行動経済学を学ぶ!おすすめ本11選(2026年)

私たちが日々行う選択は、時に理屈では説明できないものです。 行動経済学は、そのような不思議な現象に光を当てる学問であり、 人間の思考や行動のメカニズムを解明します。 この分野に関する書籍は単なる理論書ではなく、実生活に役立つ知恵が詰まっています。

ここでは行動経済学に関するおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

行動経済学が最強の学問である

行動経済学が最強の学問である
相良 奈美香(著)
発売日: 2023-06-02

10万部突破のベストセラー本です。

世界中の企業が「行動経済学を学んだ人材」を求め、競争が激化している現状を紹介し、 行動経済学がビジネスパーソンにとって不可欠な教養であることを述べています。

「ナッジ理論」や「プロスペクト理論」など、主要な理論を初めて体系化し、 理解しやすく解説。 さらに、認知のクセや感情が意思決定に与える影響についても触れ、 実生活やビジネスに役立つ知識を提供しています。 行動経済学の本質を掴むための入門書としておすすめです。

(読者の口コミより)

・私たちの普段の行動や意思決定がいかに非合理的に行われているかを、数々の研究や実験を通して、行動経済学の観点から教えてくれます。 その非合理の原因である人の心理について体系化して説明をされており、分かりやすく理解することができます。

目次

序章 本書といわゆる「行動経済学入門」の違い
 そもそも行動経済学は「なぜ生まれた」のか?
 「従来の行動経済学」は体系化されていない ほか

第1章 認知のクセ―脳の「認知のクセ」が人の意思決定に影響する
 認知のクセを生む「大元」は何か?
 システム1が「さらなる認知のクセ」を生み出す ほか

第2章 状況―置かれた「状況」が人の意思決定に影響する
 人は状況に「決定させられている」
 「多すぎる情報」が人の判断を狂わせる ほか

第3章 感情―その時の「感情」が人の意思決定に影響する
 そもそも「感情」とは何か?
 「ポジティブな感情」は人の判断にどう影響するか? ほか

エピローグ あなたの「日常を取り巻く」行動経済学
 「自己理解・他者理解」と行動経済学
 「サステナビリティ」と行動経済学 ほか

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
ダン アリエリー(著), Dan Ariely(原名), 熊谷 淳子(翻訳)
発売日: 2013-08-23

行動経済学ブームを牽引したベストセラー本

私たちの行動がいかに「不合理」であるかを明らかにする名著です。 実験を通じて人間の意思決定に潜む滑稽さを解説し、 例えば「現金は盗まないが鉛筆なら平気で失敬する」といった事例を挙げます。

私たちがなぜ安い報酬でやる気を失ったり、 高価なプラセボ薬が効くと感じたりするのかも探求しています。 行動経済学の主要な理論を体系的に学べる一冊です。

(読者の口コミより)

・無意識で「それ」を選ぶわけが、言語化されていてとても面白かった。 人間の行動の摩訶不思議さの理由がよくわかる。 不合理な行為が経済をまわす。 一回は目を通しておいた方が良い、おすすめ本です。

目次

相対性の真相
需要と供給の誤謬
ゼロコストのコスト
社会規範のコスト
無料のクッキーの力
性的興奮の影響
先延ばしの問題と自制心
高価な所有意識
扉をあけておく
予測の効果
価格の力
不信の輪
わたしたちの品性について その1
わたしたちの品性について その2
ビールと無料のランチ

武器としての行動経済学: 「売れる」のウラ教えます

武器としての行動経済学: 「売れる」のウラ教えます
弓削徹(著)
発売日: 2025-04-15

行動経済学を「売れる仕組みを生み出す武器」として解説した書籍です。

経済学と心理学の融合である行動経済学を、 実際の販売・広告・価格設定などのビジネス現場にどう活かすかを、 豊富な事例とともに紹介しています。

選択肢の出し方で即決率を高める「選択のパラドクス」や、 人気を演出して購買意欲を高める「バンドワゴン効果」など、 人の無意識を動かす41のテクニックを収録。 店舗運営からBtoB営業まで役立つ、 実践的なマーケティングと心理戦略の指南書です。

(読者の口コミより)

・夜中に通販番組で買ってしまうのも、youtubeの広告で買ってしまうのも こうやって説明されると「納得」となって面白いです。

・商品の「売れる」のウラ側が知れます。

目次

プロローグ 個人にも!会社にも!「行動経済学」は役に立つ
 BtoBにおいても「非合理的な判断」が下されるワケ
 BtoBにおいては行動経済学を「逆手にとる」といい!

