地政学を学ぶためのおすすめ本12選(2026年)

世界情勢が激しく変化する現代、 国際ニュースをより深く理解するのに役立つ教養が「地政学」です。

地政学とは、国家の地理的条件が政治・経済・軍事などに与える影響を分析する学問です。 歴史上多くの紛争や戦争は、国家間の地理的な優劣が原因で起こってきました。

ここでは地政学を学ぶのにおすすめの書籍を、 ランキング形式で1位から順番に紹介します。

エブリシング・ヒストリーと地政学 マネーが生み出す文明の「破壊と創造」

エブリシング・ヒストリーと地政学 マネーが生み出す文明の「破壊と創造」
エミン・ユルマズ(著)
発売日: 2025-10-23

エミン・ユルマズ氏が「お金=マネー」を軸に、 文明の盛衰と地政学を読み解くビジネス教養書です。

ローマ帝国のデナリウス貨劣化やスペインの金融緩和、 明治維新とマネタリーシステムの歪み、 アメリカ関税史から読み解くトランプ氏の行動原理など、 多彩な歴史事例を通じて、資源戦争・貿易戦争・基軸通貨戦争・技術戦争の四つの軸を解説します。

さらに、すべてのバブルは崩壊するという歴史法則、 米中の半導体をめぐる攻防や中東情勢まで視野に入れ、 「文明を繁栄させるお金」と「崩壊させるお金」の違いに迫ります。

(読者の口コミより)

・お金とは、金融とは何か、を歴史的に紐解いて人類の賢さ愚かさをエミンさん独自の視点、歴史観で解説されている賢著です。古代の経済史の変遷から地政学まで学べる優れた一冊です。

あの国の本当の思惑を見抜く 地政学

あの国の本当の思惑を見抜く 地政学
社會部部長(著)
発売日: 2025-01-24

地理を通して国家の行動原理を解き明かす一冊です。 アメリカがなぜ攻めにくく、ロシアがなぜ領土を広げ続けるのか、 中国とアメリカがどれほど似ているかなどを、地形という視点から具体的に解説します。

国はその地理的条件という「檻」に縛られた囚人のような存在。 その現実を知ることで、ニュースの背後にある本質が見えてきます。 世界を「自分の頭で考える」ための一冊です。

(読者の口コミより)

・普段国際情勢を見る場合に、国家元首や国のイメージに引っ張られて、他の国を悪だとか善だとかという様に捉えがちだが、この本を読み、地政学をもとに俯瞰して世の中を見れるようになったと感じる。

目次

序章 今、地政学を学ぶ意義
第1章 アメリカ 強そうで弱い国
第2章 ロシア 平野に呪われた国
第3章 中国 海洋国家になろうとする大陸国家
第4章 日本 大陸国家になろうとした海洋国家
終章 地政学から学べること

13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海

13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海
田中 孝幸(著)
発売日: 2022-02-25

20万部突破の書籍です。 高校生・中学生の兄妹と架空の人物「カイゾク」との対話形式で、 地政学の基本的な概念を平易に解説しています。

なぜドルが世界中で使われるのか、領土問題の本質、 地形が国の運命を左右する理由など、 ストーリー仕立てのわかりやすい構成で現代の国際問題を解説した一冊です。

(読者の口コミより)

・地政学は難しそうで、どのように学んだら良いか分からなかったけど、この本でかなり基本を押させられます。 日本から外を見て、また、日本のことを見てみる。広い視野を持つことの重要性が分かりました。

目次

1日目 物も情報も海を通る
2日目 日本のそばにひそむ海底核ミサイル
3日目 大きな国の苦しい事情
4日目 国はどう生き延び、消えていくのか
5日目 絶対に豊かにならない国々
6日目 地形で決まる運不運
7日目 宇宙からみた地球儀

地政学が最強の教養である “圧倒的教養”が身につく、たった1つの学問

地政学が最強の教養である “圧倒的教養”が身につく、たった1つの学問
田村耕太郎(著)
発売日: 2023-01-06

地政学が最強の教養であると主張し、 地政学を学ぶことで経済学、哲学、歴史学、宗教学、文化人類学、 政治学、地理学など様々な学問の知見を一気に身につけられると述べています。

地政学が最強の教養である理由や、地政学の思考法、 アメリカと日本の「島国」の地政学など、 地政学の重要性や学ぶメリットを解説している書籍です。

(読者の口コミより)

・地政学の観点から「相手目線で物事を捉え思考を巡らせる」ことがいかに難しく、大切なことなのかを教えてくれた教養本でした!!

