスと身体活動・スポーツ ほか
チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくり方
個人ではなく「チーム」として困難を乗り越える力=チームレジリエンスを解説した書籍です。
国内外の研究成果をもとに、 変化が激しく不確実な時代にチームが陥りがちな失敗を明らかにします。 耐える、逃げる、責任転嫁するといった個人任せの対応が、 かえって組織を弱くする点は重要な指摘です。
本書では、1.困難に対処する、2.経験から学ぶ、3.被害を最小化するという3つのステップを軸に、 課題の整理方法や振り返りの進め方、 事前対策の考え方を紹介。 チームの危機を成長の機会に変えたい人にヒントを与えてくれます。
(読者の口コミより)・理論だけでなく、民間の出来事なども整理、解説されており、私自身も共感するところが多くありました。 特にチームに閉塞感を感じているリーダー以上の社会の人には刺さるポイントが多いのではないでしょうか。
目次
第1章 チームの困難と不確実性の科学 チームが乗り越えるべき「困難」とは何か 不確実性の時代が生み出すわからなさの悪循環 第2章 困難を乗り越えるチームレジリエンス チームレジリエンスとは何か? 3つのステップでチームレジリエンスを発揮する 第3章 レジリエントなチームは課題を定めて対処する チームで困難を乗り越えるのはなぜ難しいのか? 困難を解決可能な課題に具体化する プロジェクト化して課題解決に挑む ストレスに負けないチームをつくる 第4章 レジリエントなチームは困難から学ぶ 同じ轍を踏まないために困難から学ぶ 「チームレジリエンス型」の振り返り 今後に活きる教訓をつくる 第5章 レジリエントなチームは被害を最小化する 取り返しのつかない事態を事前に最小化する 困難を早期発見する 困難に備えて事前対策する
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