第1章 売り方/商談 売り方の視点を変えると売上は激伸びする!
 即決購入してもらうには選択肢を3つにする[選択のパラドクス]
 売れはじめた商品の拡販は人気を演出する[バンドワゴン効果] ほか

第2章 広告表現 「それなら欲しい!」と言わせる表現を探せ!
 高額商品を売るなら表現手法を工夫する[フレーミング効果]
 買物での失敗を恐れる人には第三者の評価を伝える[ウィンザー効果] ほか

第3章 価格決定 値札のつけ方一つで利益は大きく変わる!
 高額商品を売るなら価格を武器にする[ヴェブレン効果]
 価格をおトクに感じてもらうには比較を見せる[アンカリング効果] ほか

第4章 ブランド化 長く愛される商品を育てるにはココに着目する!
 ファンを固定化するには統一イメージを発信する[一貫性の原理]
 ユーザーを本気にするなら小さな同意からはじめる[コミットメント] ほか

NUDGE 実践 行動経済学 完全版

NUDGE 実践 行動経済学 完全版
リチャード・セイラー(著), キャス・サンスティーン(著), 遠藤 真美(翻訳)
発売日: 2022-11-17

ノーベル経済学賞を受賞した二人による行動経済学の書籍です。

ナッジとは、強制や禁止をせずに人々の選択を後押しする手法で、 日常生活の中で「うっかり」や「知らなかった」損失を防ぐ方法を提案します。 具体的には、サブスクリプションの解約忘れや医療保険の賢い選び方など、 多彩な事例が紹介されています。

また、健康的な生活を自然に促す方法や、 新型コロナウイルスワクチン接種率向上の成功事例も取り上げられています。 行動経済学を理解するための優れた入門書です。

(読者の口コミより)

・ノーベル経済学賞を取った教授の著作ではあるし、分厚いけれども、 わかりやすい根拠を積み上げているだけなので、非常に読みやすい。というか、 身の回りに溢れている事柄なので、理解がしやすいと感じた。

・かなり、文字数が多く全部読むのに時間がかかりました。 読み切るのに根気が必要。

ビジネス教養 行動経済学 (サクッとわかるビジネス教養)

ビジネス教養 行動経済学 (サクッとわかるビジネス教養)
阿部 誠(監修)
発売日: 2021-03-10

行動経済学の基本をわかりやすく解説した一冊です。 知識ゼロの人でも理解できる内容になっています。

人間の非合理的な意思決定を学ぶことで、 営業や企画に役立つ実践的な知識を得られます。 例えば、宿泊予約サイトでリアルタイムの閲覧者数を表示することで、 利用者に「人気のホテル」と思わせる手法を紹介。

イラスト図解を多用し、 具体的な事例を通じて行動経済学を日常やビジネスに活かす方法を提供します。 ビジネスパーソンにおすすめの一冊です。

(読者の口コミより)

・漫画と文章の量がちょうど良いのでテンポ良くすらすらと読めます。

・いろんな行動経済学の本が出ていますが、 入口の本として適切。読みやすく、分かりやすい。

目次

第1章 基礎から学ぶ!知って得する行動経済学の考え方
第2章 人間らしい心の動き―ヒューリスティック
第3章 意思決定の仕組み―プロスペクト理論
第4章 マーケティングに活かす!行動経済学の活用事例
第5章 行動経済学の目玉!ナッジ理論
第6章 ビジネスで役立つ!行動経済学の応用法

世界は行動経済学でできている

世界は行動経済学でできている
橋本 之克(著)
発売日: 2025-02-27

専門的に見られがちな行動経済学を、 仕事や生活で実際に役立つ「使える知恵」として紹介する一冊です。

上司の決裁をもらうタイミングや、責任を押しつける同僚、 自信過剰な部下などビジネスでの難題から、 「セールに飛びついて後悔する」「ネット通販でつい買いすぎる」 といった日常の買い物の失敗、さらに家事分担や子育ての悩みまで、 私たちが直面する身近な“あるある”を題材に解説。

アンカリング効果、現在志向バイアス、 フォールスコンセンサス効果など多彩な理論をわかりやすく活用し、 状況改善に直結する方法を提示します。

(読者の口コミより)