目次

第1章 なぜ地政学が最強の教養なのか?
第2章 「地政学の思考法」を授けよう
第3章 「島国」の地政学―アメリカ・日本
第4章 「内陸×大国」の地政学―中国・ロシア
第5章 その他の地政学―中東・インド・東南アジア・ヨーロッパ
第6章 未来の地政学
第7章 日本がやるべきことは

サクッとわかる ビジネス教養 新地政学

サクッとわかる ビジネス教養 新地政学
奥山真司(監修)
発売日: 2024-07-11

地政学の第一人者、奥山真司氏の監修によるベストセラー本 『サクッとわかるビジネス教養 地政学』の新装改訂版です。

新たに加わったのは、パレスチナ・イスラエル戦争、 ロシアのウクライナ侵攻、 台湾有事、アメリカの分断の4つのトピックです。

リアリズムを含む6つの概念を基に、 国際情勢の背景を深く学べます。初心者から専門家まで役立つ一冊です。

(読者の口コミより)

・イラストで擬人化された国。ユニークで読みやすい。

・宗教、民族など歴史的な背景を分かりやすく解説。現在の世界情勢を理解するのに役に立つ。

目次

1 地政学のルールを理解せよ! 基本的な6つの概念
 地政学を駆使すれば世界を「コントロール」できる!?
 他国をコントロールする戦略 「バランス・オブ・パワー」は、要するに猿山理論 ほか

2 関係国とのリアルな情勢を知る 日本の地政学
 地政学で考える日本の特徴
 結局のところなんで北方領土はロシアから返還されない? ほか

3 世界を動かす大国の戦略が見える アメリカ・ロシア・中国の地政学
 地政学で考えるアメリカの特徴
 三大戦略地域
 1
アジア 中国の急成長に対するアメリカの思惑は? ほか

4 さまざまな思惑が複雑に絡み合う アジア・中東・ヨーロッパの地政学
 地政学で考えるアジアの特徴
 中国の裏で実は急成長 台頭するインドと中国の対立について教えて! ほか

60歳からの知っておくべき地政学 (扶桑社新書)

60歳からの知っておくべき地政学 (扶桑社新書)
髙橋洋一(著)
発売日: 2024-12-22

大きな転換期を迎えている世界の動きと、 それに対する日本の立ち位置を解説する一冊です。

米中対立やウクライナ戦争などを背景に、アメリカや中国、ロシア、 インドといった主要国の地政学的な戦略を読み解きます。 また、移民政策や経済安全保障など、 私たちの暮らしにも直結するテーマも網羅。

定年後を迎えた世代に向けて、「いま何が起きているのか」「 これからどう備えるべきか」を考えるヒントが詰まっています。

(読者の口コミより)

・納得! 世界の状況と何故戦争が無くならないのか? うっすらだけど分かった

目次

序章 「戦争を知る」ことが地政学
第1章 「イデオロギー」の冷戦時代
第2章 「中国経済」「ロシア軍事」包囲網時代
第3章 「機構」から読み解く新冷戦時代
第4章 国益に繋がる経済・通商政策
第5章 新冷戦時代の外交・安全保障
終章 喫緊に迫る「危機」と未来の「希望」

ビジネス教養 地政学 (サクッとわかるビジネス教養)

ビジネス教養 地政学 (サクッとわかるビジネス教養)
真司, 奥山(監修)
発売日: 2020-06-13

20万部突破の書籍です。 防衛省の幹部に教える、地政学の第一人者・奥山真司氏が伝授する地政学の本。

地政学の5つの重要概念(チョークポイント、シーパワー・ランドパワーなど)を軸に、 各国の行動原理を紐解き、 ロシアとウクライナの関係、中国の一帯一路、北方領土問題など、 ニュースで取り上げられる国際情勢の背景が理解できます。

(読者の口コミより)

・本書で歴史的な経緯やそれぞの国の考え方を地政学という考え方で見ることで、各国の戦略や他国へのアプローチの意図を知ることができた。 今後は世界で起きてるニュースの見方が本当に変わると感じました。

目次

1 Basic Knowledge
 地政学のルールを理解せよ!基本的な6つの概念
 基本的な概念1 地政学を駆使すれば世界を「コントロール」できる!?
 基本的な概念2 他国をコントロールする戦略「バランス・オブ・パワー」は、要するに猿山理論 ほか