・「Googleの社員食堂は食事もお菓子もジュースも取り放題で、 入社後に太る社員が多い。そんな中、 ある工夫をしたことで社員の摂取カロリーを大幅に減らすことができた。 その方法は?」という問いかけから始まる。 自分で仮説をたてながら読んだり、「あるある笑」と思って楽しく読める。

目次

◎第1章 誰もが相手を「都合よく動かしたい」と思っている
 スムーズに上司の決裁をもらいたければ夕方を狙え(決定麻痺) 
 「月1で3カ月」より「3日連続」のほうが好意につながる理由(ザイオンス効果) 
 高額な「おねだり」を成功させるコツ(参照点依存性) など
◎第2章 他人に「勝手な期待」をしてしまう理由
 行列に並ぶ人は「思考停止状態」になっている(バンドワゴン効果) 
 なぜ上司は、昨日と今日で言っていることが変わるのか?(後知恵バイアス)
 私たちは「変化しないもの」に安心感を覚える(一貫性の原理) など
◎第3章 「怠惰な自分」を最適化する方法
 「1年の計は元旦にあり」は行動経済学的に誤りだった(現在志向バイアス)
 「もう使わないもの」が捨てられない理由(損失回避、保有効果) 
 「失敗が怖くて挑戦できない」のは性格のせいじゃない(後悔の回避) など
◎第4章 私たちは、なぜ「自分は正しい」と思い込んでしまうのか
 「ジャイアニズム」に潜む行動経済学とは(フォールスコンセンサス効果) 
 「能力が低い人ほど自分を過大評価する」のはなぜか?(ダニング=クルーガー効果)
 「自分が信じたいものだけを信じること」の落とし穴(確証バイアス) など

こども行動経済学 なぜ行動経済学が必要なのかがわかる本

こども行動経済学 なぜ行動経済学が必要なのかがわかる本
バウンド(著), 犬飼佳吾(監修)
発売日: 2022-07-15

行動経済学の基本を小学生高学年向けにわかりやすく解説した一冊です。

人間が合理的に行動しない理由に焦点を当て、 心理学的視点を交えながら日常生活での選択を考察します。 具体的には、宝くじやおこづかいの使い方、ナッジ理論など、 子どもたちが身近に感じられる事例を通じて、損得の考え方を育むことを目的としています。

また、家庭内でのコミュニケーションを促進するテーマも取り入れられ、 親子で対等に話し合う環境を大切にしています。

(読者の口コミより)

・このシリーズはどれも充実した内容。 とくに本書「行動経済学」編は、大学生や大人も、知っておくと役立つ内容。

・子供のために買いましたが、先に目を通すつもりが、つ いつい自分が全部読んでしまいました。大人にも勉強になると思います。

目次

第1章 こんなとき、どれを選ぶ?どう思う?
第2章 人間はよくわからない行動をする!?
第3章 「行動経済学」と「経済学」は何が違うの?
第4章 思考のクセ「バイアス」を知っておこう!
第5章 人の心を誘導する「ナッジ理論」
第6章 行動経済学を日常生活で使ってみよう
第7章 行動経済学をうまく使うための心がまえ

勘違いが人を動かす 教養としての行動経済学入門

勘違いが人を動かす 教養としての行動経済学入門
エヴァ・ファン・デン・ブルック(著), ティム・デン・ハイヤー(著), 児島 修(翻訳)
発売日: 2023-11-01

海外で絶賛されたベストセラー本の翻訳書です。 認知バイアスが私たちの行動にどのように影響するかを探っています。

71の科学的手法を通じて、 日常生活やビジネスシーンでの選択がどのように 「勘違い」によって左右されるかを分かりやすく解説します。

例えば、スーパーで野菜売り場から始まる理由や、 特定の言葉がお願いを受け入れやすくする仕組みなど、 具体的な事例が豊富に紹介されています。 行動経済学を学ぶための入門書としても最適です。

(読者の口コミより)

・人が行動に移すときの本当の根拠みたいなことがいつもわからずじまいだ。 この本を通じて、例えばインバウンドが多くなったことが 観光力が上がった日本ということではなく、 単なる円安と言うような事実などの話にも通じてよくわかった。

目次

第1章 脳に騙される私たち―自分にとって都合のいいことばかり考えてしまう理由
第2章 なぜ人は怠けてしまうのか―「面倒くさい」を脱し「すぐやる人」になる方法
第3章 「想像の痛み」から逃げたい―不安やストレスに振り回されない技術
第4章 「人と同じ」じゃないと不安―「同調」と「社会性」を使いこなす
第5章 「今すぐ欲しい」が「まだやりたくない」―「時間」を効率的に使うコツ
第6章 知らぬ間に注目している―誘惑の仕組みを利用する
第7章 報酬はどう与えるべきか―「アメとムチ」をうまく使うために