2 Japanese Geopolitics
 関係国とのリアルな情勢を知る 日本の地政学
 地政学で考える日本の特徴

3 Great power Geopolitics
 世界を動かす大国の戦略が見える アメリカ・ロシア・中国の地政学
 地政学で考えるアメリカの特徴
 地政学で考えるロシアの特徴 ほか

4 Other places Geopolitics
 さまざまな思惑が複雑に絡み合う アジア・中東・ヨーロッパの地政学
 地政学で考えるアジアの特徴
 地政学で考える中東の特徴 ほか

世界史で学べ! 地政学 (祥伝社黄金文庫)

世界史で学べ! 地政学 (祥伝社黄金文庫)
茂木誠(著)
発売日: 2019-04-12

予備学校で世界史を教える講師・茂木誠氏による地政学の書籍です。

アメリカは「島国」、ヨーロッパは「半島」といった地理的特性や、 中国の海洋進出戦略と「悪魔化」した姿勢、 朝鮮半島が侵略の宿命を帯びてきた経緯、 インド台頭が世界に与える影響など、 国家間の対立を地理的条件から説明する「地政学」の考え方を分かりやすく解説した一冊です。

(読者の口コミより)

・地政学そのものについてではなく、世界情勢を地政学の視点から俯瞰してみたような内容。 世界史の概要の復習になったり、これまでとこれからの世界情勢を読み取るポイントも散見されたように思う。

目次

第1章 アメリカ帝国の衰退は不可避なのか?
第2章 台頭する中国はなぜ「悪魔」に変貌したのか?
第3章 朝鮮半島―バランサーか、コウモリか?
第4章 東南アジア諸国の合従連衡
第5章 インドの台頭は世界をどう変えるのか?
第6章 ロシア―最強のランドパワーが持つ三つの顔
第7章 拡大しすぎたヨーロッパ―統合でよみがえる悪夢
第8章 永遠の火薬庫中東1 サイクス・ピコ協定にはじまる紛争
第9章 永遠の火薬庫中東2 トルコ、イラン、イスラエル
第10章 収奪された母なる大地アフリカ

地政学理論で読む多極化する世界:トランプとBRICSの挑戦

地政学理論で読む多極化する世界:トランプとBRICSの挑戦
篠田英朗(著)
発売日: 2025-07-30

トランプ政権の外交思想とBRICSの台頭を軸に、 急速に多極化する国際情勢を分析する一冊です。

トランプ氏が掲げた「MAGA」が示す19世紀型アメリカ像や、 ロシアの新ユーラシア主義、中国の一帯一路、 インドの非同盟戦略といった各国の動きを、 英米系・大陸系という二つの地政学視座から解き明かします。

グローバル化を否定する潮流の中で、有力国がどのように自己の生存を模索し、 世界秩序を再編していこうとしているのか。 混迷を深める国際社会を理解するための指針を与えてくれる書籍です。

(読者の口コミより)

・BRICSとトランプ大統領のアメリカについて、国際社会の動態論の観点から書かれた本として稀有な内容。歴史の潮流がわかる。地政学理論の応用も明晰。

目次

第一章 多極化する世界:トランプの再登場とBRICSの存在感
第二章 地政学理論から見たBRICSの拡大
第三章 トランプ大統領の新しい19世紀の外交政治思想
第四章 ロシア:新ユーラシア主義の拡張主義とBRICSの南下政策
第五章 中国:中華思想の一帯一路推進とBRICSのシルクロード拡大
第六章 インド:ヒンドゥー至上主義の非同盟主義とBRICSの不拡大圏域
第七章 その他のBRICS諸国の思惑と位置づけ
終章

まんがでわかる 13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海

まんがでわかる 13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海
田中 孝幸(原著), 松浦 まどか(イラスト), 星井 博文(著)
発売日: 2024-04-03

ベストセラー本『13歳からの地政学』のマンガ化作品です。

高校生と中学生の兄妹が、謎の男「カイゾク」と出会い、 彼から世界の出来事について学んでいく構成になっています。

ロシアとウクライナの戦争や、 宇宙をめぐるアメリカと中国の対立など、 最新の時事問題についても解説しています。 活字よりもマンガの方が好きな方にはこちらの方がおおすすめです。

(読者の口コミより)

・13歳からのと記載されていますが、大人でも初めて地政学に触れる方には良い本だと思いました。 マンガで最近の話題を取り上げているため、わかりやすいと思います。

目次

第1章 情報も物も海を通る
 みんなが海で運ぶ理由
 海を制する国=超大国
 情報も海を通る
 日本は大国?

第2章 日本のそばにひそむ海底核ミサイル
 日本が核爆弾を持つ日は来るの?
 古代からあった地政学
 国際法の意味
 国連の最も大事な役目は?

第3章 大きな国の苦しい事情・小さな国の悲しい事情
 隣りの国と陸続きの不安
 平和はバランスから生まれる
 安全保障がまず第一
 民族が国を持つ難しさ

第4章 新しい時代の「地政学」
 多民族の国が豊かになるには
 気候変動が変える地政学
 過去の悪い行いに時効はあるの?
 宇宙の地政学

地図でスッと頭に入る地政学

地図でスッと頭に入る地政学
昭文社 出版 編集部(編集), 鈴木 達人(監修)
発売日: 2024-01-26

複雑な国際情勢を地理的視点から解説する書籍です。 ロシアのウクライナ侵攻、中国の一帯一路構想、インドのIT産業の躍進など、 現代の重要な地政学的問題を取り上げています。

地図や図解を用いて、各国の戦略や紛争の背景を分かりやすく説明し、 読者が世界情勢を地政学的に理解できるよう導きます。 また、移民問題や領土紛争など、 地理が関係する様々な国際問題についても詳しく解説しています。

(読者の口コミより)

・世界の動きの全体感を知るには良かったです。
新聞記事やTVニュースを見て、モヤモヤしていた地政学的事柄がハッキリした感じです。

目次

INTRODUCTION 地政学の基本を押さえよう
 地政学の概念―政治、経済、軍事、社会などより「地理」に着目することによって国際情勢を読み解こうとする学問
 バランス・オブ・パワー―対抗勢力が台頭してきたら、別の勢力と協力して叩きつぶす―。それが覇権国が立場を守る方法 ほか

1 地政学でよくわかる世界の最新ニュース
 ガザ侵攻―イスラエルによる強権的支配にイスラム組織ハマスがついに暴発!パレスチナ紛争に終わりはあるのか?
 ウクライナ戦争―欧米諸国の軍事同盟NATOとロシアの対立が、ウクライナへの侵略を招いた! ほか

2 大国の戦略・思惑を地政学で読み解く
 中国の一帯一路構想―ユーラシア大陸に巨大経済圏誕生?中国が推進している一帯一路には深い闇が隠されていた!
 ロシアのエネルギー戦略―原油や天然ガスで欧州を支配。大国ロシアが展開してきたエネルギー資源の武器化戦略 ほか

3 世界の経済事情を地理的視点で解釈する
 インドのIT産業―インド経済を牽引するIT産業。その成長を促進したのはアメリカとの12時間の時差!
 アメリカのシリコンバレー―アップルやグーグルが生まれたIT産業の聖地シリコンバレー。この地域のもつ地の利とは? ほか

4 各地で起こる紛争や諸問題を地政学で学ぶ
 中国の領土・領海拡張問題―係争地を一方的に自国領に。中国が作成した「新地図」に周辺諸国は怒り心頭!
 移民・難民問題―貧困や紛争から逃れて、豊かな地を目指す移民・難民が欧州各国やアメリカを悩ませる ほか

地政学がマンガで3時間でわかる本

地政学がマンガで3時間でわかる本
ケント・ギルバート(著)
発売日: 2025-04-15

世界情勢を理解するための地政学入門書です。 国家の行動を左右する地理的条件に加え、 経済摩擦やサイバー空間での競争など、 現代ならではの「新地政学」の視点を取り入れ、 国際関係の本質をわかりやすく解説しています。

マンガと図解を活用し、複雑なテーマも直感的に理解できる構成となっており、 最新ニュースや世界の紛争の背景から、日本の未来予測まで幅広くカバー。 ニュースを表層的に追うだけでは見えない、国の戦略や動きの根底を知ることができる一冊です。

目次

第1章 地政学で読む世界の最新ニュース
第2章 世界の紛争の背景を地政学で学ぶ
第3章 地政学の基礎を知る
第4章 地政学を知らないと世界経済はわからない
第5章 日本の未来予想図
第6章 地政学こそ未来予測の最強ファクター


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