人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学

人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学
松本 健太郎(著)
発売日: 2020-07-11

データサイエンティストの著者が人間の非合理的な行動を探求した一冊です。

「人間の50%はクズである」とし、私たちが抱える強欲や怠惰、矛盾を通じて、 なぜ「キレイごと」よりも本音が受け入れられるのかを解説します。

例えば、健康志向のサラダよりも高カロリーなハンバーガーが選ばれる理由や、 怒りが人を動かすメカニズムについて具体的な事例を挙げています。 マーケティングや心理学に興味がある人にとって非常に刺激的な内容となっています。

(読者の口コミより)

・データや、ビジネス的観点から、わかりやすい例をあげてきたこの本が、 実は人間の深淵にある善と悪の心との関わりに根差していたことが語られる。

目次

序章 ヒット商品には必ず“悪”の顔がある
第1章 人は「強欲」な存在である
第2章 「怒り」が人を動かす
第3章 人は「怠惰」な動物である
第4章 言葉は人を騙す
第5章 嘘は真実より美しい
第6章 人は「矛盾」に満ちている

なぜ人はそれを買うのか? 新 行動経済学入門

なぜ人はそれを買うのか? 新 行動経済学入門
池上彰(監修)
発売日: 2025-08-13

人の心理と行動原理を軸に、 ビジネスや日常生活で役立つ行動経済学を解説する入門書です。 人は必ずしも合理的に行動せず、 「損を避けたい」という心理や「選択肢の与え方」に大きく影響されます。

価格設定に効くアンカリング効果や「当店人気No.1」といった購買行動を促す仕掛け、 二択より三択の効果、プロスペクト理論、ナッジといった 最新理論を紹介。 豊富なイラストで直感的に理解できる構成となっており、 マーケティングや商品企画に関心のある人はもちろん、 普段の買い物や意思決定を賢くしたい人にもおすすめの一冊です。

目次

introduction そもそも行動経済学とは何か?
序章 経済は「人の心」で動いている!~行動経済学のキホン~
第1章 身近にあふれる!行動経済学を利用したビジネス戦略
第2章 意思決定をする直感~「ヒューリスティック」とは?~
第3章 「損したくない」が行動を決める!?~「プロスペクト理論」とは?~
第4章 人は将来よりも「今」を重視する!~「現在バイアス」「社会的選好」とは?~
第5章 人を操る魔法の理論~「ナッジ」とは?~
第6章 行動経済学が切り拓く未来

ビジネスパーソンのための使える行動経済学~ナッジ理論で人と組織が変わる

ビジネスパーソンのための使える行動経済学~ナッジ理論で人と組織が変わる
竹林正樹(著)
発売日: 2024-10-26

正論だけでは人は動かないという視点から、 行動経済学を通じて組織や個人の行動を変える手法を学ぶことができる一冊です。

認知バイアスに基づく人間の行動を理解し、 効果的に人を動かす方法を紹介。 例えば、優秀な若手社員が辞めてしまう理由や、 モチベーションを高めるためのナッジの活用法が解説されています。

各章では、労働生産性を向上させるための戦略や、 居心地の良い職場環境を作るための工夫が提案されており、 ビジネスパーソンに役立つに内容です。

(読者の口コミより)

・本書は認知バイアスの話から始まるが、認知バイアスの紹介本ではなく、 認知バイアスを利用(逆用)して、行動を変える「ナッジ」の方法を一覧化した本だ。 認知バイアスの話も、よく知られた現在バイアス、確証バイアス、 損失回避バイアス、生存者バイアス等から、 内集団バイアスや極端性回避バイアス等知らないものまで、数多く網羅されている。

目次

第1章 すれ違いの原因・認知バイアス―見えている世界がこんなに違う
第2章 人を動かすには?―認知バイアスが強い人にこそ、ナッジを
第3章 成果が出ないと感じたら―労働生産性を高めるためのナッジ
第4章 モチベーションが低くなったら―やる気を引き出すためのナッジ
第5章 働きやすい職場環境を作るには?―居心地のいいオフィスのためのナッジ
第6章 ビジネスパーソンの行動経済学―行動経済学は人生を変える

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